こう寒くちゃ、怪談どころじゃないと思うけど、某サイトで今年も「ログ的怪奇譚~百ものがたり~」がはじまりました。・・・長いつきあいなので。。
せっかくのタナバタの夜だけど、ネットで調べたらタナバタと怪談って相性が良いみたい。きっと、オカルトオタクたちは、これからお盆までの約1か月間を怪談話で盛り上がるのが昔からの習慣なんでしょうね。
ということで、夏の暑さをしのぐ怪奇譚~百ものがたり~への乱入開始です。
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チェンマイでの古いホテルでのこと。今年は改装されてリニューアル。
宿泊料金も怖いぐらいにあがるらしい。
泊まってたその時は安ホテルで、中国人なんかが団体で利用してた。なので、朝の朝食の時間帯は、エレベータが全然降りてこない。下りのボタンを押すと、エレベーターは逆に登って行ってしまう。
それでも中国人たちは夜が早い。深夜にもなればホテル内をうろつくのは、欧米の不良外人(中年?)たちばかり。ホテル内は静けさを取り戻す。
外で星空を撮ってホテルの戻り、フロントで部屋のキーを受け取って部屋へ戻ろうとしたときのこと。
GFに止まってたエレベーターのボタンを押し、部屋のある階のボタンを押したら、エレベーターはその階に止まらずに、さらに登っていく。そして最上階の12階。
日本で言えば13階だよね・・・。とか思いながら、開いたドアの向こう側を見たら、そこは屋上に上がる踊り場だった。まっくらな踊り場の突き当りにスチール製のドアがあって、開いていたドアから星空が見えた。
・・・むろん、この時間、誰もいない。。問題は、だれがこの階のボタンを押したかだ。おれじゃない。
うむぅ。写真と文章のみごとなミスマッチ。。