"I'm a fighter, I will finish the match, but I can die," he said. "If I die, is the ITF (International Tennis Federation) going to take (sic) responsible?"
ロシア・モスクワ出身の男子プロテニス選手、世界ランキング2位、第2シードのダニール・メドベデフの言葉だ。激しい暑さと湿気に対する怒りを、審判にぶつけた。
大会組織委員会・橋本聖子会長なら、いつものごとく「Safe and Secure !」と応えるのだろう。あるいは、「IOCは免責!」と。しかし、その対応は、午後3時からの試合開始。
まあ、あれだ。首相にしろ大会組織委員会長にしろ、大事にすべきは、①バッハ、②自分、③五輪貴族、④大会のステークホルダー、⑤天皇陛下、⑥オリンピック選手、そして、最後に日本国民。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」とは、福沢諭吉の「学問のすゝめ」の冒頭のことばだ。日本の武士で、教育者の福沢諭吉は、人間の自由平等、独立の思想に基づいて、従来の封建道徳を鋭く批判し、実用的学問の必要を説いた。
政治家たちは、もっと学問を学んでほしい。