【撮影地】鹿児島県熊毛郡上屋久町永田(屋久島灯台)(2009.5月撮影)
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屋久島は、約1400万年前に海底の熊毛層群(堆積層)にマグマが貫入して隆起することにより形作られている。このため、火山島とは異なって島の大部分が花崗岩からできている。
屋久島は今でも1000年で100cmほど隆起しているらしいのだが、同時に約90cm、風雨に侵食されているようで、差し引き1000年で10cmほどの隆起が続いているようだ。隆起した花崗岩は長い時間かかり侵食され、風化して砂になり川に運ばれ河口に堆積する。こうしてできた屋久島の砂浜は、南の島の白い珊瑚砂とは違う色合いを示し、やや褐色がかっている。
屋久島最西端の永田(屋久島灯台)から見る夕焼け。
夕日は屋久島の西に位置する火山島 口永良部島の島影に落ちていく。梅雨一歩手前の5月のこの時期は天気が安定しているものの、西の水平線近くには雲がかかっていて、きれいな夕日を見ることはできなかった。
今回、屋久島のダイビングでお世話になったのは、地元のダイブサービスウィルソックの望月さん。まだ独身の20代の男性だが、ぼくの師匠の初心者の頃のインストラクターというからすごい。すなわち、師匠^2。師匠^2にはこちらの旅のスケジュールを何にも伝えていなかったのだが、島に着くなり携帯に電話をいただいて、早速、自然の入り江一湊でのビーチダイブ。
夕日を見たいというぼくの希望を聞き入れてくれ、永田にある屋久島灯台にまで連れてきてくれた。
関東に比べ西に位置する屋久島。19時を過ぎてもまだ明るく、なかなか日が暮れない。昼と夜の間の青さが、異界へ吸い込まれそうで、ちょっと怖い。
この7月の皆既日食の話題に盛り上がりながら夕暮れのマジックアワーを待っていると、予約した民宿のご主人から電話。
到着予定時刻をとっくに過ぎても、姿を現さない旅人を心配しての電話だった。
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