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てらまち・ねっと



 ガン、しかも俗のレベルでいえば「4」。その告知で即始めた現代医療の「標準治療」。
 一週間後には「丸山ワクチン」の接種も開始。
 さらに、各種の漢方薬も利用。
 「癌細胞は熱が嫌い」と古典的な認定を受けていることに即して、温熱効果を狙う使い捨てカイロ(2月中旬は1日20個、今は、1日5個使用)で身体を常時温め中。
 その他の私的な対処の一つとして「ビタミンC」(アスコルビン酸)と「クエン酸」を意識的に摂取している(これらもパートナーが調べてくれる)。
 他にも癌の嫌いな食事、という観点もある。

 進行ガン、骨転移癌に痛みはつきものらしい。私の場合、1月中旬から続いた身体中の痛みは、1か月半後の今週はまったく なくなっている。
 だから、どれがどの効果とは言わないが、一つの効用と考えているアスコルビン酸とクエン酸の飲用のことを、今日は整理しておく。
 「ビタミンC」(アスコルビン酸)と癌の関係はよく言われるし、「クエン酸回路」とは高校の生物で習った覚え。

 私の摂り方は次。
 クエン酸は、うちの畑の無農薬の生姜をスライスして干してストックしていた「乾燥ショウガ」(身体を温める効果)を煮詰めたところに、1日で計15グラムを付加したお茶をパートナーが作ってくれる。ポットに入れ、保温水筒で外出時も持つ。東京に行くときもそうしてきた。
 アスコルビン酸は、そのお茶を飲むときに、自分でカップ一杯(1グラム)加えて、それを1日8から10回飲む。
    (夜に、歯が侵食されないような対策もとる/=エナメル質表面が弱くなる酸蝕=)

 とはいえ、「そんな民間療法なんて」と心配されてもいけないので、当事者としては、一応それなりに"意義あり、意味あり"と考える世界の解説や報告などのWeb情報の端を幾つか下記に抜粋・引用してメモがてら記録しておく。
 なお、昨日3月4日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,952 訪問者数1,599」。今朝の気温は度。ウォーキングは快適。

●超高濃度ビタミンCがガンを殺す/宇都宮セントラルクリニック 放射線治療センター/糖を栄養とするガン細胞は、構造が類似したビタミンCを積極的に取り込む。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生。ガン細胞は過酸化水素を除去する酵素が乏しいため、結果として死滅(正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を持っているので影響がない)/血中濃度が高いほどガンが死滅しやすい

●悪性腫瘍とビタミンC総論/中野司朗レディースクリニック/ビタミンCのガン予防効果/ガン患者に貧血と鉄欠乏はほぼ必発といってよく、病態の進行とともに出現頻度は高くなる。/ビタミンCには、ガン細胞による基底膜や血管壁の破壊による浸潤や血行性転移を阻止する作用/治療面でもビタミンCによる免疫力増強効果は、ガン治療の補助手段として期待

●「がん」とは「クエン酸サイクル」が停滞、停止した状態でガン細胞が死ななくなった状態/ NAVER   2016年10月05日/ガンは周辺環境がアルカリ性(ph7,4)になると、活動が弱り休眠状態にもなる

●がんの「クエン酸療法」:クエン酸は多彩なメカニズムでがん細胞の増殖を抑える/「漢方がん治療」を考える 2018年04月12日/1日3回、毎食後に10~15gのクエン酸を摂取するという方法。/クエン酸は、免疫系を活性化し、がん細胞の増殖シグナルの伝達系を抑制し、エネルギー産生系を阻害してATPを枯渇する

●がん細胞のエネルギーを制御し, 増殖を抑える方法を明らかに!/岐阜大学/正常な細胞では,酸素を使うことで効率的かつ多くのエネルギーが得られる後者を使うが,がん細胞では,効率は悪いものの,より早くエネルギーを得られ,さらに増殖に必要な核酸の材料が生じる「解糖系」に偏ったエネルギー代謝をしている。 がん細胞では「PKM2」というタンパク質がたくさん発現することで,解糖系を維持・活性化していることが分かっている。今回,私たちはこのPKM2の発現を上昇させているタンパク質「PTBP1」を特定することに成功した

●がんとアミノ酸代謝/生化学 86-3-332 2014 usa-ku, Nagoya464―8601, Japan)/特集:アミノ酸機能のニューパラダイム がんとアミノ酸代謝
●がん細胞の代謝と栄養/日本静脈経腸栄養学会雑誌 3(4 0 ):907-910:2015 /たとえばがん細胞にとって最大の外敵は免疫系であり,何とか免疫系の攻撃から逃れる必要がある

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●超高濃度ビタミンCがガンを殺す
        宇都宮セントラルクリニック 放射線治療センター
糖を栄養とするガン細胞は、構造が類似したビタミンCを積極的に取り込みます。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生します。ガン細胞は過酸化水素を除去する酵素が乏しいため、結果として死滅します(正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を持っているので影響がない)。

血中濃度が高いほどガンが死滅しやすい

治療がお勧めの方
・次のガンなどでお悩みの方  米国では、次のガンへの治療効果が報告されています。

乳ガン、前立腺ガン、直腸ガン、肺ガン、悪性リンパ腫、大腸ガン、すい臓ガン、卵巣ガン、膀胱ガン、腎臓ガン、子宮ガン、卵巣癌、多発性骨髄腫 など
・・・(以下、略)・・・

●悪性腫瘍とビタミンC総論
       中野司朗レディースクリニック
・・・(略)・・・ビタミンCのガン予防効果
ビタミンCの作用には、抗酸化剤としての作用と水酸化酵素の補酵素としての作用がありますが、両者は本質的には同一で、共にビタミンCの持つ強力な還元剤としての特性に基づいています。これらビタミンCの作用は、ガン予防においても多岐にわたる効果をもたらしています。
実際、ガン発症率と柑橘類などのビタミンC摂取量には逆相関が認められ、特に口腔、食道、胃、大腸等の消化器ガンや呼吸器ガンの予防に有効といわれています。消化管や肺は多くの外来異物に接する場であり、活性酸素の攻撃を特に受けやすいためです。

・・・(略)・・・2. 貧血とビタミンC
ガン患者に貧血と鉄欠乏はほぼ必発といってよく、病態の進行とともに出現頻度は高くなります。ビタミンCには鉄の吸収を高める作用があります。食品中の非ヘム鉄Fe(Ⅲ価)が胃から吸収されるためにはFe(Ⅱ価)に還元されることが必要で、ビタミンCは鉄を還元して吸収率を高めます。

また、鉄は血色素の材料以外にも、チトクロームP450による体内異物の代謝、ミトコンドリアの電子伝達系におけるエネルギー産生、活性酸素消去酵素など様々な体内酵素の材料として必要で、鉄欠乏状態ではこれら恒常性の維持に影響を及ぼします。

3. ガン浸潤と血行性転移の防御
ビタミンCには、ガン細胞による基底膜や血管壁の破壊による浸潤や血行性転移を阻止する作用もあります。ガン細胞が放出するヒアルロニダーゼが周辺のムコ多糖類ヒアルロン酸を分解して、間質マトリックスを脆弱化させ、増殖するガン細胞の浸潤を助長します。アスコルビン酸は生理的に存在するヒアルロニダーゼ抑制物質を増やすことによって、間質マトリックスの崩壊を防ぎます。また、大量のアスコルビン酸の投与は間質コラーゲン線維の形成を促進し、ガン細胞を被包化してガン浸潤を抑制します(コラーゲンバリアー)。このような作用は、壊血病動物の脆弱化した間質マトリックスを修復するアスコルビン酸の作用に類似しています。

三羽らは、ビタミンC投与でガン転移が抑制されたことを、動物実験で示しています。ガン細胞はMMP酵素を産生し、結合組織を溶解し浸潤しますが、ビタミンCはこのMMP酵素産生遺伝子を抑制すると報告しています。

ガン治療にもビタミンCの大量療法が行われています。
アスコルビン酸静注による細胞外コラーゲン生成および免疫機能増大作用に着眼したRECNACのRiordanらの治験成績によると、アスコルビン酸は単なる生物学的調節機能以上にガンに対して殺性を持つことが明らかになり、この特性は多くのガンに当てはまるとしています。その機序は、ガン細胞はカタラーゼ活性が低いため、大量のアスコルビン酸によって生成された過酸化物質の影響を受けやすいことによると考えています。
ただし、この治験はまだ試験的なもので、二次的治療の選択肢のひとつとして考慮するように忠告しています。


4. 免疫力増強
ガン予防の項目でもすでに述べたとおり、治療面でもビタミンCによる免疫力増強効果は、ガン治療の補助手段として期待できます。

まとめ 以上のように、ビタミンCには様々なガン予防および治療への可能性が存在します。分子整合栄養医学の父、ライナス・ポーリング博士がビタミンCによるガン予防と治療の可能性を提唱して以来、様々な医学会の抵抗を受けてきました。しかし、21世紀に入った現在、医学会が見直しつつあるビタミンCの可能性の一端として、ガン予防および治療でもさらなる新しい知見が見つかり、ガン予防および治療におけるスタンダードとなる日が遠くはないことを確信しています。

●「がん」とは「クエン酸サイクル」が停滞、停止した状態でガン細胞が死ななくなった状態
      NAVER   2016年10月05日
がんとは毎日5000個~6000個できるミスコピーの細胞。正常細胞とがん細胞の違い。酸性である乳酸は「クエン酸サイクル」で分解され、水と炭酸ガスになります。ガンは周辺環境がアルカリ性(ph7,4)になると、活動が弱り休眠状態にもなります。
・・・(略)・・・

●590)がんの「クエン酸療法」:クエン酸は多彩なメカニズムでがん細胞の増殖を抑える
    「漢方がん治療」を考える 2018年04月12日
【クエン酸は様々なメカニズムでがん細胞の増殖を抑制する】
メキシコの小児科医のハラベ医師(Dr. Alberto Halabe Bucay)がクエン酸の大量投与によるがん治療による著効例を論文で多数報告しています。80人以上の末期がんの患者さんをクエン酸の経口摂取で治療して、多くに効果を認めたと言っています。
そのプロトコールは、1日3回、毎食後に10~15gのクエン酸を摂取するという方法です。

・・・(略)・・・つまり、クエン酸は、免疫系を活性化し、がん細胞の増殖シグナルの伝達系を抑制し、エネルギー産生系を阻害してATPを枯渇するという結果です。

・・・(略)・・・細胞質内のクエン酸濃度が高くなると解糖系が阻害されてATPが作れなくなるので、がん細胞はクエン酸濃度が低く維持されます。
そこで、食事やサプリメントによるクエン酸の補充が、がん細胞の解糖系の阻害などの機序によって、がん細胞の増殖を抑制できることになります。

・・・(略)・・・【柑橘類の摂取ががんを予防する】
クエン酸は、食品の保存料や添加物として広く使用されています。柑橘類にも多く含まれています。クエン酸療法で使用される1日30〜40グラム程度の摂取量では、ほとんど副作用はありません。
ただし、胃腸が弱い人は1回に大量を服用すると、胃腸の刺激による症状が出ます。そのため、胃酸の分泌を抑制するプロトンポンプ阻害剤や、胃粘膜を保護するスクラルファート(アルサルミン)などの併用が必要な場合もあります。
また、大量のクエン酸を長期に摂取すると、歯のエナメル質を腐蝕する可能性があります。
柑橘類はがんを予防する成分の宝庫です。

●がん細胞のエネルギーを制御し, 増殖を抑える方法を明らかに!
   岐阜大学
・・・(略)・・・私はがん細胞特有のエネルギー代謝に着目し,これを制御する遺伝子を特定しました。そもそも,細胞がエネルギーを得る方法には,「解糖系※2」と「クエン酸回路による電子伝達系」という2つの仕組みが存在します。

正常な細胞では,酸素を使うことで効率的かつ多くのエネルギーが得られる後者を使いますが,
がん細胞では,効率は悪いものの,より早くエネルギーを得られ,さらに増殖に必要な核酸の材料が生じる「解糖系」に偏ったエネルギー代謝をしています。 この現象は「ワーバーグ効果※3」と呼ばれるもので,がん細胞では「PKM2」というタンパク質がたくさん発現することで,解糖系を維持・活性化していることが分かっています。

 今回,私たちはこのPKM2の発現を上昇させているタンパク質「PTBP1」を特定することに成功しました。 これにより,がん細胞のエネルギー代謝のメカニズムが明らかになりました。 さらに,PTBP1がコードされたメッセンジャーRNAを,特定のマイクロRNAを用いて選択的に分解すれば,がん細胞の増殖を顕著に抑えられることも突き止めました。 これが核酸医薬として実現すれば,分子を標的とした薬と違い,薬剤への耐性が出ないため,今後の創薬の主流になるだろうと考えています。

●がんとアミノ酸代謝
      生化学 86-3-332 2014  usa-ku, Nagoya464―8601, Japan)
特集:アミノ酸機能のニューパラダイム がんとアミノ酸代謝 小田 裕昭
がん細胞では,酸化的リン酸化による ATP の産生を抑えて,解糖系により ATP を産生する「Warburg 効果」として知られている代謝リプログラミングが起きている.糖代謝と関連の深いアミノ酸代謝にも劇的なリプログラミングが起こることが知られるようになった.アミノ酸の中で,グルタミン,セリン,グリシン,トリプトファンの消費ががん細胞で共通して高く,これらのアミノ酸代謝のリプログラミングは,がん細胞の生存,増殖,転移などを可能にしている.このためには,十分なエネルギーの供給と細胞増殖に必要な高分子化合物の供給と酸化還元電位を正常に保つことが必要である.さらにがん細胞はアミノ酸代謝物を使ったパラクリ・・・(略)・・・

細胞が利用されており,がん細胞に共通して起きるアミノ酸代謝リプログラミングと考えられている.
がん細胞は,代謝をリプログラミングすることによってその生存,増殖,転移などを可能にしている(図1).このためには,十分なエネルギーの供給と細胞増殖に必要なタンパク質,脂質,核酸などの高分子化合物の供給がキーとなっている.

一方,旺盛な細胞増殖に必要なエネルギーや材料を供給するために,大きな細胞内環境の変化に伴うストレスにさらされることになる.がん細胞は酸化ストレスをはじめとする細胞内環境変化に対応するため,酸化還元電位を正常に保つ必要がある.これらの代謝リプログラミングにより,がん細胞は旺盛な細胞増殖をしつつアポトーシスを起こさないようにしている.さらにオートクリン,パラクリンなどの細胞間コミュニケーションを介して,より効果的な生存,増殖を可能にしている.

たとえばがん細胞にとって最大の外敵は免疫系であり,何とか免疫系の攻撃から逃れる必要がある。・・・(略)・・・

●がん細胞の代謝と栄養
 日本静脈経腸栄養学会雑誌 3(4 0 ):907-910:2015  大村健二
要旨:がん組織が曝される低酸素状態では、それに適応するように様々なタンパクの誘導、遺伝子の活性化が起こる。
HIF-1 は、その中心的役割を果たす。HIF-1 は解糖系の酵素群を誘導し、グルコース由来のアセチル CoAの TCAサイクルへの流入を抑制する。さらに、ピルビン酸からの乳酸の生成を促進する。そのため、ミトコンドリアから細胞質へ流出するクエン酸は、グルタミンなどのアミノ酸由来のαケトグルタル酸から作られたものが主となる。
なお、この代謝部分の TCAサイクルは、正常細胞と逆に回転することになる。HIF-1 は種々のがん遺伝子を活性化し、同時にがん抑制遺伝子を抑制する。また、VEGFの転写の活性化、血管新生に関与する種々のサイトカインや成長因子をコードする遺伝子を活性化する。
このようにがんの進展、増殖、転移に深く関与するHIF-1 は、がん治療のあらたな targetとして期待されている。


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