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てらまち・ねっと



 昨日までの5日間、朝5時から水田の仕事。
 4日間は、「田の草とり」、つまり水田の稲の草取り。
 昨日は、発酵油粕200キロを稲の肥料として散布した。
 ズブズブでやわらかい水田の土の上を、バケツに6.5キロずつ肥料の粒をいれて、手に抱えながら散布して歩くのはキツイ。

 9時ぐらいに水田の仕事を済ませて、そのまま畑の仕事。
 この時期、水田の草取りに加えて畑も忙しい。

 なぜなら、秋冬野菜の「土作り」があるから。
 まず、畑の土に油粕や米ヌカを散布してからトラクターで草ごとすき込み、スプリンクラーなどで潅水。
 この耕運と潅水を何度か繰り返す。
 それから、「畝(うね)」を作って、たっぷり潅水して、透明ポリマルチをすっぽりかぶせて、20日間ほど、この夏の高温でつちをスチームする。
 そうすると、草の種も尽き、肥料もなじむ。

 梅雨のうちにここまでやっておいた場所は仕上げだけ。

 今朝は、梅雨のうちに何度か耕運してきて草のないところに、昨日油粕を散布し耕運、畝たて、水やりまで済ませた場所があるので、そこにポリをかぶせる作業がある。
 今日は、ちよっと遅らせて6時からにした。

 梅雨明け後の今、この作業を済ませておくと、
 秋冬野菜をつくるときは、種まきをしたいときに、ポリをはずして種をまくだけ。
 
 ところで、巷では熱中症の話題が尽きない。
 
 ともかく、この暑さはたまらない。
 だからこそ、朝早くから仕事をし、猛暑の日中は買い物や資材の買い付けにでて、クーラーの効いた店舗で身体を冷やす。

 もちろん、田や畑でも、熱中症には気を使っている。
 対策としては午前中だけで、ペットボトルにお茶と塩や梅干を入れて凍らせた、もしくは冷たくしたお茶を2リットルは飲む。
 うまく休む、身体を冷やすように気をつかう。

 そんなことで、今日は、熱中症の対策などの情報を記録しておく。

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●熱中症搬送急増9436人 57人死亡 19日~25日
2010年7月27日12時10分
 熱中症で病院に搬送された人が、19~25日の1週間で、9436人に達したことが総務省消防庁のまとめでわかった。前週(12~18日)の1853人から急増した。猛暑が続くことから、同庁は注意を呼びかけている。

 同庁によると、搬送された人数が最も多かったのは東京都で992人。埼玉県の990人、愛知県の930人と続いている。大阪府は444人、兵庫県が350人、福岡県は303人だった。

 病院に搬送されて死亡が確認された人は57人に上った。5月末から7月18日までは12人で、死者も急増している。


●熱中症死者、30年前の6倍 冷暖房慣れも影響か
         朝日 2010年7月22日15時0分
 猛暑が続き、熱中症による死者が増えている。死者数は、最近の10年間では年平均で400人近く、30年前に比べ6倍になっている。35度以上の猛暑日が増加し、高齢者の死亡につながるケースが目立つ。専門家は、気温だけでなく湿度への注意を呼びかけている。

 総務省消防庁によると、この夏(5月31日~7月18日)、熱中症の疑いで救急車で搬送された人は5574人。うち12人が死亡している。

 熱中症による死者は増加傾向だ。厚生労働省の人口動態統計によると、1999年から2008年までの10年間に「自然の過度の高温」で3954人が死亡した。69年から78年(658人)の6倍に増えている。

 京都女子大学の中井誠一教授(運動衛生学)によると、最近の死者の65~70%は65歳以上のお年寄りで、「体力が弱っていたり、持病などがあったりすると死に至りやすい。冷暖房などに慣れ、気温の急激な変化に対応する力が衰えている可能性もある」とみている。

 国立環境研究所の小野雅司さん(疫学)は、東京都と大阪府の72年から96年までの熱中症による死者と一日の最高気温の関係を調べた。30度を超えると死者が増え始め、33度を超えると急増していた。最高気温が高いと、夜の気温が25度以上の熱帯夜となり、寝苦しい夜で体力が奪われるという悪循環になる。

 同じ気温でも、東京都の方が大阪府より死者の割合が多かった。小野さんは湿度の影響とみる。平年の8月の湿度は、東京都心の72%に対して大阪市は67%。小野さんは「湿度が高いと汗が乾きにくく、体温が下がりにくい。気温だけでなく、湿度にも注意してほしい」と話す。

 気象庁のデータで、東京都心、名古屋市、大阪市、福岡市の4大都市で35度以上の「猛暑日」の変化をみると、69~78年の10年間の4都市の合計は142日だったが、99~08年では400日と約3倍に増えている。

 この夏はどうなるのか。気象庁の最新の1カ月予報では、平年並みか平年より高温になるとみている。
 気象庁はラニーニャ現象が発生するとみている。今年は、厳しい残暑になる可能性があるという。(大久保泰)

     ◇
 〈猛暑日〉 一日の最高気温が35度以上の日。地球温暖化や都市化の影響などで増え、気象庁が2007年4月から「予報用語」に加えた。年間で猛暑日が最も多かったのは大分県日田市の45日で1994年に観測された。

●猛暑日:岐阜・多治見が7日連続 全国一の38.1度
         毎日新聞 2010年7月26日 
 列島は中部地方を中心に25日も各地で猛暑日となった。東海3県では岐阜県多治見市が7日連続の猛暑日となる38.1度を記録、この日の全国一の暑さに。名古屋市では同日夕までに13人、岐阜市では5人、津市と三重県四日市市では各2人が医療機関に救急搬送されるなど、熱中症などを訴える人が相次いだ。

 愛知県岡崎市では79年の統計開始以降で7月の最高タイとなる37.7度を記録したほか岐阜市36.6度、津市35.5度となった。同県南知多町の内海海水浴場には家族連れや若者が押し寄せ、色とりどりのパラソルが所狭しと並んだ。【式守克史、丸山進】

●質問なるほドリ:熱中症どうやって防ぐの?=回答・河内敏康
     毎日新聞 2010年7月23日 

 <NEWS NAVIGATOR>
 ◆熱中症どうやって防ぐの?
 ◇十分な水分と塩分の補給を 多湿なら室内でも危険
 なるほドリ 「熱中症」ってどんな病気?
 記者 暑さで体温が一定に保てなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れて異常が表れた状態をこう呼びます。症状によって主に3種類あり、「熱疲労」(倦怠(けんたい)感、めまい、吐き気)、「熱けいれん」(けいれんやこむら返り)、「熱射病」(反応が鈍い、言動がおかしいなどの意識障害)です。厚生労働省によると、熱中症による死者数は増加傾向にあり、15~19歳は運動時、30~59歳は労働中、65歳以上の高齢者は家や居住施設での死者が大半を占めます。死者の6割は高齢者です。

 Q なぜ死者に高齢者が多いの?
 A 体内の水分が若い世代より少なく代謝機能も落ちるため、発汗による体温調整ができにくいのです。加齢でのどの渇きを覚えにくく、水分補給が遅れがちになることも原因です。

 Q 熱中症になりやすい環境は?
 A 横浜市スポーツ医科学センターの長嶋淳三医師(スポーツ医学)によると、熱中症には気温と湿度が深く関係しています。例えば、湿度が20%と低ければ、気温33度でも危険性は低いですが、湿度が90%もあるような多湿環境では、気温が22度でも危険性が高まります。また、直接日光に当たらない室内でも、こうした環境に長くいれば熱中症になる可能性があります。

 Q 怖いね。どうすれば予防できるの。
 A 天気予報で自分の居場所の危険度をチェックすること。涼しい服装で、暑さに体を慣らすこと。十分な水分補給だけでなく、塩分も適度に補いましょう。また体調が悪い場合は外出を控えた方がいいと長嶋医師はアドバイスしています。

 Q 周囲の人が熱中症になったらどうすればいい?
 A 熱疲労の場合は涼しい場所に移動させ、水分を補給して足を頭より高い位置に保つ。熱けいれんの場合はスポーツドリンクを飲ませるなど塩分を補給する。熱射病は死亡の危険がある緊急事態なので、一刻も早く医師の手当てを受ける必要があります。首やわきの下を水や氷などで冷やしながら救急車を呼んでください。(科学環境部)



 ●熱中症環境保健マニュアル  環境省
  2009年6月改訂版
全文 [PDF 5,389KB]
分割
表紙 [PDF 657KB]
はじめに [PDF 159KB]
目次 [PDF 36KB]
I. 熱中症とは何か
1. 熱中症とは何か [PDF 83KB]
2. 熱中症はどのようにして起こるのか [PDF 148KB]
3. 熱中症はどれくらい起こっているのか [PDF 133KB]
4. 熱中症による死亡と気象条件 [PDF 507KB]
II. 熱中症になったときには
1. どんな症状があるのか [PDF 208KB]
2. どういうときに熱中症を疑うか [PDF 243KB]
3. 熱中症を疑ったときには何をするべきか [PDF 188KB]
4. 医療機関に搬送するとき [PDF 207KB]
III. 熱中症を防ぐためには
1. 日常生活での注意事項 [PDF 401KB]
2. 日常生活で起こる熱中症 [PDF 417KB]
3. 運動時の注意事項 [PDF 399KB]
4. 労働環境での注意事項 [PDF 419KB]
IV. 保健指導のあり方 [PDF 272KB]
V. もっと知りたい時には [PDF 488KB]
1. WBGT(暑さ指数):熱中症予防のための指標
2. 熱中症情報
VI. 熱中症に対する総合対策の枠組み
1. 熱中症対策の推進 [PDF 84KB]
2. 熱中症対策関連情報の充実 [PDF 43KB]
参考文献 [PDF 497KB]
奥付 [PDF 48KB]



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●知っておこう!熱中症の予防と応急処置
熱中症にならないために
熱中症は、ちょっとした注意で防ぐことができる。また、レジャーのときばかりではなく、普段から心掛けて欲しいポイントを挙げてみたのでさっそく今日から試してみよう。

体調を整える
睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控えよう。

服装に注意
通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶろう。

こまめに水分補給
「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しよう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンクを飲むのがオススメだ。


年齢も考慮に入れて
体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすい。年齢を意識して、予防を心がけることも大切だ。


熱中症になってしまったら
熱中症かもしれない、と思ったらまずまっ先にしなければならない基本中の基本を挙げてみたので、いざというときのために、ぜひ、覚えておこう。
・ 涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する
・ 衣類をゆるめて休む
・ 体を冷やす

氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。
氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす。
・ 水分を補給する

このとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要がある。
0.1%くらいの塩水か、スポーツドリンクを少しずつ何回にも分けて補給しよう。


ここまでは、自分でもできる応急処置。軽い症状の場合はこれで良い場合もあるが、気分が悪くなるほどなら、ここから先は、周囲の人にサポートしてもらう必要がある。あなたの家族や友人・知人が熱中症になったときのことを考えて、ぜひ頭に入れておこう。 また、レジャーなどにでかけるときは、タオルや冷たい水を入れた水筒、スポーツドリンクや日陰をつくれるようなパラソル、レジャーシートなどを持参したい。

●筋肉がけいれんしているなら(熱けいれん)
けいれんしている部分をマッサージする。また、体の特定の部分(例えば脚など)が冷えているなら、その部分もマッサージしていこう。


●皮膚が青白く、体温が正常なら(熱疲労)
心臓より足を高くして、あおむけに寝かせる。水分が摂れるなら、少しずつ薄い食塩水かスポーツドリンクを何回にも分けて補給する。

●皮膚が赤く、熱っぽいなら(熱射病)
上半身を高くして座っているのに近い状態で寝かせ、とにかく体を冷却。首、脇の下、足のつけ根など、血管が皮膚表面に近いところを氷などで集中的に冷やす。氷がない場合は、水を体にふきかけ、風を送って冷やす。アルコールで体を拭くのも良い。このとき注意したいのは、体の表面だけを冷やしてふるえを起こさせないこと。

●意識がはっきりしない場合は

反応が鈍い、言動がおかしい、意識がはっきりしない、意識がない。こういった場合はすぐに救急車を呼ぶ。同時に、応急処置をしていこう。また、意識がはっきりしない、もしくは意識がない場合の水分補給は厳禁だ。また、吐いてしまった場合にのどを詰まらせないよう横向きに寝かせよう。

●症状が回復しても必ず病院へ

回復したつもりでも体内に影響が残っていたり、再発のおそれもある。熱中症になったら、回復した後でも必ず病院で診てもらおう。


回復後もしばらくは静かにすごそう
熱中症は、回復してしまえば終わり、というものではない。一説によると、熱中症になった経験のある人は熱中症になりやすいともいわれている。

また、最近では、熱中症で体温が高くなると、大腸菌でつくられた内毒素が血液中に漏れ出て、体温が正常に戻っても体の抵抗力が弱まるという研究結果もある。

熱中症になった後は、病院を受診して大事をとるとともに、しばらくの間は体をいたわる生活をする必要があるようだ。くれぐれも「もう大丈夫」とばかりに、翌日からまた活発に活動をはじめる、なんて無謀なことをしないように。


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