「私や妻関与なら辞任」と昨年2月に安倍首相が国会で答弁して1年以上、森友文書の隠されていた文書が出されて、国会や報道の読み込みが続いているようだ。
ネットでそんな情報を見ていて、「肝心な文書をまだ隠している」との旨の意見があった。
・・ということで、今朝は以下を記録しておく。
なお、今朝の気温は11度で、快適にウォーキングしてきた。
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●安倍首相 「私や妻関与なら辞任」国有地格安払い下げで/毎日 2017年2月17日
●森友交渉記録 「1年間、国民だました」政府対応を非難/毎日 2018年5月23日
●森友側の要望「まず昭恵氏に」 財務省の記録で浮かぶ/朝日 2018年5月24日
●財務省、答弁の裏で意図的廃棄 「政治史に残る大事件」/朝日 2018年5月24日
●泥沼の森友問題、またしても「文書隠し」疑惑 なぜか2014年4月28日の面談録がなかった/東洋経済オンライン 2018年05月24日
●国有地売却問題 交渉記録隠蔽 財務省、地に落ちた信用 幹部「今や船頭不在」/毎日 2018年5月24日
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●安倍首相 「私や妻関与なら辞任」国有地格安払い下げで
毎日 2017年2月17日
毎日新聞2017年2月17日 安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、国有地を格安で買い取った学校法人「森友学園」が設立する私立小学校の認可や国有地払い下げに関し、「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と述べた。小学校は今春に大阪府豊中市で開校予定で、「名誉校長」は首相夫人の昭恵さんが就任する見通し。
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●森友交渉記録 「1年間、国民だました」政府対応を非難
毎日 2018年5月23日 21時38分
学校法人「森友学園」との国有地売却問題を巡り、財務省が23日に国会提出した学園側との交渉記録は、決裁文書の改ざんと時期を合わせて廃棄が進められていたことが明らかになった。野党側は「1年間、国民をだまし続けてきた責任は重い」と猛反発。地元の大阪からも追及の声が上がった。
●森友側の要望「まず昭恵氏に」 財務省の記録で浮かぶ
朝日 2018年5月24日 05時09分
財務省が23日に公表した新たな文書には、安倍晋三首相の妻昭恵氏に関わる記載が詳しく残されていた。「優遇」を求める学園側の要望を伝える昭恵氏付職員。「最大限の配慮をしている」と応じる財務省。野党は「自分や妻が関わっていれば辞める」と言い切った首相の責任を追及する構えだ。
「これでも昭恵さんが関わっていないと判断するのか」。23日午後に開かれた野党合同のヒアリング。問題視されたのは、開示された約950ページの交渉記録のうち、2015年11月10日の1枚のメモだ。
題名は「定期借地権の減額要望…
●財務省、答弁の裏で意図的廃棄 「政治史に残る大事件」
朝日 2018年5月24日 09時46分
国会答弁の裏で、決裁文書を改ざんするだけでなく、交渉記録を意図的に廃棄していた。森友学園問題で財務省が23日、衝撃的な事実を明らかにした。この日公表された文書からは、土地取引の特異さが改めて浮かぶ。財務省の体質に、市民が、国会議員が、怒りの声を上げた。
森友側の要望「まず昭恵氏に」 財務省の記録で浮かぶ
23日午前、国会内では、財務省から交渉記録の廃棄を説明された野党議員が憤りの声を上げた。
「行政の信頼を根こそぎ失うような政治史に残る大事件だ」。国民民主党の玉木雄一郎共同代表は記者団にこう語り、「これまで1年にわたり政府が説明してきたことが虚偽だと明らかになった」と断じた。
財務省は、森友学園との土地取引について国会で一貫し、学園側との交渉記録は保存期間がすぎて廃棄した、と主張してきた。ただ、この日は、昨年2月以降に「国会答弁との関係で文書を廃棄」していたと明かした。
●泥沼の森友問題、またしても「文書隠し」疑惑 なぜか2014年4月28日の面談録がなかった
東洋経済オンライン 2018年05月24日 安積 明子
森友学園問題とは何なのか。それを改めて明らかにしたのが、5月23日に財務省が公表した資料だろう。1000ページ近い交渉記録と約3000ページにも及ぶ決裁文書の中には、肝心の「その箇所」は欠落していた。
いや、「あるはずの資料がない」という点がこの問題の本質といえるのかもしれない。2014年6月30日の決裁文書「承諾書の提出について」を作成する際の資料となった本省相談メモ、法律相談結果などのうち、なぜか2014年4月28日分がすっぽり抜けていたのだ。
「非常に重要なやり取りなのに、なぜないのか」
「(森友学園理事長だった籠池泰典氏に)三下り半を下そうとしていた近畿財務局のメモの中で、初めて安倍昭恵さんの名前が出てくるのが4月28日のメモ。非常に重要なやり取りなのに、900ページ以上の交渉記録を出しているにもかかわらず、なぜこれがないのか」
「4月28日〜5月23日」とあるにもかかわらず、4月28日の資料がないのは不自然だ(筆者撮影)
同日夕方に開かれた野党合同ヒアリングで、日本共産党の辰巳孝太郎参議院議員が問い詰めると、財務省の富山一成理財局次長は「ここにあるのがすべてだ」と小さく答えた。
しかし2014年4月28日の面談は、森友学園問題の中核ともいえるべき内容を含んでいる。いわば、この問題における“ターニングポイント”といえる面談なのだ。
・・・(略)・・・ただ、公開された文書によって新たに明確になったことがある。
夫人付だった谷査恵子氏が2015年11月10日に財務省国有財産業務課に電話をかけ、社会福祉法人に対して検討されていた定期借地権の優遇制度を小学校にも適用可能かどうかを問い合わせた件で、谷氏が「(昭恵夫人の)知り合いの方から、社会福祉法人同様、優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり」と述べたと記載されていることが明らかになったのだ。
もし谷氏の問い合わせが昭恵夫人からの指示で、昭恵夫人が籠池氏に有利なように国有地賃借のために動いたとするなら、昨年2月に「私と妻が関係していたら、総理も国会議員も辞める」と啖呵(たんか)を切った安倍晋三首相にとって政治生命を絶たれかねないピンチになる。
・・・(以下、略)・・・
●国有地売却問題 交渉記録隠蔽 財務省、地に落ちた信用 幹部「今や船頭不在」
毎日 2018年5月24日
不祥事が続く財務省
森友学園への国有地売却をめぐる交渉記録の隠蔽(いんぺい)という新たな不祥事が23日、発覚した財務省。森友をめぐる決裁文書の改ざんや前事務次官のセクハラなどスキャンダルまみれの同省は、信頼失墜に歯止めがかからない状況だ。不祥事に伴う引責辞任で事務次官と国税庁長官の2トップが不在となる中、職員には動揺が広がる。【岡大介、横山三加子】
「決裁文書の改ざんと同様に佐川宣寿前国税庁長官の理財局長当時の国会答弁とつじつまを合わせるため、森友との交渉記録も隠蔽したのだろうが、やはり理解できない。前次官のセクハラ問題を含め、何か起きた時の対応が世間の常識とずれている」。同省の中堅職員は23日、こう肩を落とした。
また、別の幹部は「この組織は今や船頭のいない船。仕事も進まなければ、危機を打開するための方向性を示すトップもいない」と嘆いた。実際、次官と国税庁長官が相次いで辞めた上、後任さえ決められない異常事態に省内の動揺は隠せない。
森友学園問題をめぐっては、3月2日、朝日新聞が決裁文書の改ざん疑惑を報道。理財局長時代の国会答弁との矛盾を指摘された佐川前長官は9日、一連の混乱の責任を取って辞任した。だが、佐川氏が刑事責任を問われる可能性があることを理由に真相を語らなかったため、同省への批判は収まらなかった。
財務省は報道から10日後の3月12日に文書改ざんの事実をようやく認めたが、4月には、理財局職員が森友側の弁護士に国有地の値引きの根拠となったごみの積算量について口裏合わせを依頼していたことも判明。批判は高まる一方となった。
追い打ちをかけたのが、週刊誌が報じた事務方トップの福田淳一前事務次官の女性記者へのセクハラ疑惑だ。福田氏がセクハラを否定し続けたため、同省は被害女性に名乗り出て調査に協力するよう求めたが、それにより「セクハラに対する意識の低さ」を露呈。批判の火に油を注いだ。
福田氏は結局、辞任したものの、同省がセクハラ行為を認定し懲戒処分相当として退職金減額を発表したのは週刊誌報道から約2週間後。後手後手の対応は傷口を広げるばかりだった。
同省は、6月の財政健全化計画の策定や、2019年10月に予定する消費増税への対応など重要課題を抱える。だが、森友との交渉記録隠蔽まで発覚し、信用は地に落ちた。同省の弱体化が政府の財政健全化への取り組み姿勢の後退などにつながることも懸念される状況だ。
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