写真の撮り方には正解がない。たとえば、夏のギラギラと照りつける太陽の真下で元気に咲くヒマワリの花など、楽しかった夏の記憶をよみがえさせる良いテーマかもしれない。
一方、太陽が昇る直前や、日没後の数十分の薄明の時間帯は、マジックアワーといわれ、太陽がないため影の無いフラットな光線で、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える写真が撮れる。
この写真を撮った日は曇り空。
撮影プランとしては、鏡に水を張り、その上に散った椿の花を乗せ、青空と雲を水鏡に映して、できるだけ優しい感じ(ハイキー調)で撮る予定だった。
ところが、曇りの朝の光線は柔らかく、フラットだった。下手な小細工は不要だった。
ということで、写真屋(ストリートフォトグラファー)のおいらは、朝焼けから夜中の星空まで、真昼のトップライトの時間帯は海の中といった感じで写真を撮りまくる。
いつもそんな週末なのだが、星の見えない曇りの夜は、島の人たちや旅行者と話し合う貴重な時間だ。
・・・とか、いつものブログのように、下手なオチをつけるつもりはありません。
ちょうど、この写真を撮ったころ、平原綾香さんがパーソナリティのラジオ番組に尾崎亜美さんがゲストで出演してて、ちょっぴりエッチで限りなく優しい話をしていました。それを聞いた綾香さんが、最初は爆笑、そして、ほろほろと泣いたのです。笑って泣かすというのは、写真でもかなりの高等なテーマ。
なにぶんアーティストたちの感性の高さに感心させられました。
どんな話だったのか聞きたい方は、写真展でお会いした時に話しましょう。素敵なストーリーです。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村