サイパンに着いた日は深夜。その翌日からダイブマスターの学科試験と実技教習が始まった。
短期決戦となるので、事前に日本で学科を独習。400m水泳は毎日プールに通い、泳ぎきることができるように練習。
だが、サイパンでの寝不足の初日の学科試験は散々だった。
合格点は8科目合計160問のテストで75パーセント以上なのだが、8科目中、半分が合格点以下。特に、勉強しなくてもいけるだろうと思っていた物理の点数がひどい。
不合格だった4科目については、滞在中に再試験を受けることに。ホテルに帰ってからの深夜までの勉強が連日続いた。
そして、体力モジュール。ダイブマスターになるためにクリアーしなければならない体力検定。
400m水泳、15分立ち泳ぎ、100mレスキュー曳航、800mシュノーケルの4種目。
このスタミナモジュールではタイムによって得点が変わり、山場の400m水泳では、6分30秒以内で5点。
日本でのぼくのタイムは15分以上。得点1点。合格ラインは各種目合計12点なので、かなり厳しい状況に。
・・・正直に言って、400m水泳では泣きながら泳いでいた。なんで、ダイブマスターになろうなどと思ったのだろうと。
・・・若い女の子たちが、同じ検定を受けてインストラクターになっていることを思うとつらかった。
情けない自分がそこにいた。
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