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てらまち・ねっと



 ガンの簡単な初期診断として「腫瘍マーカー」がある。知ってはいたけど、自分自身の身体の各所について調べたことはなかった。
 それが、最初の血液検査における腫瘍マーカーの数値「PSA 2392」(基準値 4以下)で、前立腺がんにほぼ間違いなし、(偶然の)3か月前のCTと比べてもリンパも肥大していると指摘されたのが2月10日。

 休日を挟んだ12日の専門医の診察で、「前立腺癌」を告知された。その後の検査などで具体的な身体状況が分かった。
 こちらも対処しているけど、まだその検査結果などの具体的なところを書いていなかったので一か月後の昨日3月10日の検査結果までを順にまとめておくことにする。
 今日はМRI。
 検査は2月13日で、25日にその結果・所見などをもらったのでまとめると次。
★МRI 【画像所見】
 前立腺移行域を置換するように拡散強調像・ADCmapにて異常信号を認め前立腺癌の所見です。
 明らかな被膜外浸潤は認めません。
 右閉鎖領域に22*10mm大の腫大リンパ節を認め、転移と考えます。
 骨盤骨に多発するTI強調像での低信号域を認め、多発骨転移の所見です。

 【Reading】
前立腺癌、リンパ節転移、多発骨転移
PI-RADS(辺縁域カテゴリー1 移行域カテゴリー5)


・・で、どういう意味か、専門用語は調べて抜粋しておく。
 なお、昨日3月10日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,314 訪問者数1,637」。夕方の気温は10度。ウォーキングは風が強かった。終わったとき虹が出た。左下が山にかかり、弧を描き、右下が山にかかるという全景の虹だった。

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関連用語
 ※【腫瘍マーカーとは? 】京都民医連あすかい病院 / ≪前立腺がん≫ PSA 基準値 4.0ng/ml 以下 /加齢とともに上昇するため、4.0~10.0 ng/ml がグレーゾーンとされています。
主な疾患 前立腺に特異的にみられる腫瘍マーカーで、異常値の場合、前立腺がん、前立腺肥大症が疑われます。また、前立腺組織が大きいほど、PSAも高値になります。まず、肛門から指を入れる直腸診で前立腺の状態を調べ、経直腸的超音波検査などを行い、がんが疑われたら、組織片を調べる前立腺生検で確定診断をつける必要があります。

拡散強調画像ADCmap
※【MRI拡散強調画像】 前立腺検査へのMRIの適応/MRI拡散強調画像の特徴は生検に比べ、浸襲性がきわめて低く、且つがん病巣を高感度に検出できることです/AIC八重洲クリニック

※ 【T1 強調画像 ADCmap 】
 前立腺 - 埼玉県診療放射線技師会第 3 回 臓器別に考える:前立腺~ MRI ~獨協医科大学越谷病院 放射線部 宿谷 俊郎
・・・(略)・・・悪性疾患の前立腺癌は TNM 分類を用いて病期診断を行い、局所診断には T分類を用いる。
被膜外浸潤の無い T1, T2 を早期癌とし被膜外浸潤のある T3, T4 を進行癌となり予後は大きく変わる。
そのため病巣が被膜内にとどまっている T1, T2と被膜を超えている T3, T4 を見極めることが治療方針に重要であると言っても過言では無い。被
膜外浸潤を疑わせる MRI 画像所見として被膜外腫瘤、直腸前立腺角の鈍化、神経血管束の非対称、がん組織が被膜と接している幅が 12mm 以
上などがありその他被膜の形状変化として被膜の肥厚、断裂、柵状構造が広がるなどが挙げられる。また前立腺自体の形状変化も被膜外浸潤を疑う場合があり辺縁の膨張、陥凹などがある。
 通常 T2 強調画像と拡散強調画像を中心としT1 強調画像は補足的に撮像をする。T2 強調画像は前立腺内の淡い病巣のコントラストが描出可能なパラメータの設定する必要がある。また薄い被膜構造が診断できる高分解能の撮像を行う。拡散強調画像では正常の前立腺が高信号となるために高い b 値を用いて撮像をする。また ADCmap を併用することによって診断精度を上げることが可能である。T1 強調画像では神経血管束の観察に有用であり左右の非対称性もしくは形状異常を見つける。

※【拡散強調画像とADCってなに?】 医療科学社
Answer 拡散強調画像(diffusion weighted image: DWI)は,分子のブラウン運動の程度を画像化したもので,運動の大きなものを低信号で表します.撮像法としては,通常のパルス系列の前に2個の逆方向の大きな傾斜磁場(motion probing gradient: MPG)を印可します.それにより動いているスピンがrephaseできないことを利用しています.基本的には拡散強調画像はT2強調画像であるため,T2強調画像で高信号な自由度の高い病変は,拡散強調画像でも高信号となります.これを,T2shine-throughと呼んでいます.これを本来の拡散制限による高信号と鑑別するため,ADC(apparentdiffusion coefficient)マップを用います.
ADCマップは,2種類以上のMPGの異なる拡散強調画像からボクセルごとに計算されたADCの値を表示した定量画像です.具体的にはADCは分子運動の程度を数値化するため,異なる大きさのMPGパルスの信号値から次式で求められます.
 ・・・(以下、略)・・・

※ PI-RADSとは
 前立腺癌検出における PI-RADS 評価カテゴリー
 MRI所見に基づき、有意癌に対する確診度を5段階評価であらわしたもの

※ PI-RADS version2に基づく 読影の実際 
辺縁領域
• PI-RADS 1 – 有意癌のある可能性はとても低い

• PI-RADS 2 – 低い (unlikely)
• PI-RADS 3 – どちらとも言えない (equivocal)
• PI-RADS 4 – 高い (likely)
• PI-RADS 5 – とても高い (highly likely)

移行領域
※• PI-RADS 1 – 有意癌のある可能性はとても低い
• PI-RADS 2 – 低い (unlikely)
• PI-RADS 3 – どちらとも言えない (equivocal)
• PI-RADS 4 – 高い (likely)
• PI-RADS 5 – とても高い (highly likely)

※【構造 辺縁域、移行域】 What's前立腺がん
  前立腺はみかんのような層構造をしていて、尿道のまわりの内腺(みかんの実にあたる部分)と被膜付近の外腺(みかんの皮にあたる部分)に分けられます。
最近では辺縁領域、中心領域、移行領域の大きく3つのゾーンに分けられることもあり、辺縁領域は従来の外腺、中心領域と移行領域は内腺にあたると考えられています。


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