みはらしの丘を青一色に染め上げるネモフィラ。
空の青さに溶け込む美しい青色の絨毯。
下から見上げると、雲の中を人々が歩いているかのように思えてくる。
ひたち海浜公園は、首都圏整備計画の一環として整備され350haの内70haが1991年に開園した公園。
その後、何度も拡張を繰り返し現在は192ha。
元は旧日本軍飛行場、戦後は米軍水戸射爆撃場だった。
ネモフィラ(Nemophila)」は、ラテン語で「nemus(森林放牧地)」とギリシャ語の「philos(愛する)」が語源。
森を愛する花という意味。
ネモフィラにまつわるというギリシャ神話があり、「愛する夫を追って、生者と死者の世界を越えようとした乙女の化身」というストーリー。
だが、ネモフィラが原産地のアメリカから海を渡って欧州の大地を見たのは19世紀になってから。
なので、この物語に出てくる”ネモフィラ”は別の植物を示しているのだろう。
それでも風に揺れるこの花を見ていると、乙女の魂が可憐な花に姿を変えたという神話が現実のことのように思えてくる。
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