清盛は武士による政権掌握をなした人だ。
短期間での自らの権力基盤の構築につなげた彼の政治力は評価する。しかし、武士という自分たちの立ち位置をないがしろにして、貴族としての地位に走った彼の生き方には感銘を覚えない。今の世の中なら、実力はさておいて人気が人を支配するのかもしれないが・・・。
貴族になりたかった平家、武士のトップを目指した源氏。
武力を失った平家は、ただの「成り上がり貴族」に過ぎない。。驕れる者久しからず・・・。
自分たちの力を過信した平家は、武士側・貴族側の反平家勢力を結託させ、後の源平合戦に至る石杖を築いてしまうことになる。
壇ノ浦の戦いで平氏が破れた後、平清盛の娘・建礼門院は京都 寂光院に入り平家一門と我が子安徳天皇の菩提を弔う。
もともとは、推古2(594)年に、聖徳太子が御父用明天皇の菩提を弔うために建立された尼寺だ。
本堂前西側の庭園には、心字池を中心に千年の姫小松や汀の桜、苔むした石が静かにたたずんでいる。
寂光院からの帰り道。抹茶をいただきに立ち寄った茶屋の入り口に沙羅双樹の木があった。
・・・平家物語の作者はやっぱり偉大だ。
ぼくなんか いとかなしや チューリップ 5文字の花なら それしかうかばない。
”チューリップの花の色 盛者必衰の理をあらわす” なんて書いたら 駄文だろ。
って、すげえ字余り。。あっ、シクラメンっつうのもあった。小さな植木鉢にこんもりと咲くシクラメン。水をやり忘れたら一気に花が垂れて。盛者・・・。もういいか。
ちなみに、沙羅双樹って「ナツツバキ」のことらしい。ぽとりと落ちる梅雨の季節の花。
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