毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと
上野千鶴子プロデュース
寺町みどり・寺町知正 共著
2014年10月刊 WAVE出版
『最新版 市民派議員に
なるための本』
-あなたが動けば社会が変わる-
↑ クリックで拡大 ↑
◆
注文案内
◆ ★
刊行記念シンポ
★
●
目次の全部の紹介
●
2005年2月ブログ開始
それから 毎日更新
ランキング
人気ブログランキングへ
↑クリックありがとう↑
メール・アドレス変更
2022年1月10日~
(新) ↓
tera-t@ktroad.com
ブログの作成・編集
最新のエントリー
◆ゆずちゃんからのプレゼント「だいすき」
◆のべ10回の緩和放射線治療が終わった。痛みがほとんどなくなった。
◆昨日も今日も名大病院で放射線治療だった。
◆午後は懸案の書類づくりなどの仕事をした。
◆2週連続の放射線治療。土日はお休み。
◆ダブルレインボーは幸運の虹。何か良いことが起きる前兆
◆緩和放射線治療は今日から右頸部。
◆緩和放射線治療5日目(最終日)。大粒のシャインマスカットが届いていた。
◆緩和放射線治療4日目◆司法試験合格おめでとう!
◆緩和放射線治療三日目。吐気止めが処方された。
ブログの作成・編集
最新のコメント
mintdaisuki/
◆のべ10回の緩和放射線治療が終わった。痛みがほとんどなくなった。
●てらまち/
◆訪問診療、在宅医療に/もし家に帰って、ケアする医師やその他の専門家が決まっていないという空白期間中に何か起きたら大変なことに/ともかく当事者になって進めていく段階に一気に来た
さゆりん/
◆訪問診療、在宅医療に/もし家に帰って、ケアする医師やその他の専門家が決まっていないという空白期間中に何か起きたら大変なことに/ともかく当事者になって進めていく段階に一気に来た
●てらまち/
◆ソフトボールほどに育ったメロンの実/ミニトマトやキュウリ、いんげんは食べ始めている。
mintdaisuki/
◆ソフトボールほどに育ったメロンの実/ミニトマトやキュウリ、いんげんは食べ始めている。
●てらまち/
◆昨日の午後に抗がん剤を点滴。そのあとは「左肩から腕に突然襲ってくる激痛」は全く無い。素人考えでは、がん細胞がビックリして縮小し、神経を圧迫しなくなったから/入院4日目
●てらまち/
◆今日は「抗がん剤カバジタキセル」の投与/なんの不快感も、吐き気も、疲労感もありません/入院3日目。
●てらまち/
◆日本緩和医療学会/がんの患者さんの多くは医療用麻薬の使用を恐れている /麻薬中毒のイメージから敬遠され、痛みを我慢して過す方も少なくない
mintdaisuki/
◆昨日の午後に抗がん剤を点滴。そのあとは「左肩から腕に突然襲ってくる激痛」は全く無い。素人考えでは、がん細胞がビックリして縮小し、神経を圧迫しなくなったから/入院4日目
mintdaisuki/
◆今日は「抗がん剤カバジタキセル」の投与/なんの不快感も、吐き気も、疲労感もありません/入院3日目。
ブログの作成・編集
このブログの記事の分類
カテゴリー
●ツイッター
(775)
●行政訴訟や裁判、判決など
(221)
●市民運動などいろいろ
(163)
●インターネットの様々な問題
(88)
●日本と世界の政治や経済から
(98)
●マイナンバー・個人情報・AI社会
(91)
●政権交代
(895)
●カジノ・依存症・クレ・サラ・多重債務
(41)
●政務活動費の不正、ポスター、ビラなどの選挙公営問題
(137)
●行政・役所・議会・議員の現状や改革
(338)
●ふむふむ・テレビの興味深い特集
(33)
●ふるさと納税
(11)
●格差・労働・派遣・ワークシェアリング
(96)
●偽装・捏造・隠蔽はいずれバレる
(209)
●ふむふむ・気になる新聞記事など
(302)
●男女の平等、共同参加、ジェンダー
(126)
●選挙や議会に関した運動
(237)
●全国の知事や市長、議会の選挙
(274)
●山県市での新しい風ニュース、一般質問など
(205)
●官公庁の裏金事件や公務員不祥事
(218)
●高齢者のこと
(4)
●花粉症、アレルギー、睡眠時無呼吸・シーパップ
(9)
●新型コロナ
(120)
●健康・病気・福祉・介護・リハビリ
(103)
「初めて発症した『帯状疱疹』」の記
(9)
●前立腺がん告知2020年2月 腫瘍マーカー2392 骨転移91 ステージ4相当
(142)
●癌ゲノム医療 がん遺伝子パネル検査 BRCA遺伝子変異 分子標的薬 個別化医療
(42)
●放射線。ゾーフィゴ・塩化ラジウム PSMA治療・ルテチウム・アクチニウム
(49)
●がん・激痛緩和には医療麻薬が効く
(4)
●放射線治療。痛み除去、リンパ節や骨への転移
(11)
●災害
(114)
●ごみ問題・プラスチック/フェロシルトの不法投棄・石原産業
(224)
●原発・高レベル放射性廃棄物地層処分問題
(290)
●再生エネ・太陽光発電
(15)
●花、草、木 (他所)
(205)
●花、草、木 (自家)
(404)
●野菜・米・有機農業・自然卵養鶏
(324)
●「ヤマイモ」のパイプ栽培⇒「自然薯」の波板栽培⇒「短形自然薯」の高畝栽培
(91)
●フルーツの自家栽培
(26)
●旅・温泉・宿・おいしいもの
(120)
●薪ストーブライフ
(86)
●暮らしや料理など
(340)
●日本ミツバチとの暮らし
(130)
●いきいきセカンドステージ
(33)
●モグラとの奮闘・捕獲状況
(10)
●ブログの作成方法、PCや I T のこと
(153)
●自治会・町内会、PTA、消防団
(13)
●認定NPO人「高木市民科学基金」助成選考委員
(9)
●市民オンブズ全国大会・2020
(30)
ブログの作成・編集
つながるブログ
Bookmark
★ 寺町畑
有機無農薬栽培の野菜・米・自然卵
★市民運動のHP
岐阜県民ネット
★みどり一期一会
パートナーのブログ
★みどりweb
パートナーの運動
★ P-WAN
市民と政治をつなぐ
★市民オンブズマン 事務局日誌
内田さん
★市民オンブズマン つくばみらい
『老人』のボケ防止だそう
★さちの夢空間
さちこさん
★田舎暮らし・優しい風
田舎人さん
★週末は「イングリッシュガーデン?」
プンさん
★苔玉ごろごろ、だから苔想
るなさん
★今日のメニュー
jugonさん
★おいしい野菜をつくろう
りんごのほっぺさん
★アルママの気まぐれ日記
アルママさん
★たのしく、たのしく
Yoshiさん
★卯月の手鏡
卯月さん
★友々素敵
鈴木至彦さん
ーーーーーーーー
◆自治体政治の現場◆ --------
★北海道芽室町 正村きみこ
「つぶやきをかたちに」
★愛知県日進市 島村きよみ
活動日記
★大阪府吹田市 いけぶち佐知子
「未来にまっすぐ」
★富山県富山市 上野ほたる
「未来にかがやきを!」
★福井県敦賀市 今大地晴美
ちょっとTeaTime
★愛知県愛西市 吉川みつ子
環境子育てまちづくり
★長野県安曇野市 小林じゅん子
いつも市民派! ずっと無党派!
★三重県松阪市 海住恒幸
海住 Report
★愛知県東浦町 神谷明彦
つれづれログ
★愛知県大府市 鷹羽登久子
非正規雇用ワーカーがある日突然政治家に
★愛知県瀬戸市 臼井 淳
市民の立場から政治を変えよう。
★まみのちょっと一言
小川まみさん
★愛知県武豊町 車いす議員
小寺きし子さん
★寺町ともまさHP
地域での活動
★三重県よろずや
よろずやさん
無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク
略称 「自治ネット」 で流通
★農のいろは塾
はたけ番@緑ネットさん
★東西南北・閑閑話
kankanwaさん
★タカマサのきまぐれ時評
タカマサさん
★ほぼにちブログ
magさん
★西神田ちんぐゎら日誌
★凡人の旅打ち記録!
プロなみ
自己紹介
岐阜県山県市。無党派・市民派として、いろんな市民運動にかかわっています。
〒501-2112
岐阜県山県市
西深瀬208
2009年3月にメールのアドレスを変更
(新) ↓
tera@ccy.ne.jp
Search
このブログ内で
ウェブ全て
ブログの作成・編集
CALENDAR
2020年3月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
今までの投稿
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
ブログの作成・編集
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
gooおすすめリンク
日経平均株価
NYダウ
おすすめブログ
【コメント募集中】「雪かき」をしたことがありますか?
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】「雪かき」をしたことがありますか?
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
dポイントが当たる!無料『毎日くじ』
◆癌レベル4の日常的・私的な対処の一つとして/アスコルビン酸1日10グラムほど クエン酸の摂取1日15グラム/痛みは今週はまったく なくなった
●前立腺がん告知2020年2月 腫瘍マーカー2392 骨転移91 ステージ4相当
/
2020-03-05
ガン、しかも俗のレベルでいえば「4」。その告知で即始めた現代医療の「標準治療」。
一週間後には「丸山ワクチン」の接種も開始。
さらに、各種の漢方薬も利用。
「癌細胞は熱が嫌い」と古典的な認定を受けていることに即して、温熱効果を狙う使い捨てカイロ(2月中旬は1日20個、今は、1日5個使用)で身体を常時温め中。
その他の私的な対処の一つとして「ビタミンC」(アスコルビン酸)と「クエン酸」を意識的に摂取している(これらもパートナーが調べてくれる)。
他にも癌の嫌いな食事、という観点もある。
進行ガン、骨転移癌に痛みはつきものらしい。私の場合、1月中旬から続いた身体中の痛みは、1か月半後の今週はまったく なくなっている。
だから、どれがどの効果とは言わないが、一つの効用と考えているアスコルビン酸とクエン酸の飲用のことを、今日は整理しておく。
「ビタミンC」(アスコルビン酸)と癌の関係はよく言われるし、「クエン酸回路」とは高校の生物で習った覚え。
私の摂り方は次。
クエン酸は、うちの畑の無農薬の生姜をスライスして干してストックしていた「乾燥ショウガ」(身体を温める効果)を煮詰めたところに、1日で計15グラムを付加したお茶をパートナーが作ってくれる。ポットに入れ、保温水筒で外出時も持つ。東京に行くときもそうしてきた。
アスコルビン酸は、そのお茶を飲むときに、自分でカップ一杯(1グラム)加えて、それを1日8から10回飲む。
(夜に、歯が侵食されないような対策もとる/=エナメル質表面が弱くなる酸蝕=)
とはいえ、「そんな民間療法なんて」と心配されてもいけないので、当事者としては、一応それなりに"意義あり、意味あり"と考える世界の解説や報告などのWeb情報の端を幾つか下記に抜粋・引用してメモがてら記録しておく。
なお、昨日3月4日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,952 訪問者数1,599」。今朝の気温は度。ウォーキングは快適。
●超高濃度ビタミンCがガンを殺す/宇都宮セントラルクリニック 放射線治療センター/糖を栄養とするガン細胞は、構造が類似したビタミンCを積極的に取り込む。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生。ガン細胞は過酸化水素を除去する酵素が乏しいため、結果として死滅(正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を持っているので影響がない)/血中濃度が高いほどガンが死滅しやすい
●悪性腫瘍とビタミンC総論/中野司朗レディースクリニック/ビタミンCのガン予防効果/ガン患者に貧血と鉄欠乏はほぼ必発といってよく、病態の進行とともに出現頻度は高くなる。/ビタミンCには、ガン細胞による基底膜や血管壁の破壊による浸潤や血行性転移を阻止する作用/治療面でもビタミンCによる免疫力増強効果は、ガン治療の補助手段として期待
●「がん」とは「クエン酸サイクル」が停滞、停止した状態でガン細胞が死ななくなった状態/ NAVER 2016年10月05日/ガンは周辺環境がアルカリ性(ph7,4)になると、活動が弱り休眠状態にもなる
●がんの「クエン酸療法」:クエン酸は多彩なメカニズムでがん細胞の増殖を抑える/「漢方がん治療」を考える 2018年04月12日/1日3回、毎食後に10~15gのクエン酸を摂取するという方法。/クエン酸は、免疫系を活性化し、がん細胞の増殖シグナルの伝達系を抑制し、エネルギー産生系を阻害してATPを枯渇する
●がん細胞のエネルギーを制御し, 増殖を抑える方法を明らかに!/岐阜大学/正常な細胞では,酸素を使うことで効率的かつ多くのエネルギーが得られる後者を使うが,がん細胞では,効率は悪いものの,より早くエネルギーを得られ,さらに増殖に必要な核酸の材料が生じる「解糖系」に偏ったエネルギー代謝をしている。 がん細胞では「PKM2」というタンパク質がたくさん発現することで,解糖系を維持・活性化していることが分かっている。今回,私たちはこのPKM2の発現を上昇させているタンパク質「PTBP1」を特定することに成功した
●がんとアミノ酸代謝/生化学 86-3-332 2014 usa-ku, Nagoya464―8601, Japan)/特集:アミノ酸機能のニューパラダイム がんとアミノ酸代謝
●がん細胞の代謝と栄養/日本静脈経腸栄養学会雑誌 3(4 0 ):907-910:2015 /たとえばがん細胞にとって最大の外敵は免疫系であり,何とか免疫系の攻撃から逃れる必要がある
●
人気ブログランキング参加中
= 今、
1位から2位
↓1日1回クリックを↓
★携帯でも クリック可にしました →→
携帯でまずここをクリックし、次に出てくる
「リンク先に移動」
をクリックして頂くだけで「10点」
←←
★パソコンはこちらをクリック→→
人気ブログランキング
←←ワン・クリックで10点
●超高濃度ビタミンCがガンを殺す
宇都宮セントラルクリニック 放射線治療センター
糖を栄養とするガン細胞は、構造が類似したビタミンCを積極的に取り込みます。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生します。ガン細胞は過酸化水素を除去する酵素が乏しいため、結果として死滅します(正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を持っているので影響がない)。
血中濃度が高いほどガンが死滅しやすい
治療がお勧めの方
・次のガンなどでお悩みの方 米国では、次のガンへの治療効果が報告されています。
乳ガン、前立腺ガン、直腸ガン、肺ガン、悪性リンパ腫、大腸ガン、すい臓ガン、卵巣ガン、膀胱ガン、腎臓ガン、子宮ガン、卵巣癌、多発性骨髄腫 など
・・・(以下、略)・・・
●悪性腫瘍とビタミンC総論
中野司朗レディースクリニック
・・・(略)・・・ビタミンCのガン予防効果
ビタミンCの作用には、抗酸化剤としての作用と水酸化酵素の補酵素としての作用がありますが、両者は本質的には同一で、共にビタミンCの持つ強力な還元剤としての特性に基づいています。これらビタミンCの作用は、ガン予防においても多岐にわたる効果をもたらしています。
実際、ガン発症率と柑橘類などのビタミンC摂取量には逆相関が認められ、特に口腔、食道、胃、大腸等の消化器ガンや呼吸器ガンの予防に有効といわれています。消化管や肺は多くの外来異物に接する場であり、活性酸素の攻撃を特に受けやすいためです。
・・・(略)・・・2. 貧血とビタミンC
ガン患者に貧血と鉄欠乏はほぼ必発といってよく、病態の進行とともに出現頻度は高くなります。ビタミンCには鉄の吸収を高める作用があります。食品中の非ヘム鉄Fe(Ⅲ価)が胃から吸収されるためにはFe(Ⅱ価)に還元されることが必要で、ビタミンCは鉄を還元して吸収率を高めます。
また、鉄は血色素の材料以外にも、チトクロームP450による体内異物の代謝、ミトコンドリアの電子伝達系におけるエネルギー産生、活性酸素消去酵素など様々な体内酵素の材料として必要で、鉄欠乏状態ではこれら恒常性の維持に影響を及ぼします。
3. ガン浸潤と血行性転移の防御
ビタミンCには、ガン細胞による基底膜や血管壁の破壊による浸潤や血行性転移を阻止する作用もあります
。ガン細胞が放出するヒアルロニダーゼが周辺のムコ多糖類ヒアルロン酸を分解して、間質マトリックスを脆弱化させ、増殖するガン細胞の浸潤を助長します。アスコルビン酸は生理的に存在するヒアルロニダーゼ抑制物質を増やすことによって、間質マトリックスの崩壊を防ぎます。また、大量のアスコルビン酸の投与は間質コラーゲン線維の形成を促進し、ガン細胞を被包化してガン浸潤を抑制します(コラーゲンバリアー)。このような作用は、壊血病動物の脆弱化した間質マトリックスを修復するアスコルビン酸の作用に類似しています。
三羽らは、ビタミンC投与でガン転移が抑制されたことを、動物実験で示しています。ガン細胞はMMP酵素を産生し、結合組織を溶解し浸潤しますが、ビタミンCはこのMMP酵素産生遺伝子を抑制すると報告しています。
ガン治療にもビタミンCの大量療法が行われています。
アスコルビン酸静注による細胞外コラーゲン生成および免疫機能増大作用に着眼したRECNACのRiordanらの治験成績によると、アスコルビン酸は単なる生物学的調節機能以上にガンに対して殺性を持つことが明らかになり、この特性は多くのガンに当てはまるとしています。その機序は、ガン細胞はカタラーゼ活性が低いため、大量のアスコルビン酸によって生成された過酸化物質の影響を受けやすいことによると考えています。
ただし、この治験はまだ試験的なもので、二次的治療の選択肢のひとつとして考慮するように忠告しています。
4. 免疫力増強
ガン予防の項目でもすでに述べたとおり、治療面でも
ビタミンCによる免疫力増強効果は、ガン治療の補助手段として期待できます。
まとめ 以上のように、ビタミンCには様々なガン予防および治療への可能性が存在します。分子整合栄養医学の父、ライナス・ポーリング博士がビタミンCによるガン予防と治療の可能性を提唱して以来、様々な医学会の抵抗を受けてきました。しかし、21世紀に入った現在、医学会が見直しつつあるビタミンCの可能性の一端として、ガン予防および治療でもさらなる新しい知見が見つかり、ガン予防および治療におけるスタンダードとなる日が遠くはないことを確信しています。
●「がん」とは「クエン酸サイクル」が停滞、停止した状態でガン細胞が死ななくなった状態
NAVER 2016年10月05日
がんとは毎日5000個~6000個できるミスコピーの細胞。正常細胞とがん細胞の違い。酸性である乳酸は「クエン酸サイクル」で分解され、水と炭酸ガスになります。ガンは周辺環境がアルカリ性(ph7,4)になると、活動が弱り休眠状態にもなります。
・・・(略)・・・
●590)がんの「クエン酸療法」:クエン酸は多彩なメカニズムでがん細胞の増殖を抑える
「漢方がん治療」を考える 2018年04月12日
【クエン酸は様々なメカニズムでがん細胞の増殖を抑制する】
メキシコの小児科医のハラベ医師(Dr. Alberto Halabe Bucay)がクエン酸の大量投与によるがん治療による著効例を論文で多数報告しています。80人以上の末期がんの患者さんをクエン酸の経口摂取で治療して、多くに効果を認めたと言っています。
そのプロトコールは、1日3回、毎食後に10~15gのクエン酸を摂取するという方法です。
・・・(略)・・・つまり、クエン酸は、免疫系を活性化し、がん細胞の増殖シグナルの伝達系を抑制し、エネルギー産生系を阻害してATPを枯渇するという結果です。
・・・(略)・・・細胞質内のクエン酸濃度が高くなると解糖系が阻害されてATPが作れなくなるので、がん細胞はクエン酸濃度が低く維持されます。
そこで、食事やサプリメントによるクエン酸の補充が、がん細胞の解糖系の阻害などの機序によって、がん細胞の増殖を抑制できることになります。
・・・(略)・・・【柑橘類の摂取ががんを予防する】
クエン酸は、食品の保存料や添加物として広く使用されています。柑橘類にも多く含まれています。クエン酸療法で使用される1日30〜40グラム程度の摂取量では、ほとんど副作用はありません。
ただし、胃腸が弱い人は1回に大量を服用すると、胃腸の刺激による症状が出ます。そのため、胃酸の分泌を抑制するプロトンポンプ阻害剤や、胃粘膜を保護するスクラルファート(アルサルミン)などの併用が必要な場合もあります。
また、大量のクエン酸を長期に摂取すると、歯のエナメル質を腐蝕する可能性があります。
柑橘類はがんを予防する成分の宝庫です。
●がん細胞のエネルギーを制御し, 増殖を抑える方法を明らかに!
岐阜大学
・・・(略)・・・私はがん細胞特有のエネルギー代謝に着目し,これを制御する遺伝子を特定しました。そもそも,
細胞がエネルギーを得る方法には,「解糖系※2」と「クエン酸回路による電子伝達系」という2つの仕組み
が存在します。
正常な細胞では,酸素を使うことで効率的かつ多くのエネルギーが得られる後者
を使いますが,
がん細胞では,効率は悪いものの,より早くエネルギーを得られ,さらに増殖に必要な核酸の材料が生じる「解糖系」に偏ったエネルギー代謝
をしています。 この現象は「ワーバーグ効果※3」と呼ばれるもので,がん細胞では「PKM2」というタンパク質がたくさん発現することで,解糖系を維持・活性化していることが分かっています。
今回,私たちはこのPKM2の発現を上昇させているタンパク質「PTBP1」を特定することに成功しました。 これにより,がん細胞のエネルギー代謝のメカニズムが明らかになりました。 さらに,PTBP1がコードされたメッセンジャーRNAを,特定のマイクロRNAを用いて選択的に分解すれば,がん細胞の増殖を顕著に抑えられることも突き止めました。 これが核酸医薬として実現すれば,分子を標的とした薬と違い,薬剤への耐性が出ないため,今後の創薬の主流になるだろうと考えています。
●がんとアミノ酸代謝
生化学 86-3-332 2014
usa-ku, Nagoya464―8601, Japan)
特集:アミノ酸機能のニューパラダイム がんとアミノ酸代謝 小田 裕昭
がん細胞では,酸化的リン酸化による ATP の産生を抑えて,解糖系により ATP を産生する「Warburg 効果」として知られている代謝リプログラミングが起きている.糖代謝と関連の深いアミノ酸代謝にも劇的なリプログラミングが起こることが知られるようになった.アミノ酸の中で,グルタミン,セリン,グリシン,トリプトファンの消費ががん細胞で共通して高く,これらのアミノ酸代謝のリプログラミングは,がん細胞の生存,増殖,転移などを可能にしている.このためには,十分なエネルギーの供給と細胞増殖に必要な高分子化合物の供給と酸化還元電位を正常に保つことが必要である.さらにがん細胞はアミノ酸代謝物を使ったパラクリ・・・(略)・・・
細胞が利用されており,がん細胞に共通して起きるアミノ酸代謝リプログラミングと考えられている.
がん細胞は,代謝をリプログラミングすることによってその生存,増殖,転移などを可能にしている(図1).このためには,十分なエネルギーの供給と細胞増殖に必要なタンパク質,脂質,核酸などの高分子化合物の供給がキーとなっている.
一方,旺盛な細胞増殖に必要なエネルギーや材料を供給するために,大きな細胞内環境の変化に伴うストレスにさらされることになる.がん細胞は酸化ストレスをはじめとする細胞内環境変化に対応するため,酸化還元電位を正常に保つ必要がある.これらの代謝リプログラミングにより,がん細胞は旺盛な細胞増殖をしつつアポトーシスを起こさないようにしている.さらにオートクリン,パラクリンなどの細胞間コミュニケーションを介して,より効果的な生存,増殖を可能にしている.
たとえばがん細胞にとって最大の外敵は免疫系であり,何とか免疫系の攻撃から逃れる必要がある。・・・(略)・・・
●がん細胞の代謝と栄養
日本静脈経腸栄養学会雑誌 3(4 0 ):907-910:2015
大村健二
要旨:がん組織が曝される低酸素状態では、それに適応するように様々なタンパクの誘導、遺伝子の活性化が起こる。
HIF-1 は、その中心的役割を果たす。HIF-1 は解糖系の酵素群を誘導し、グルコース由来のアセチル CoAの TCAサイクルへの流入を抑制する。さらに、ピルビン酸からの乳酸の生成を促進する。そのため、ミトコンドリアから細胞質へ流出するクエン酸は、グルタミンなどのアミノ酸由来のαケトグルタル酸から作られたものが主となる。
なお、この代謝部分の TCAサイクルは、正常細胞と逆に回転することになる。HIF-1 は種々のがん遺伝子を活性化し、同時にがん抑制遺伝子を抑制する。また、VEGFの転写の活性化、血管新生に関与する種々のサイトカインや成長因子をコードする遺伝子を活性化する。
このようにがんの進展、増殖、転移に深く関与するHIF-1 は、がん治療のあらたな targetとして期待されている。
コメント (
0
)
|
Trackback ( )