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てらまち・ねっと



 ここのところ、14日(日)が提出の期限日(必)の最高裁あての文書を作っている。
 そこで頭をリラックスさせるために・・・
    ほんわかした情報を見た。
       いくつかを記録して比べる。
 
 「草食系」の「男子」とか「女子」とか・・・

 やっぱり、思い当たる人たちがいるのだろうね・・・


(このブログの関連エントリー) 2009年3月11日ブログ
     ⇒ ◆「草食系男子」 今年の流行語になるかも、とも/ 対するは 「肉食(系)女子」

 2009年5月24日ブログ
     ⇒ ◆「草食男子と肉食女子」/「草食女子」も増殖、とか

 2009年4月24日ブログ
     ⇒ a>◆独身者急増!“未婚社会” 日本の、これから・NHK/代理・婚活

 2009年1月4日ブログ
     ⇒ ◆セックスレス / シリーズ 女と男 NHKスペシャル 最新科学が読み解く性

 2010年1月10日ブログ
     ⇒ ◆ことしの男/おとこ どこへ向かうのか/映画・草食系男子/映画・肉食系女子/20代未婚「パパ男子」

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●Tokyoストリート通信:装飾男子 性差超え、美を追求=渡辺明日香
        毎日新聞 2010年2月4日
 ◇細身ラインに小物きかせ/買い物は賢く
 恋愛にガツガツせず、男らしさに縛られていない若い男性たちが「草食男子」と呼ばれ、社会現象にもなった。

 これに伴うように、個性的なファッションを楽しむ「装飾男子」を見かけることが多くなった。装飾といっても、異性装や奇抜な服ではない。レディースのアイテムを取り入れたり、ピアスやネックレスなどのアクセサリーをつけているが、あくまで男性の装いをよりお
しゃれに着こなすため。着飾ることに積極的な態度の男性だ。

 装飾男子の特徴をあげると、スリムな体を強調するような細身のジャケットやパンツスタイルが多い。帽子、巻物などの小物使いに長(た)けている。気に入ったブランドにはコストを惜しまない。かといって全身ブランドでそろえるのではなく、母親の服を借りたり、ファストファッションのアイテムを加えて工夫をこらす。また、セールやネットで賢く買い物をするなど、ファッションを主体的に楽しんでいる。

 彼らの特徴は外見だけではない。取材で出会った装飾男子たちは、ファッションイベントに参加したりスナップのサイトを運営しながら、実にまじめにファッションについて勉強していた。ジャーナリストやデザイナーを目指しながら、友人や知人とのつながりを広げている。将来の見通しを持った、頼もしい男性たちでもある。

 性差を超えたファッションは目新しいものではない。70年代、ウーマンリブを背景に、女性がメンズのシャツやパンツを着用するようになった。だが男性が取り入れた女性のスタイルは、長髪ぐらいにとどまった。この傾向に変化が訪れたのは90年代半ばだ。レディースのアイテムを取り入れた男性が「カマ男」「フェミ男」と呼ばれたが、一部の波及にとどまった。

 そして現在ようやく、装飾男子が定着しつつある。女性に遅れること30年余り、本当の意味でのユニセックス・ファッションが日の目をみたことになる。

 しかし、服装史をひもとけば、近代以前は洋の東西を問わず、社交や戦場では豪奢(ごうしゃ)な衣服は権力や強さの証しであった。たとえば、鎌倉時代には装飾金物をふんだんに使った甲冑(かっちゅう)があり、実用性を超えた、強さや美しさの具象であった。西欧ではフランス革命前までは、膝(ひざ)丈のキュロットにヒールのある靴で脚線美を競っていた。つまり、中世には「装飾男子」が割拠していたのであり、男性ファッションの簡素化は近代に入ってのことにすぎない。

 「男性らしさ」「女性らしさ」など、とかく「らしさ」が問われることが多い。だが「着飾らない」という男性らしさは、決して普遍的な概念ではなく、労働に従事するための、やむを得ない選択だったのかもしれない。装うことに積極的な男性たちが、甲冑を帽子やサングラスに代えて街に彩りを加えている現在、ファッションが変化するように、「らしさ」の価値観も変容している。(共立女子短大生活科学科専任講師)【写真はいずれも東京・原宿で荒牧万佐行撮影】=次回は4月1日掲載

● 頑張れ草食男子 「(500)日のサマー」(米)
    日刊スポーツ 2010年1月10日
 “草食男子”なる言葉は、恋愛やセックスに消極的な優しい男を意味するらしい。この映画の主人公は、出会った女の子を「理想の女性」としてひたすら愛するのだが、相手の方がどうやら一枚上手。自分のスタイルを貫く女性に、どこまでも振り回される男性の悲哀が描かれる。

 主人公のトムは、見た目もちょっと線の細い二枚目。運命の恋との出会いを信じ、ロマンチックな結婚を望んでいた。トムの働く会社に、秘書として新しくやってきたサマーは、まさに運命の女性だった!

 サマーにひと目ぼれてしまったトム。ところが、サマーは外見こそキュートな女の子だが、真実の愛なんて信じないという。「恋人なんて、私はいらない!」。

 それでも、サマーにメロメロのトム。当然ながら、恋愛というゲームでは完全に押されっぱなし。草食男子でなくとも「頑張れ。もっと、しっかりしろ!」と肩入れしたくなるだろう。

 映画は、若い2人の出会いから、ちょっぴりほろ苦い再出発までをテンポよく描いていく。巧みにムードを盛り上げているのが数々のポピュラー音楽で、何度か「これはミュージックビデオか」と思ってしまったほど“いい気分”にさせてくれる。【三宅敏】
(このコラムの更新は毎週日曜日です)

●草食独女の恋愛大作戦!【独女通信】
           2010年01月07日14時00分 / 提供:独女通信
 「恋愛やセックスに積極性がない」「恋愛にガツガツしない」「傷つくのが苦手」というのが、「草食男子」のおおまかな定義だ。だがコレ、独女の恋愛傾向に当てはまってはいないだろうか? 草食男子がフィーチャーされるずっと以前から、独女には草食傾向があった。

■パターン1:男性が苦手
 女子高育ち、女きょうだい育ちに多いのが「実は」男性が苦手というパターン。顔みしりの相手ならばフランクに話せるが、初対面の男性とは上手に話せない。よって友人からの紹介、合コンにも尻込みをしてしまう。

「数回会っただけの男性とデートするよりも、女子飲みしているほうがずっと楽しい」とは、美香子さん(32歳)。恋愛経験が少なく男慣れしていないために、デートではやたらと相手に気を使ってしまうとか。

「気を許して話せるのは、50代以上とか見た目がまったく好みでないとか、恋愛対象外の男性。新しい出会いを見つけたいけど、出会いの場に行くこと自体がおっくうなんです」
 人間、何事も経験。男性が苦手なら場数を踏んで、苦手意識を克服するしかない。もしくは友人のつてで、同級生などかつての知り合いと再会するのもいい。苦手を苦手のままで放置しているのが、草食独女たる所以だ。

■パターン2:恋愛にさほど興味がない
 仕事や趣味など、恋愛以外の面で充実している独女が陥りやすい。急な残業が入れば、あっさりデートをキャンセルするタイプ。彼氏ができてもマメではないため、略奪愛されることもしばしばだ。

 編集者の由美子さん(31歳)は、20代後半で出版社に転職。仕事が楽しく、恋愛は二の次。実家住まいの彼氏とは徒歩30分の距離に住んでいたため、「いつでも会えるから」とデートの約束すらしない日々が続いた。

「それで1週間ぶりにこちらから電話をしたら、『新しい彼女ができたから』とあっさりフラれてしまいました。同僚に話したところ、『仕事が忙しくて別れたって話、あなたで7人目よ』と言われて。この業界だとよくあることなのかもしれません」

 結婚願望は「スランプに陥ると高まるが、公私順調だとほぼ消えてしまう」という。仕事も好調な今、欲しいのは夫ではなく彼氏。だが、「出会いから恋愛に発展させるまでのプロセスを踏むのが面倒くさい」。由美子さんの場合、自分から猛烈に好きになる相手が出来ないと、恐らくこのまま。ただ、それはそれで幸せなのかも。

■パターン3:年齢が邪魔をする
「若い頃だったら積極的になれたけどねぇ」と遠い目をするのが、このタイプ。客観的に自分を見てしまうため、職場などで好みの男性がいても「アラフォーの私に迫られたら、相手は引くのではないか?」と気持ちをセーブしてしまう。

「いちばん怖いのは『勘違い女』になること。相手が軽い気持ちで食事に誘ってくれたのを、本気にとって迫ったりするのはカッコ悪い。プライドが高いわけではないけど、自分からアプローチを仕掛けることはできません」とは、悦子さん(34歳)。

 予知能力でもあれば恋愛に積極的になれると思う。だから、占いに頼ったりもする。「そもそも、女としての自信がないんです。その上に年齢を重ねてしまったという事実がのしかかる。男性からの猛アタックには弱いですね。不倫に気をつけなくちゃと思います」

 口で言うほど自分に自信を持つのはたやすいものではない。恋愛マニュアル本をヒントに、恋愛上手を目指すのが近道だ(ただしアラフォーには実践的でない「小悪魔系」は避ける)。そんな本を購入することすら恥ずかしいなら、ネット通販がある。「でも私なんて」のループから突破口を見出すのが鍵である。(来布十和)

●特集ワイド:若い世代でも当たり前? じわりセックスレス
        毎日新聞 2010年2月1日 
 日本の夫婦の3組に1組はセックスレスで、年々増加しているという。最近は結婚前の若い世代でも珍しくないようだ。いったい何が起きているのか。「プライベート」とされる領域だが、あえて原因を探ってみた。【山寺香】

 ◇口説くの下手、アダルトで満足 だけでなく 職場や仕事の雰囲気、引きずる男たち

 商社に事務職として勤務する女性(31)は、同じ会社の男性(35)と交際6年目になるが、セックスは年に数回程度だ。週末はいつも一緒に過ごし、交際開始直後はたいてい毎週セックスがあったが、半年ほどたつと1カ月、2カ月……と時間があくようになった。

 「なぜ?」と男性の浮気も疑ったが、そんな気配はない。理由を聞くに聞けぬまま2年間は不満を感じたが、「こういうペースの人なんだ」と割り切ることにした。今ではストレスを感じることもない。最近は、3連休の時でもなければお互いにそういう気にもならない。

 そうはいっても、週末に会えないとさみしいし、外出すると手をつなぐ。寝る時には彼から「おやすみのチュー」を欠かさず、くっついて添い寝する。結婚も考えている。「一緒にいると安心するから、このままでもいい」

 ◆ 英国のコンドームブランド「デュレックス」が05年に世界41カ国で実施した調査では、年間のセックス回数は平均103回に対し、日本は最下位の45回だった。

 厚生労働省と社団法人日本家族計画協会が08年に行った「男女の生活と意識に関する調査」=グラフ・%は小数点以下四捨五入=では、特別な事情がないのに1カ月以上性交がない「セックスレス」の夫婦は36・5%にのぼった。調査は全国の16~49歳の男女3000人が対象で、回答率は54・1%。04年は31・9%、06年は34・6%と年々増加している。

 最も多い理由は、男性では「仕事で疲れている」24・6%(女性15・1%)、女性は「出産後何となく」21・0%(男性13・6%)。次いで「面倒くさい」(男性9・3%、女性18・8%)、「セックスより楽しいことがある」(男性2・5%、女性8・6%)の順に続く。

 調査にあたった日本家族計画協会常務理事の北村邦夫医師は、データの裏付けはないが日常の診療の中で「若い世代のセックスレスが一段と進んでいるのではないか」と感じるという。

 理由は三つ。「一つは口説いてからセックスに至るのに必要な高度なコミュニケーションスキルが低下していること。
二つ目は、アダルトサイトなどの刺激が強く、それで満足してしまうこと。
三つ目は初体験の年齢が上がり、それまでに自分で強く刺激するため実際のセックスでは満足できないんです」

 8年前からセックスセラピーを行う横浜心理相談センター。千田恵吾所長によると、相談件数に目立った増減はないが、仲は良いのにセックスできないという相談が3、4年前から増えてきたという。

相談の中心は30代。最近はこれまでは少なかった40~50代も増えている。「男性に原因があり、女性が悩んで訪れる場合が多い。多くの場合はセックスレスになって10年以上がたっている」と話す。

 ◆
 91年に「セックスレス」という言葉を初めて用いた精神科医の阿部輝夫さんは、著書「セックスレスの精神医学」の中で、セックスレスカップルは大きく分けて「したくてもできない群」と「しなくてもいい群」に分けられるとしている。

前者は、ED(勃起(ぼっき)障害)や性嫌悪症などがあるケース。一方後者には二つあり、「飽きた」「倦怠(けんたい)期」とあきらめているグループと「二人の合意」でしないグループだ。

 男性専門外来「新宿ウエストクリニック」では、EDで受診するのは40、50代の中高年がほとんどだったが、5~7年前から20、30代が増え現在は全体の約3割に上る。室田英明院長は「ほとんどがストレスやプレッシャーによる心理的要因が原因。うまくいかなかった失敗がトラウマとなり、長く引きずるケースが多い」と話す。

 男性たちを追いつめるものは何か。東京大学社会科学研究所の玄田有史教授(労働経済学)は、著書「仕事とセックスのあいだ」(共著)でインターネットによる調査結果を分析した。その結果、「仕事上の挫折経験」(失業や左遷など)と「職場の雰囲気」などがセックスレスと関連があることを明らかにし、「セックスレスの問題はすべてが個人の自由な選択の結果だとは言い切れない(中略)職場や仕事のあり方というものが、私たちの根っこの深い部分で、個人の性生活に無意識のうちに大きな影響を及ぼしている」と指摘している。

 リストラへの不安、長時間労働などストレスフルな状況も無関係ではなさそうだ。

 「生きる意味」などの著書がある東京工業大学の上田紀行准教授(文化人類学)は、「仕事だけでなく恋愛でも、いかに失敗しないか、嫌われないかを気にする人が多い。セックスでも『うまくやらなきゃいけない』『失敗は許されない』と過剰に意識しすぎているのではないか」と分析する。「セックスとは分かち合う行為だが、現代人は他者への緊張感が高まっていて相手を受け入れることが難しくなっている」とも言う。

 「しなくてもいい群」は、カウンセリングや診療に訪れず、実態はつかみにくい。

 ◆
 セックスレスについて、男性の性の歴史に詳しく「平成オトコ塾」の著書のある東京経済大准教授の渋谷知美さん(ジェンダー論)は「何の不思議もないし、問題だとは思わない」と言い切る。「草食男子」が流行語になる時代。高度経済成長期やバブル期に青春時代を過ごした「おじさん」世代と、経済停滞期に育った若者世代には大きな意識の断絶がある。

渋谷さんは「『男たるもの、仕事で身を立て妻子を養うべし』という価値観は、男には失敗が許されず、責任も背負えというもの。雇用が不安定な中でこれを若者に押しつけるのは、男は装備なしでエベレストに登れと言うようなもので、過度なプレッシャーとなっている」と、男性の古い意識からの解放を主張する。

 「今の若い人は暴力的なものを好まず、過激なアダルトビデオのような行為がセックスなら、そんなの『無理』と感じている人は少なからずいる。もしセックスレスを解消したいなら、もっと平和なセックスを広めるべきでしょう」と提言している。

 セックスレスはプライベートな問題ながら、社会の空気を色濃く反映している。
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