どんな書き方をしても人格を疑われてしまうだろう。それでも、あえて書く。Googleニュースのアメリカ版。こちらは北京冬季オリンピックの話題は殆どないのだが、さすがにノルディックスキー・ジャンプ混合団体の不可解なジャッジ、スーツに関する厳しいルールについては記事があった。
残念なのは、オーストリアのダニエラ・イラシュコシュトルツ選手、ドイツのカタリナ・アルトハウス選手、ノルウェーのクリスチャン・メイヤーコーチの怒りの声が記載されていたものの、高梨沙羅選手については何にも書かれていないことだ。
その一方、日本のメディアは沙羅選手の意地と涙を大きく取り上げている。
外から冷静に見れば、外国のメディアが沙羅選手のことを書かないのは「確信犯」と捉えているからだと思う。
ジャンプのスーツは大きくなるほど揚力を得られて飛距離が出やすくなる。各国はルールぎりぎりを攻める。そうしないと勝てない世界だからだ。そうしたことを踏まえ、外国のメディアが沙羅選手のことを書かないのはやさしさにほかならない。
そうした外国のメディアと日本とを比較すると、いつものことながら「がんばれニッポン」にひた走る日本メディアの低俗さが浮き出して見えてくる。
いつになったら、日本のメディアは劣等感に裏打ちされた代理戦争から、スポーツの純粋な美しさに目覚めるのだろう。
とはいえ、北京冬季オリンピックのネット記事は見ないと決めていたのだが、ぼくもやはり、沙羅選手の姿を見ると「がんばれニッポン」になる。
失格なんてどうでもいい。彼女の笑顔は金メダル。
スロベニア
ニカ・クリジュナル 101.0m
ノルウェー
アンナオディネ・ストロム 92.0m
ROC
イルマ・マヒニャ 86.0m
カナダ
アレクサンドリア・ルーティト 84.0m
ポーランド
ニコレ・コンデルラ 75.5m
オーストリア
ダニエラ・イラシュコシュトルツ 記録不明(公式記録なし)
チェコ
クララ・ウルリホバ 78.5m
日本
高梨沙羅 103m おめでとうございます!