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てらまち・ねっと



 統一地方選の前半の知事選や道府県議選、政令市選挙などが12日の投票で終了。
 それに先立ち、警察庁は11日、全国の選挙違反などへの対応状況を公表した。
 毎日新聞によれば次。
  ★10日までに9人を公選法違反(自由妨害)容疑で逮捕。
  ★警告件数は3067件。
  ★インターネットを利用した候補者への投票呼びかけで警告されたのは23件。
  ★投票が終わる12日夜から、約100事件で約200人を買収容疑などで取り調べる見通し。

 こんな状況なので、各地の情報を並べてみた。
 選挙と法律についてある程度承知している私としては、首長は自治体行政をまとめ、議員は自治体のルールを作る機関だから、その候補者もしくはそのチームが「法律違反をする」ということは許しがたい思い。

●選挙違反、警告が大幅減=「無投票増えた影響」-警察庁【統一選】/時事 4/11
●統一地方選:公選法違反容疑で9人逮捕 警告3067件/毎日 4月12日

●岐阜/県警が選挙違反取締本部設置 3400人態勢で選挙違反摘発/岐阜 3月25日
●岐阜/選挙違反警告52件 前回より38件増加 県警/毎日 4月14日

●愛知/選挙違反、県警が97件警告/毎日 4月03日
●山梨/県議選選挙違反で県警が本格捜査に乗り出す/4/13 山梨放送
●長野/県議選の違反警告44派67件 複数の陣営、任意聴取へ/信濃毎日 4月13日

●公選法違反容疑:高校式典に寄付、加西市長ら7人書類送検/毎日 1月06日
●母校に「寄附」した市長が公選法違反で書類送検 「赤い羽根募金」もダメなのか?/(弁護士ドットコムニュース) 1月13日

●公選法違反容疑:内田都議を書類送検…町会に金券配布/毎日 2014年12月28日
●東京都議選:圧勝の自民 74歳の「ドン」返り咲き/毎日 2013年6月23日
●東京都議選:内田都議を告発へ「告示前にビール券配った」/毎日 2013年10月11日

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●選挙違反、警告が大幅減=「無投票増えた影響」-警察庁【統一選】
          時事(2015/04/11-17:04)
 警察庁は11日、統一地方選をめぐる公職選挙法違反の取り締まり状況を発表した。前半戦の投票日2日前の10日までに全国の警察が行った警告は3067件で、4年前の同時期より577件(16%)減少した。同庁は「県議選を中心に無投票選挙が増えた影響が考えられる」と分析している。

 警告のうちインターネットを利用した違反は23件で2件増えた。全てが投票の依頼行為で、使われたのはフェイスブック11件、ブログ5件、ホームページ3件、ユーチューブ2件、メール2件。統一選でも今回からネットの選挙運動が一部解禁されたが、メールの2件は禁じられている支援者からの送信で、他21件は告示後であれば合法の事前運動だった。

 摘発は大阪、埼玉、神奈川、岡山の4府県警による9事件で、計9人を逮捕した。4年前より2事件と2人少ない。いずれも候補者や運動員への暴行、ポスター破りといった「自由妨害」だった。

●統一地方選:公選法違反容疑で9人逮捕 警告3067件
     毎日新聞 2015年04月12日
 警察庁は11日、統一地方選の選挙運動を妨害したなどとして、全国の警察が10日までに9人を公選法違反(自由妨害)容疑で逮捕したと発表した。警告件数は3067件で、前回同時期に比べて577件減った。同庁幹部は「無投票当選が増えたことが影響しているのではないか」としている。インターネットを利用した候補者への投票呼びかけで警告されたのは23件。全国の警察は統一地方選前半戦の投票が終わる12日夜から、約100事件で約200人を買収容疑などで取り調べる見通し。【長谷川豊】

●岐阜県警が選挙違反取締本部設置 3400人態勢で選挙違反摘発
   岐阜 2015年 3月25日
 4月の統一地方選を前に、県警は24日、県警本部と県内22署に「第18回統一地方選挙違反取締本部」を設置した。捜査員約3400人の態勢で、選挙違反の取り締まりを強化する。

 捜査2課によると、23日までに政治活動用リーフレット配布やフェイスブックによる事前運動、戸別訪問などの違反で23件(前回同期比16件増)、23人(同15人増)に警告した。

 また、2013年7月の参院選からインターネットなどを利用した選挙運動が解禁され、県警ホームページには「選挙情報通報窓口」を開設してメールでの通報を受け付けている。

●’15統一地方選:選挙違反警告52件 前回より38件増加 県警 /岐阜
      毎日新聞 2015年04月14日
 県警捜査2課は12日、県内の統一地方選前半戦での選挙違反警告件数を発表した。警告件数は計52件で、2011年の前回統一選より38件増加した。前回選に比べ新人候補者が多く、無投票区が減ったためとみられる。
警告の内訳は、文書図画の掲示16件▽事前運動14件▽法定外文書の頒布10件▽戸別訪問7件▽法定外文書の掲示5件。【梶原遊】


●’15統一地方選:選挙違反、県警が97件警告 /愛知
       毎日新聞 2015年04月03日
 県警は2日、県議選と名古屋市議選の告示前日(午後5時)までの選挙違反の取り締まり状況を発表した。警告は97件で、名古屋市議選がなかった前回と比較して59件増加した。

 県警捜査2課によると、県議選で49件、名古屋市議選で31件、首長選で1件の警告があった。違反内容は96件が文書掲示違反、1件が文書頒布違反だった。同課は「取り締まり体制の強化が警告の増加につながった。今後も適切に取り締まっていく」としている。【駒木智一】

●山梨県議選選挙違反で県警が本格捜査に乗り出す(山梨県)
            4/13 19:16 山梨放送
県警は13日朝から県議選選挙違反の本格的な捜査に乗り出した。捜査関係者によると県警の取締本部には文書頒布など県議選に関する複数の違反情報が寄せられていて、悪質な内容については立件を視野に調べを進めている。

投開票が行われた12日現在、違反に該当する警告は12件で内訳は文書頒布違反が1件、文書掲示違反が11件だった。インターネット選挙に関係する警告はなかった。2011年の前回統一地方選挙では後半戦の首長選などを含め73件の警告があった。

●長野県議選の違反警告44派67件 複数の陣営、任意聴取へ 
      信濃毎日 04月13日(月)
 県警の統一地方選違反取締本部は12日、同日に投開票した県議選の選挙運動に絡み、公職選挙法違反の疑いがあるとして複数の候補者の関係者から任意で事情を聴く方針を固めた。

 違反取締本部は前日の11日までに、同法の警告を44派の67件67人に出した。前回選の同時期に比べ、23派39件39人多かった。

 内訳は、公営掲示場以外の場所に選挙運動用ポスターを設置するなどした文書掲示違反が、前回選の同時期に比べ29件29人増の53件53人。法定外の選挙運動用ビラの配布などの文書頒布違反が同6件6人増の10件10人。ほかに、選挙運動用文書を公示前にインターネット上に掲示するなどの違反が4件4人あった。

 26日に投開票される市町村選挙での事前運動では11日現在、前回選の同時期より5派6件6人多い10派12件12人の警告で、いずれも市議選での文書掲示の違反だった。

●公選法違反容疑:高校式典に寄付、加西市長ら7人書類送検
      毎日新聞 2015年01月06日
 出身高校の記念式典に計10万円を寄付したとして、兵庫県警捜査2課と加西署が、西村和平・加西市長と、同市選出の小田毅県議や市議ら計7人を公選法(寄付行為の禁止)違反容疑で書類送検したことが6日、捜査関係者への取材で分かった。送検は5日付。7人とも容疑を認めているという。
 他に書類送検されたのは森元清蔵、三宅利弘、森田博美、中右憲利、織部徹の5市議。

 捜査関係者によると、県立北条高校(加西市)で2013年秋にあった創立90周年記念式典に関し、12年12月〜13年8月、実行委員会にそれぞれ1万〜2万円を寄付した疑いが持たれている。

 昨年2月に市民が刑事告発していた。実行委は既に全額を7人に返金している。

 公選法は、政治家が選挙区の有権者らに金品を贈ることを禁じている。西村市長は「卒業生の一人として寄付したが、政治家としては認識不足で反省している」とコメントした。【豊田将志】

●母校に「寄附」した市長が公選法違反で書類送検 「赤い羽根募金」もダメなのか?
        (弁護士ドットコムニュース) 2015年01月13日 15時47分
 選挙区内にある母校の記念事業に現金を寄附したとして、兵庫県警は、同県加西市の市長や県議ら7人を公職選挙法違反(寄付行為)の疑いで、1月5日付で書類送検した。

報道によると、市長らは2012年12月から翌年8月にかけて、母校である県立高校の創立90周年記念事業実行委員会に、それぞれ1~2万円を寄附した疑いがもたれている。7人は、いずれも容疑を認めており、実行委員会は、全額を市長らに返還したという。

このニュースに対し、ネット上では「赤い羽根募金とか、お賽銭とかでもだめなのかな」など、素朴な疑問が多く見られた。公職選挙法では、どんなことが「寄附行為」として禁止されているのだろうか。中田圭一弁護士に聞いた。

●選挙区内で寄附したらダメ
「選挙の候補者や市町村議員等の公職にある者が、その選挙区内の者に対して寄附をすることは、公職選挙法で禁止されています。

個人だけでなく、団体への寄附も対象となります。たとえば、今回のように同窓会が中心となった実行委員会や、会社などに対する寄附も禁止です。

ごく限られた例外はありますが、基本的にはどのような名義であっても、禁止されています。したがって、たとえ母校の創立記念事業のためであっても許されません。
選挙や政治の腐敗を防止して、お金のかからない選挙を実現するため、このように厳しいルールが定められているのです」

●「赤い羽根募金」もダメ?
ネット上では、「赤い羽根募金」や「お賽銭」はどうだろうという疑問も出ていたが、どうなのだろうか。

「具体的に何が禁止される寄附にあたるかについては、各地の選挙管理委員会に質問して確認できます。

赤い羽根募金については、複数の選挙管理委員会が、『募金先の事務所等が自分の選挙区内にある場合は禁止される寄附に該当する』とする判断をネットで公開しています」

では、お賽銭はどうだろう。
「選挙区内の神社でお賽銭を投げ入れることも、形式的には寄附に該当すると考えられます。

ただ、実際問題としては、明らかに多額の金を入れるなどしない限り、問題視されることはないでしょう。
投げ入れたお賽銭が10円玉だったのか、500円玉だったのかを立証することは困難ですしね」

中田弁護士はこのように説明していた。

●公選法違反容疑:内田都議を書類送検…町会に金券配布
    毎日新聞 2014年12月28日
 昨年6月に行われた東京都議選の告示前、地元町内会にビール券を配ったとして、自民党都連幹事長の内田茂都議(75)=千代田選挙区=が公職選挙法違反(買収、事前運動)容疑で警視庁に告発された問題で、同庁捜査2課が今月、内田都議を同容疑で東京地検に書類送検していたことが捜査関係者への取材で分かった。今後、地検が刑事処分を判断する。

 内田都議は昨年5月、地元の神社の祭りで町会が設置した御神酒所4カ所を回り、町内会関係者らにビール券を10枚ずつ計40枚配ったとして、同区の会社役員の男性(76)に昨年10月告発された。男性は毎日新聞の取材に「内田都議の行為は立候補前の選挙運動に当たり、票のとりまとめなどの選挙運動をすることの報酬としてビール券が配布された疑いがある」と告発の理由を話している。

 内田都議は1989年から連続6期当選。2009年の都議選で民主党の新人候補に敗れ、昨年6月の選挙で返り咲きを果たした。都議会議長などの要職を務めた実力者として知られる。【福島祥】

●東京都議選:圧勝の自民 74歳の「ドン」返り咲き
       毎日新聞 2013年06月23日
 安倍政権が高い支持率を維持する中、参院選公示を控えた「首都決戦」は、自公が開票直後から圧勝の勢いを見せた。自民ベテランが復活を果たす一方で、民主は前回獲得した「金星」の議席を次々失い、票の分散で維新やみんなも伸び悩んだ。与党への信託なのか。だが、投票率は、政権交代の前触れとなった2009年や、自民が小泉人気にわいた01年の都議選を大きく下回り、毎回国政を占う前哨戦とされる都議選は、冷めた有権者意識も浮き彫りにした。
 千代田区(定数1)では、落選中も自民党の都連幹事長を続け、「都議会のドン」とも呼ばれた内田茂さん(74)が前回の雪辱を果たし、返り咲きの7選を決めた。満面の笑みを浮かべ、支持者と万歳した内田さんは「勝っておごらず、東京を世界一の都市にするために頑張りたい」と述べた。
 逆風の中で行われた前回は告示9日前に出馬表明した44歳下の民主新人(当時)、栗下善行さんに176票差で敗れ「自民惨敗」の象徴的存在となった。2月の千代田区長選も、選挙対策本部長として推した候補が現職に大敗。「影響力が落ちた」と言われ、引退説が流れた時期もあった。
 しかし、日本維新の会に移った栗下さんは今回、北区から出馬し、民主は千代田区での候補擁立を見送った。街頭では2020年夏季五輪招致による東京の発展などを訴え、危なげない組織戦を展開した。【佐々木洋】

●東京都議選:内田都議を告発へ「告示前にビール券配った」
      毎日新聞 2013年10月11日
 6月の東京都議選で当選した自民党都連幹事長の内田茂都議(74)=千代田選挙区=が告示前に地元町内会にビール券を配ったとして、同区の会社役員の男性(75)が11日にも公職選挙法違反(買収、事前運動)容疑で警視庁に告発状を提出する。

 告発状によると、内田都議は5月10日、地元の神社の祭りで町会が設置した御神酒所4カ所を回り、ビール券を10枚ずつ計40枚配ったとしている。

 毎日新聞の取材に対し町会関係者は、祭りの収支報告書に内田都議からビール券を受け取ったとの記載があることを明らかにし「留守番をしていた者が内田都議から直接もらった」と話した。別の町会幹部も「町会が求めていないのにビール券を置いていった」と語った。

 告発する男性は「自身への投票や票の取りまとめなど選挙運動の報酬に当たる」と指摘。7日には東京地検にも告発状を提出しており、内田都議は「告発の事実が分からないのでコメントできない」との談話を出した。

 内田氏は1989年から連続6期当選した都議会の実力者。2009年の都議選で民主党の新人候補に敗れ、今年6月の選挙で返り咲きを果たした。【福島祥】

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