前のジープ島への渡航はおととしの9月。その時、まだやんちゃの盛りだった島のアイドルワンコたちは今も健在だ。
1才ぐらいだったオスのジープは立派なオスに成長。人間で言えば30代前ってとこ?相方の5代目ビキニの最初の子(?)ミヤチにちょっかいを出して怒られている。
犬にも嫉妬という感情があるんだろうか・・・
爪を削るアスファルトとかないから、サンゴ砂の上しか歩かない足の爪は伸び放題だ。足の上に乗っかられると爪が痛い。
食事をしていると、犬たちがそろってテーブルの下から熱いまなざしを注いでくる。ときどき膝に顔を乗せて・・・こらっ、よだれが足にたれてるぞ。。
のどに刺さるからあげちゃいけないと言われるチキンの骨なんかも一飲み。その割りに朝食のパンの耳などは、しばしモグモグと。丸のみするとのどにつかえちゃうんだろうか。。
おにぎりの昼食。おかずの肉野菜炒めには玉ねぎが入ってて、犬は自家中毒になるからと、代わりにご飯をあげるも見向きもしない。米などベジはお嫌いのよう。
子犬のころジープは泳ぎが得意だった。だが、いまは海に入ろうとはしない。
この2年に海で怖い思いでもして水がすっかり苦手になってしまったのだろうか。
まだ朝とも言えぬ暗い早朝、月や星の写真を撮ってると一匹、また一匹と駆け寄ってくる。この春生まれたというビキニの子供たちも元気そのものだ。定位置はキッチンのドアのところ。夜は3匹ダンゴになって眠る。
コテージの大きいほうは改装中。なので、男女問わず小さいほうのコテージで雑魚寝になる。でも星空の下の方が気持ちいい。滞在中は雨が降ろうがずっとセンターダイニングの開きスペースが寝場所。犬たちと一緒に眠る。
大きなコテージの改装は完了間近。今月末には神様に祈る儀式を終えてゲストたちを迎え入れることになるという。
チューク州はキリスト教信仰の国だが、ひょっとしたら抑圧されていた土着の儀式が行われるのかも知れない。この新築祝いの日に出会えたゲストはものすごく幸運だ。
大きなコテージが完成すれば、ジープ島はまた多くのゲストを迎え入れることになる。
もう5ヶ月も休んでないとこぼすリペルはまた忙しくなる。