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てらまち・ねっと



 参議院選の惨敗結果で、解党方向とも評された社民党。
 その社民党の次の党首の第一候補といわれていた辻元清美さん。

 昨日、離党を示し、今日午前離党届を提出、午後正式に会見したという。
 昨日来、「民主党入党か」と流されていけれど、先ほどの会見では「無所属議員として活動していく」としたらしい。
 「政権交代を逆戻りさせてはならない。野党で批判の急先鋒(せんぽう)に立ってきたが、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった」(読売新聞)という。

 ともかく、意識的には社民党に近かったけれど、
 今後の社民党の行方は・・・・

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  2009年7月22日、岩波新書「世代間連帯」が発売されました。
上野千鶴子(著)/辻元清美(著)
<内容紹介>
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高齢者の安心は、高齢者だけの安心じゃない。
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社会学者と政治家がいっしょに考え抜いた、すべての世代が
「おひとりさまの老後」を生き抜くためのトータルシナリオ! 
 ・・・・


●辻元衆院議員:離党意向に「えっ」 地元大阪は驚きと困惑
   毎日新聞 2010年7月27日 0時01分
 辻元清美前副国土交通相が26日、社民党から離党する意向を示したことを受け、地元・大阪の関係者や有権者らからは驚きや困惑した声が上がった。

 同党の大阪府連関係者によると、辻元氏は同日、重野安正・党幹事長と3、4時間にわたって話をしていたという。関係者は「驚いている。直接の理由は知らないが、辻元衆院議員は小選挙区の議員。支持者が社民、民主に分かれており、与党離脱後は選挙区事情が厳しくなって悩んでいた」と話した。

 辻元氏の地元、高槻市・三島郡選出の社民党の小沢福子・大阪府議は、離党の意向を知り「えっ」と声を詰まらせた。「全く聞いておらず、コメントのしようがない」と戸惑った様子だった。一方、昨夏の衆院選で辻元氏を応援した府内の民主党関係者は「参院選では対立関係だった。仮に民主へのくら替えを希望しても、うまくいかないだろう」とみている。

 また、有権者からも同様に驚きの声が聞かれた。

 辻元氏を支持してきた高槻市の男性(59)は、「与党離脱後は、無力感を感じていたのではないか」と心情を代弁した。「『権力への反発の精神』が魅力の人。離党すれば『民主に入るのではないか』と思われても仕方がない。支援者への説明が必要だ」と注文を付けた。大阪市内の社民党支持者の男性も「勇み足のような気がする。『護憲の党』である社民を抜けるのは寂しい」と語った。【福田隆、稲垣淳、遠藤孝康】

●民主入りか…?辻元清美氏、社民離党へ
        スポニチ 2010年07月27日
 社民党の辻元清美前国土交通副大臣(50)=衆院大阪10区、衆院当選4回=が26日夜、重野安正幹事長と会い、離党の意向を伝えた。重野氏は慰留した。辻元氏はこの後、記者団に対し、27日に地元大阪で記者会見する考えを明らかにした。

 辻元氏は「党の在り方とか、いろいろ悩んでいることもあって、そういうことを伝えた」と説明。「今晩考えて、あす会見する。党の在り方に危機感を持っている」と述べた。

 社民党は沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で政府案に反対し、連立政権を離脱。これに伴い、辻元氏も5月で国土交通副大臣を辞任。その際、涙ながらに会見し「(政府方針を)止められなかったのは社民党にも責任がある」と指摘し、党の対応に批判的な見方を示していた。この頃から、永田町では「離党して民主党に入るのではないか」との噂も流れていた。

 社民党はその後、今月11日の参院選で獲得議席を改選前から1議席減らし、2議席(改選数3)にとどまった。辻元氏はこれらの総括を行わない福島瑞穂党首ら執行部の姿勢に不満を募らせていたという。次期衆院選で党が勝利する展望が見えなくなったことも背景とみられる。

 初当選は96年。国会審議での鋭い舌ぽうが売り物の論客として知られ、党政審会長や国対委員長などを歴任。将来の党首候補とみられていた。2期目途中の02年には秘書給与不正受給が発覚し議員辞職、04年に詐欺罪で懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。05年の衆院選では小選挙区で敗れたが、比例で復活当選した。
 社民党は現在、衆院議員7人、参院議員4人。

●辻元清美氏、民主党入りか 27日にも社民離党へ
      2010年7月27日 スポーツ報知
 昨年の衆院選後、福島党首との会談のため社民党本部を訪れた民主党・鳩山由紀夫代表(左)を先導する辻元清美氏 前国交副大臣の辻元清美衆院議員(50)が社民党を離党することが26日、分かった。27日に地元大阪府内で会見を開き、離党の経緯や今後の政治活動の方向性などを説明する予定。今後は民主党入りを検討しているとみられる。社民党は今回の参院選で得票数を伸ばせず、苦戦を強いられたが、看板議員の離党によって、党の存亡にもかかわる大ピンチを迎えた。

 「疑惑の総合商社」「ど忘れ禁止法を適用したい」など、舌鋒(ぜっぽう)鋭い質問で国会をわかせてきた社民党の看板議員が、離党の決意を固めた。

 辻元氏はこの日夜、社民党の重野安正幹事長と会い、離党の意向を伝えた。重野氏は慰留したが、会談後、辻元氏は記者団に「今晩考えて、あす会見する。党の在り方に危機感を持っている」と述べた。支持者にも離党の意向を伝えており、27日に大阪で会見を開いて経緯を説明する。

 関係者によると、離党を決意した背景には、社民党の迷走がある。昨年9月、辻元氏が国交副大臣の打診を受けた際、「党の国会対策に尽力したい」との意向から、いったんは固辞したが、福島瑞穂党首(54)の説得により、受け入れた。主に旧運輸省系の業務を担当し、日本航空の再建問題や、国労組合員のJR不採用問題に取り組んだ。

 しかし、5月になって社民党が米軍普天間飛行場への移設問題で連立を離脱。辻元氏は国交副大臣としてやりがいを感じていただけに、辞表提出時には前原誠司国交相(48)と抱擁し、涙を見せる場面もあった。また、連立離脱について、「(基地移設を)止められなかったのは、社民党にも責任がある」と党の対応に、批判的な見方も示していた。

 社民党は参院選で比例と選挙区で計14人の候補を立てたが、当選は比例の2人どまり。辻元氏は、参院選敗戦の総括を行わない福島党首ら執行部の姿勢に、不満を募らせていたという。また、次期衆院選での勝利の展望が見えなくなったことも背景にあるとみられる。

 今後は民主党入党を第一候補に検討を進めるとみられるが、将来の党首候補と目され、福島党首と並ぶ党の看板の“流出”は、社民党にとって大きなダメージになりそうだ。

●「福島さんはわかってない」社民・辻元議員、離党会見へ
      朝日 2010年7月27日
 社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)は26日夜、重野安正幹事長と国会内で会い、離党の意向を伝えた。辻元氏は、参院選で目標を下回った党の現状や、自身の選挙区での厳しい状況をふまえ、「福島さん(瑞穂党首)はわかっていない」と話したという。27日午後に記者会見を開いて考えを述べる。

 福島氏は27日午前に辻元氏と面会し、「普天間問題などで一緒に頑張ろう」と要請。記者団には「仲間だから一生懸命慰留したい」と語った。

 辻元氏は、5月末の社民党の連立政権からの離脱についても、執行部の方針に批判的立場を取っているとされる。1996年に初当選し、当選4回。昨年の政権交代から連立政権を離脱するまでは国土交通副大臣を務めていた。

●社民党に打撃 社民・民主の距離拡大へ 辻元氏離党意向
     産経 2010.7.27 01:24
 辻元清美氏 社民党の辻元清美前国土交通副大臣が離党の意向を明らかにしたことは、参院選で敗北した同党にとって大きな打撃となった。福島瑞穂党首ら執行部への不満は他の議員にもくすぶっており、福島氏は自らの進退問題にも直面することになったうえ、党存亡の危機にも立たされたといえる。同時に民主党との連携維持を模索していた辻元氏の離党は、社民党と民主党の間の距離を一層拡大しそうだ。

 「党のあり方や連立政権離脱など、ずっと思ってきたことを伝えた」

 辻元氏は26日夜、重野安正幹事長と約4時間会談した後、記者団に離党の意向を固めた理由を手短かに答えた。

 辻元氏は旧社会党の右派を中心とする勢力が離れた後の社民党にあって、党の将来を担う人材として期待された。だが、秘書給与詐取疑惑の責任をとり議員辞職し、詐欺容疑で逮捕、有罪が確定した。その後は福島党首の陰に隠れる存在となった。

 昨年の衆院選では民主党の全面的な支援を受けて当選した。米軍普天間飛行場の移設問題で、民主党と対立した際は、党幹部に「政権にとどまるからさまざまな政策が実行できる」と一貫して自重を求めた。前原誠司国交相には「本当はこういう結末は避けたかった」と泣きながら抱きついた。

 辻元氏としては、昨年の選挙で民主党の支援がなければ自らが勝ち抜けないことを実感したうえに、今回の参院選で社民党が改選3に届かない2議席にとどまったことから、護憲や米軍基地問題を前面に掲げる福島氏の政治手法では、社民党の党勢維持は難しいと判断したとみられる。

 福島氏らは離党を撤回しなければ除名も視野に検討する方針だ。しかし、「ポスト福島」の有力候補を失うことになりかねず、まさに同党としては「泣きっ面にはち」といえる。

●参院選敗北の社民に打撃=辻元氏の離党意向
      時事 2010/07/27-00:20
 社民党の辻元清美衆院議員が26日、離党の意向を重野安正幹事長に伝えたことは、参院選で敗北した同党に大きな打撃となった。福島瑞穂党首の求心力が一層低下することは避けられず、進退問題に発展しかねない情勢だ。

 福島党首は参院選を控えた5月末、当時の鳩山政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設の方針を決めたことに反発。党内を説得し、社民党は連立政権から離脱した。当時、辻元氏は連立維持派だったものの、離脱に伴い、国土交通副大臣を辞任したが、「辞めるのはつらい」と涙を流した。

 しかし、参院選で社民党は改選3に届かない2議席にとどまる敗北。前回から比例票を39万票減らすなど、党勢の退潮傾向に歯止めを掛けられず、福島党首の責任を問う声が党内にくすぶっていた。こうした中、知名度のある辻元氏が党に見切りを付ける動きに出たことは、同党にとって「弱り目にたたり目」といえる。

 重野氏との会談後、辻元氏は記者団に「党の在り方、連立離脱以降どう考えているかを話した」と、執行部への不満が理由であることを明かした。

 もっとも、辻元氏は「ポスト福島」の筆頭格と目されていただけに、党首交代の可能性を探っていた党内の「反福島」勢力にとっても想定外。執行部が慰留に失敗すれば、社民党は存亡の危機に立たされかねない。

●辻元氏の発言内容
         時事 2010/07/27-00:02
 社民党の辻元清美衆院議員が26日夜、都内で記者団に語った内容は次の通り。
 わたしの思いを(重野安正)幹事長に伝えた。党の在り方とか連立離脱以降どう考えているかを幹事長に話した。

 -離党するのか。
 そのことも含めて話した。あした午後、地元の大阪で会見を開きたい。地元(の支持者)とも相談したい。今晩、考えをまとめてしっかり対応したい。

 -離党の意思を伝えたのか。
 そのことも含めて思いを伝えた。

 -離党届は出したか。
 出していない。

 -幹事長から慰留はあったか。
 きょうは思いを伝えた。幹事長は慰留というよりも話を聞いていた。わたし自身も社民党は大切な党だと思うし、しっかり話をしたかった。

 -民主党との連立に復帰すべきだという話をしたのか。
 (連立離脱した)あの時点では、ああいう方向性しかなかった。この間、党に対して思ってきたこと、党改革の議論、選挙総括に対し、思っていることを伝えた。ただ、わたしはかなり危機感を持っている。

●「辻元氏の離党決意固い」福島党首の慰留は不発
     産経 2010.7.27 11:08
 社民党の辻元清美衆院議員 社民党の福島瑞穂党首は27日午前、都内の参院議員宿舎で離党の意向を示している辻元清美前国土交通副大臣と会談した。福島氏は会談後、記者団に「(辻元氏の)離党の決意は固い」と述べ、慰留したものの辻元氏が応じなかったことを明らかにした。

●辻元議員「無所属で小選挙区で勝ちたい」
     2010年7月27日13時16分 読売新聞
 社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)は27日午前、都内で福島党首と会談し、同党を離党する考えを伝えた。

 福島氏は慰留したが、離党は避けられない情勢だ。辻元氏は同日午後に大阪市で記者会見する。同党幹部は、辻元氏がすでに離党手続きに入ったことを明らかにした。

 福島氏によると、辻元氏は会談で「何としても小選挙区で勝ちたい」と述べ、社民党のままでは衆院小選挙区での勝利は難しいとの認識を示した。福島氏は会談後、記者団に対し、「決心は固いかと思うが、一生懸命慰留したい」と述べ、辻元氏の意思は固いとの見方を示した。

●辻元議員「野党で日本変えることできない」
      2010年7月27日14時33分 読売新聞
 社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)は27日午後、大阪市内で記者会見し、「社民党に離党届を提出した。党でどのような判断を頂けるのか待つことになる」と述べ、無所属議員として活動していく考えを正式表明した。

 辻元氏は、離党する理由について「今の日本の政治状況を見て政権交代を逆戻りさせてはならない。野党で批判の急先鋒(せんぽう)に立ってきたが、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった」と述べた。

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