昨夕のニュース、日大のアメフトの選手の記者会見、なぜ不法行為、信義則違反の実行の指示・黙示を断れなかったのか・・・という大人としての責任問題が消滅しないのは当然としても、監督の行為やゴマカシ続けてその場しのぎでコメントを変える姿勢は疑念と批判を深めるだけ。
それは昨日行われた安倍氏の衆議院の本会議場での加計面会・問題を否定する姿・発言とオーバーラップする、そんなことを感じた人は少なくないだろう。
・・そう思って、というより両トップの浅はかさでも比較しない限り国民としての不満はどうしようもないので、今朝ネットで情報確認した。概ねそうだった。この「無責任なトボケ」を続けるトップの姿勢の問題を「3者」、つまり「選手、監督、安倍」を対比して記録しておく。概要は下記に、もうちょっと長く留めておくのはこの後半部にしておく。
なお、昨日はマスコミの取材があった。〇〇日の朝刊でまとまった記事にする予定、とのこと。
今日は午前中に名古屋で弁護団会議があり、朝から出かけるので、ウォーキングはお休み。
このブログへの昨日のアクセス情報は「閲覧数9.629 訪問者数1,486」だった。
今日の概要は下記。
●ホーム スポーツ 日大選手、内田前監督から「試合出さない」 日本代表辞退も指示/デイリースポーツ 2018.05.22
●日大選手「アメフト続ける権利ない、つもりもない」/日刊スポーツ 2018年5月22日17時35分
●学生にこんな思いをさせる大学とは 日大危険タックル問題/時事 2018/05/22-23:02
●日大・宮川選手「この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません」/スポーツ報知 5月22日(火)15時37分
● 日大アメフト選手会見に「選手が干される業界体質ヤバい」「ヤクザの鉄砲玉」と日本震撼/Business Journal 2018.05.22/宮川選手は全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望されていた実力者だが、5月上旬には内田前監督から「試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていたという。そして、「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と引退を表明。/ 今、日本で起こっている恐ろしい事態(森友、加計、働かせ方改革)すべてに通じる、戦時中から続く、特攻隊や鉄砲玉や中間管理職の地獄のすべてが象徴されているんだ」「これは『鉄砲玉を命じられたヤクザだよ』」 |
●アメフト日大選手の直接謝罪、内田前監督が止める/日刊スポーツ 2018年5月22日14時47分
●反則指示したか明かさず「文書で回答」 日大・内田監督/朝日 2018年5月19日19時59分
●日大・内田監督、自身の指示には触れず「選手が違反行為」/スポーツ報知 5/17
●日大・内田監督 悪質タックル指示報道に「心外」 詳細は文書で回答へ/デイリースポーツ 2018年05月19日/反則の指示については「文書で誠意を持って答える」と言及を避けたが、選手や関係者から監督の指示があったとの証言が報道されていることについて、「正直言って、いろいろな憶測やSNSの拡散(に対して)、私どもも対応しきれない。僕としても心外というのが正直な気持ちです」と不快感を示した。
●日大関係者「内田前監督は人事担当常務理事 職員は意見言えず」/NHK 5月21日 22時30分/内田前監督は現在大学の人事担当の常務理事を務め、また学内で体育会を意味する「保健体育審議会」の局長を務め「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」。「大学では理事長に次ぐ、実質大学のナンバーツーにあたり、理事長から最も信頼されている人物」
●内田監督辞任しても役職は…学内の不満爆発寸前/東京スポーツ 2018年05月21日 16時30分 |
●安倍首相、愛媛文書を全否定=「理事長と会っていない」-加計問題 22日の衆院本会議/時事 2018/05/22-19:53
●安倍晋三首相「加計氏と会っていない」/産経 2018.5.22 08:54
●愛媛新文書「脚色の必要ない」と県幹部/中日 共同 2018年5月22日 12時01分
●安倍首相が破棄したはずの「官邸記録」を根拠に加計理事長との面会を否定。首相動静に載せなかった極秘会談の数々/リテラ 2018.05.22
●「加計ありき」どころか「安倍ありき」だった岡山理科大獣医学部の新設/2018年05月22日 15:09 五十嵐仁
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もうちょっと長く留めておくと、以下。
●ホーム スポーツ 日大選手、内田前監督から「試合出さない」 日本代表辞退も指示
デイリースポーツ 2018.05.22.
大学アメリカンフットボールで、関学大との定期戦で悪質な反則タックルを仕掛けた日大の当該選手・宮川泰介(20)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開き、悪質タックルについて内田正人前監督とコーチから指示があったことを明らかにした。
内田前監督からは試合以前から「宮川なんかはやる気があるか分からないので試合に出さない。辞めていい」と言われ、さらに日本代表も辞退するように指示されたという。
井上コーチからはお前が変わらない限り練習も試合も出さないと言われたことも明かし、4日に練習前から「日本代表にいっちゃだめだよ」と当時選抜されていた第3回アメリカンフットボール大学世界選手権の代表を辞退するようにも言われ、辞退理由については「とても確認できず、分かりました」と答えたという。
その後も実戦練習を外され続け、井上コーチから「監督に、お前がどうしたら試合に出られるかを聞いたら、相手のクオーターバックを1クリア目で潰せば出してやると言われた。クオーターバックを潰すので僕を使ってくれと自分から言いに行け」と言われたことも明かした。
●日大選手「アメフト続ける権利ない、つもりもない」
日刊スポーツ 2018年5月22日17時35分
アメリカンフットボールの定期戦での悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた日大の選手の会見が22日、都内の日本記者クラブで行われた。
宮川選手は冒頭で関学大の選手関係者へおわびの言葉を続けた上で「やる気がないならやめろ。相手のQBをつぶすなら試合に出してやる」と指示されたことを明かした。さらに「監督、井上コーチから1プレー目からQBを潰しに行け。試合前に井上コーチから『できなかったじゃ済まされない』と言われた。秋の関西学院大の試合でQBがケガをしていれば得だろう」などと生々しく当時の追い込まれた状況を語った。
そして「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と競技から引退することを明言した。全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望された選手だったが、今月上旬には内田前監督から「やる気がないならやめろ、試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていた。
●学生にこんな思いをさせる大学とは 日大危険タックル問題
時事 2018/05/22-23:02
・・・(略)・・・
アメフットの汚点となるプレーが、過失ではなかった。そして、そうせざるを得なかった選手の胸中は…。会見の中で、宮川選手は「指示があったにしろ、やってしまったのは私なので私が反省すべき」などと自責の言葉を繰り返し、うなだれた。・・・(以下、略)・・・
●日大・宮川選手「この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません」
スポーツ報知 5月22日(火)15時37分
・・・(略)・・・ 今後については「もちろん僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思ってますし、この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません。今のところ、何をしていくべきかもわからない」と率直な思いを語った。
● 日大アメフト選手会見に「選手が干される業界体質ヤバい」「ヤクザの鉄砲玉」と日本震撼
Business Journal 2018.05.22
・・・(略)・・・ 宮川選手の会見に「カミカゼ特攻の内幕みたい」
宮川選手は全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望されていた実力者だが、5月上旬には内田前監督から「試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていたという。そして、「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と引退を表明。
これに対して、インターネット上では「夢を追いかけてきた若者の人生を潰した」「全日本レベルの選手が簡単に干されてしまう業界の体質がヤバい」との声があがっている。
著名人も反応しており、映画評論家の町山智浩氏はツイッターで「この日大選手の会見は、今、日本で起こっている恐ろしい事態(森友、加計、働かせ方改革)すべてに通じる、戦時中から続く、特攻隊や鉄砲玉や中間管理職の地獄のすべてが象徴されているんだ」「これは『鉄砲玉を命じられたヤクザだよ』」と憤りをあらわにしている。
また、コラムニストの小田嶋隆氏も「カミカゼ特攻の内幕みたいな話だなこれ」と率直な感想をツイートしている。さらに、ジャーナリストの津田大介氏が「監督コーチともアメフト界から永久追放になるのでは」とツイートしているように、監督とコーチに対しては「いったいどう責任を取るのか」「まさに組織的パワハラ」と厳しい指摘が相次いでいる。
いったい、事態はどのように収束するのだろうか。(文=編集部)
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●アメフト日大選手の直接謝罪、内田前監督が止める
日刊スポーツ 2018年5月22日14時47分
・・・(略)・・・ 今月11日には宮川選手が親と直接謝罪したいと日大の内田前監督に申し出たところ、止められたという。そのため、代理人弁護士に相談するに至ったという。
●反則指示したか明かさず「文書で回答」 日大・内田監督
朝日 2018年5月19日19時59分 一色涼
アメリカンフットボールの定期戦で起きた悪質タックルから13日。日本大の内田正人監督が初めて公の場に姿を現し、関西学院大の選手への謝罪と、辞任を表明した。「一連の問題は全て私の責任」と繰り返したが、反則行為の指示については「調査して回答する」と述べるにとどめた。・・・(以下、略)・・・
●日大・内田監督、自身の指示には触れず「選手が違反行為」
スポーツ報知 5/17(木)
・・・(略)・・・
内田監督からの自粛申し入れ文書は10日付で連盟宛てに提出された。「本学選手による試合中の重大な反則行為に対する措置について」で始まり、春のオープン戦でのベンチ入りや8月末までの現場指導の自粛を申し入れる内容だった。
内田監督は、文書の中で日大守備選手による一連の反則について「スポーツ選手として、大学生としてもあるまじき違反行為を度重なり行った」などと釈明。「大きな混乱を招いた」と謝罪し、今後については「学生と真摯(しんし)に向き合い指導を徹底する」などと記している。
ただ、反則行為が選手個人によるものとの趣旨で書かれていることから、ある幹部は「選手に責任を押しつけている。監督としての責任を逃れようとしているのではないか」と批判する。
・・・(以下、略)・・・
●日大・内田監督 悪質タックル指示報道に「心外」 詳細は文書で回答へ
デイリースポーツ 2018年05月19日
・・・(略)・・・反則の指示については「文書で誠意を持って答える」と言及を避けたが、選手や関係者から監督の指示があったとの証言が報道されていることについて、「正直言って、いろいろな憶測やSNSの拡散(に対して)、私どもも対応しきれない。僕としても心外というのが正直な気持ちです」と不快感を示した。 ・・・(略)・・・
●日大関係者「内田前監督は人事担当常務理事 職員は意見言えず」
NHK 5月21日 22時30分
・・・(略)・・・内田前監督は62歳。日本大学を卒業後、母校に就職してアメリカンフットボール部のコーチを務め、2003年には監督に就任しました。
選手の育成に定評があり、関東学生アメリカンフットボール連盟の強化委員を務めた経験もあります。
2015年に一度退任しましたが、去年監督に復帰し、復帰1年目で学生日本一を決める甲子園ボウルでチームを27年ぶりの優勝に導きました。今回の問題を受けて今月19日にアメリカンフットボール部の監督を辞任しました。
内田前監督は現在大学の人事担当の常務理事を務め、また学内で体育会を意味する「保健体育審議会」の局長を務めています。
大学の関係者によりますと内田前監督は「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」ということです。また「大学では理事長に次ぐ、実質大学のナンバーツーにあたり、理事長から最も信頼されている人物」ということです。
日大選手がミーティング 前監督参加せず 辞任の説明もなし・・・(以下、略)・・・
●内田監督辞任しても役職は…学内の不満爆発寸前
東京スポーツ 2018年05月21日 16時30分
・・・(略)・・・ 内田氏がやっと公の場に姿を現し、一応の責任を取った格好。ただ、運動部を束ねる保健体育審議会局長で人事担当の常務理事と、日大体育会を思いのままに操ることができる立場だけに、「大学での役職が残ればチームや体育会への影響力だって結局変わらない」(日大関係者)と監督辞任もそれほど意味がないという意見も後を絶たない(本紙既報)。内田氏は大学内の役職辞任の可能性についても問われたが「それは違う問題ですので」と言及を避けた。日大トップの田中英寿理事長(71)の寵愛を受ける同氏の権力を弱体化させることは簡単ではない。
とはいえ世間からの批判の嵐は強まるばかり。これまでアメフット部はもちろん、大学内でも同氏への不満は爆発寸前だったが、強大な力によって抑えられてきた。それがこの問題をきっかけに部内の暴力容認やパワハラ体質以外にも「叩けばほこりが出てくる。表に出ていないことがまだまだある」(別の日大関係者)。騒動が沈静化するどころか、さらに拡大する可能性もあるという。
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●安倍晋三首相「加計氏と会っていない」
産経 2018.5.22 08:54
安倍晋三首相は22日午前、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、平成27年2月に加計孝太郎理事長と面談し、説明を受けたとする愛媛県の内部文書が国会に提出されたことについて「ご指摘の日に加計理事長と会ったことはない」と否定した。首相官邸で記者団に答えた。
安倍首相は「昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった」と説明した。その上で「獣医学部新設について、加計氏から話をされたこともないし、私から話をしたこともない」と改めて主張した。
●安倍首相、愛媛文書を全否定=「理事長と会っていない」-加計問題 22日の衆院本会議
時事 2018/05/22-19:53
安倍晋三首相は22日の衆院本会議で、学校法人「加計学園」(岡山市)による愛媛県今治市への獣医学部新設問題をめぐって同県が国会に提出した文書に、首相と学園の加計孝太郎理事長が2015年2月25日に面会したと記載されていることについて「会ったことはない」と全面否定した。一方、同県の中村時広知事は文書の内容は「ありのまま」と強調した。立憲民主党など5野党は、真相解明に向けて加計氏の証人喚問を要求するなど徹底追及の姿勢を強めた。
●愛媛新文書「脚色の必要ない」と県幹部
中日 共同 2018年5月22日 12時01分
愛媛県幹部は22日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が、加計孝太郎理事長と2015年2月25日に面会したとする新文書の内容を否定したことについて「文書は、当時の担当職員が学園側から聞き取った内容を正直に書いている。脚色したり、うそをついたりする必要はない」と述べた。
また「提出した文書がメディアにあれだけ出回れば、国会審議に影響が出かねない」と戸惑った様子で語った。
中村時広県知事は22日午前、高知市に出張、安倍首相の否定発言についてのコメントはなかった。
●安倍首相が破棄したはずの「官邸記録」を根拠に加計理事長との面会を否定。首相動静に載せなかった極秘会談の数々
リテラ 2018.05.22
「新しい獣医大学の考えはいいね」──安倍首相が2015年2月25日に加計孝太郎理事長と面談し、獣医学部新設構想に同意を示していたことが記されていた愛媛県の新文書。これによって安倍首相の「加計氏から獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」「計画を知ったのは2017年1月20日」という答弁が大嘘であったことがはっきりとした。
しかし、予想通りと言うべきか、安倍首相はまたも愛媛県文書の否定にかかっている。昨晩は記者から「『獣医学部、いいね』と言ったのですか?」と質問されても無言で立ち去った安倍首相だが、今朝は一転、「ご指摘の日に加計理事長と会ったことはない」「獣医学部新設について、加計氏から話をされたこともないし、私から話をしたこともない」と新文書の内容を否定し、こう話した。
「念のため、昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった」
官邸の記録……? そもそも官邸の入館記録は「破棄」されたのではなかったのか。実際、萩生田光一・元官房副長官は「訪問者の入邸確認後、訪問予約届はその使用目的を終えることから、公文書管理法や関係規則等に基づき遅滞なく破棄する扱い」と述べてきたし、安倍首相自身も「総理官邸に入館した方の記録は基本的に定期的に廃棄をしている」(4月11日衆院予算委員会)と答弁していたではないか。その、遅滞なく速やかに破棄されたはずの3年前の記録を、安倍首相は昨晩「調べた」と言うのだ。これは「いままで国会で嘘をついてきた」と白状しているようなものではないか。
しかも、愛媛県の新文書には、柳瀬唯夫首相秘書官のみならず加藤勝信内閣官房副長官(当時)までもが加計学園関係者と面談するなど、当時、いかに官邸の安倍首相側近たちが加計と接触を重ねていたかが記されている。そうしたなかで安倍首相の面談をセッティングするのに、側近たちが記録を残さないかたちで加計理事長を入邸させていても不思議はない。
実際、池上彰はウェブサイト「P+D MAGAZINE」の連載で、総理官邸の建て替え以降、総理が極秘に人と会うことが可能になっていると指摘している。
・・・(略)・・・
その上、今回提出された愛媛県の新文書の正しさを証明する証言も出てきた。2015年2月に加計学園関係者と面談したと新文書に記述されている当時の加藤官房副長官(現・厚労相)は、「地元(岡山県)の事務所で確か事務局長が来て、10回以上チャレンジしたけど難しいという話があった」と、面談の事実を認めているのだ。
愛媛県の記録と安倍首相の言い分、一体どちらが事実で、どちらが嘘をついているのか。愛媛県の中村時広知事の参考人招致はもちろんだが、この1年、嘘ばかりの答弁に終始してきた可能性が高まった安倍首相こそ、偽証罪に問われる証人喚問が必要だろう。(編集部)
●「加計ありき」どころか「安倍ありき」だった岡山理科大獣医学部の新設
2018年05月22日 15:09 五十嵐仁
・・・(略)・・・
もう一つ重要なポイントは、岡山理科大獣医学部新設の地元である今治市の対応です。ここにも関連文書が残されていますが、その公表をかたくなに拒んでいます。
その理由は「関係者に迷惑をかけられない」ということのようです。安倍首相と加計さんという「関係者」をかばうために、必死になって真相の隠ぺいを図っているようにしか見えません。
愛媛県と同様に今治市も、一連の経過に関わる文書を包み隠さず明らかにするべきでしょう。「関係者」の不正を隠ぺいしてその「共犯者」になるのか、三権分立の歪みと行政の私物化を正す立場に立つのかが、今治市に問われています。
安倍首相は自らの答弁の誤りを認めて辞任するべきです。もちろん、森友疑惑と公文書改ざんの最高責任者である麻生財務相も辞任するべきでしょう。
出すべき「膿」の中心はこの2人なのです。その2人を権力の座から追い出すことなしに「膿を出し切る」ことはできないのですから、安倍内閣の総辞職は避けられません。
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