「わたくし、生まれも育ちも、葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎。人呼んで、フーテンの寅・・・」
映画「男はつらいよ」の有名な口上の一節。
フーテンとは、「社会生活からはみ出して、ぶらぶらと日を送っている人」をいうが、1960年代後半の高度経済成長の時代、加速する社会からドロップ・アウトした心優しき人々だ。
若者から初老の男まで、さまざまな人生体験をへて、都会の隅っこに流れついた人々。
今のニートたちと似ているようで、実は自らが自分の人生を選んびかねたという根本的なところでちがっているのかもしれない。
・・・テキ屋をやりながら、日本全国津々浦々旅をする寅さんこと車 寅次郎、その自由奔放な生き方が世の男たちのまた別の憧れだった。
旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様。日本の美しい風景をバックに物語りは進行する。
いつまでも残っていて欲しい昭和の記憶。
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