とある避暑地の海辺の町において海水浴客を襲う巨大な人食いホオジロザメ。・・・こんな暑い夏だから、久しぶりに何度目かのジョーズ。
サメの可能性が高いと聞いた警察署長は、すぐにビーチを閉鎖しようとする。だが、市のお役人や有力者たちは町にとって夏の観光収入は大事だと反対。
I'm only trying to say that Amity is a summer town. We need summer dollars.
サメの被害を知っていたのに適切な措置を取らなかったと、子供を人喰いザメにより亡くした夫人にビンタされるのは警察署長だが、フィクションであるにもかかわらず観ていて胸がすく思いに満たされる。
人食いザメとコロナウィルスの違いはあろう。そしてたかがフィクションだから、比較するのも気が引けまくりだが、「閉鎖」は極めて人道的だ。たかが感感染者数2400人ではない。何度でも書く。人々の駆けっこよりも人の命の方が重い。