tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

来なかった空港ピックアップ

2018-05-09 23:42:15 | プチ放浪 海沿い編

正確に言えばホテルから空港への送迎は「Airport transfer」とでもいうのだろうか。
幾たびも利用してきたサービスだ。
考えてみれば約束した時間通りにドライバーが何の間違いも無くやってくるのは不思議だ。
当然のことといえば当然だが、ここは南の島。独特の島時間。
時間にルーズな人が多く、有り得ないけれど、そんな感じ。
旅行者はノンビリした雰囲気ってしびれてるけれど、生活だとまた違うはずだ。

ジープ島からモエン島へ戻った最終日。ホテルのフロントではウエルカムバックの歓迎。
フライトの関係で深夜のチェックアウトを伝えてのチェックイン。
1:30のピックアップに備えて、深夜12時ごろから乾かしていたダイビング機材のパッキング。
部屋に送迎のドライバーが呼びにくるはずもなく、1時にフロントへ。
深夜、ダイビングバッグをゴロゴロと転がしてフロントへ行く途中、セキュリティに呼び止められる。
・・・フロントは閉まってるとのこと。

そんなこともあるかと思い、すべて精算を終わらせておいたのが正解だった。
部屋のキーを返せばチェックアウト終了のはず。

そろそろ1:30。ピックアップの約束の時間だ。が、送迎の車がくる気配はナッシング~。
セキュリティに呼び出され、眠い目をこすりながらやってきたホテルスタッフ。
事情を飲み込んで彼の小型車で空港まで送ってくれることに。

南の島だからね。そんな思いのまま、流れに身を任せていたが、後で考えたらとんでもない非常事態。
だれも送ってくれず、タクシーなんてない島のことだから。しかも深夜のことだから、運が悪けりゃ飛行機に乗れない事態だ。
旅行保険には入ってたものの、Airport transferが来なくて飛行機にのれなかった場合は費用請求できるのだろうか。。
日本に帰れないという最大の危機から救ってくれた親切なローカルスタッフにつれられて空港へ。

着いたのはフライトの30分前。小さな空港なので出国手続きは短時間だ。
グアムへ出稼ぎ(?)に行く数人のローカルたちと、そしてそれを見送るローカルの娘たち。
いつもこの空港はそんな別れのドラマが繰り返される。
前の旅行では、若い男の子が体格の良い母親に見送られてたっけ。
都会へ子供を送り出す島の人々は、さびしいんだよね。
帰りたくないな・・・とぼやきながらも、グアムへ。。。

飛行機に無事に飛び乗ってから気がついた。
親切に空港まで送ってくれたローカルスタッフに、チップとして5ドルしかあげてなかった。
ぼくはなんという恥知らずなんだろう。後悔は先にたたない。
感謝してます。もう一度ジープ島へ行けたら彼に伝えたい。
キリショー・チャープ。

コメント
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