tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

花さんぽ@北関東

2018-04-14 23:31:44 | プチ放浪 山道編



桜とはまた違う色のハナモモ。あでやかなピンクや赤、白の花が枝に沿って びっしりと花をつける。
その実は実が赤いところから「もえみ(燃実)」。変化して「もも」になったらしい。
杏(あんず)にもよく似た実だ。
咲き誇る花の下はまさに桃源郷。豊かな香りで胸がいっぱいになる。
陽だまりの山里。今年の春は駆け足で過ぎ去ってゆくからのんびり散歩じゃ追いつかない。。


鵜原海岸散歩

2018-04-13 23:11:45 | プチ放浪 海沿い編



戦時中には、入り江の漁港が特攻隊の訓練基地だった鵜原海岸。米軍を迎え撃つため、ベニヤ造りの特殊挺「震洋」で自爆攻撃だったらしい。
この海岸を舞台に三島由紀夫は「岬にての物語」という小説を書いた。

陽光が降り注ぎ、草花の生い茂る夏の岬を舞台に、恋人たちが自ら選んだ恩寵としての死を描いた。

「オルガンの音はそこから物織る糸のように忍び出で、野の花々(鬼百合も)に蜘蛛や蜜蜂や黄金虫が死んだように身を休め、しばし凪に楡の樹の梢も鳴らさぬ午後の謐けさすべてが金色のままに翳なくそれがそのまま真夜中を思わせるような夏の午後の謐けさを、そのオルガンの音楽はさまざまな縫取りで重たくするかのようであった。」



大山千枚田

2018-04-12 22:13:15 | 日記



「田水張る」 。俳句では夏の季語。春から初夏に向かうころは、田んぼに水が張られる。
これから始まる稲作のための準備。
夜明け前に光ってた水面は、朝焼けの空の雲を映して紅色に。そして日が昇って太陽が水面に反射するとモノクロの景色に変わる。そのダイナミックな変化を見ていると、朝方の寒さで震えていた身体も少しだけ太陽に暖められて力が抜けていく。

天気が良く、気持ち良く風が吹く早朝に、ゆるやかな春の風を受けることがひとつの贅沢。
少しだけ大事なものが積み重なっていくように感覚を今年もここで見る。


のり巻き

2018-04-11 23:26:49 | 日記

90歳で亡くなった母は、家族の旅行やら運動会やら、ことあるごとにお弁当にはのり巻きとおいなりさんだった。
甘辛く煮たかんぴょうとシイタケと、卵焼きにデンブ。そして太巻き。
酢がほとんど効いてないのが母の味だった。
だからといって、のり巻きが好きかといえばそうじゃない。スーパーの総菜コーナーに行けば、のり巻きよりもパック寿司に目が行ってしまったりする。

それでも考えてみれば、のり巻きってかなり手が込んでいる。そのぶん、パック寿司よりもフォトジェニック。下手をすると江戸前の高級寿司よりも手間がかかってるのかも・・・(高級寿司には縁がないから全然わかってないが)。

日本には美しいのり巻きがあるから、「花よりも団子」なんだろうな。
桜の花の下で、あるいは、山菜を採った小高い山頂で、日差しをたっぷり浴びながらゆったりとのり巻きを食べたいな。


もっちりコメコパンケーキ

2018-04-10 22:54:45 | 日記

外房の海に行くついでに寄った県道大多喜一宮線にある道の駅。
朝採りの新鮮な野菜、地元のお米の量り売りなどなど。買う気もないのについつい寄ってしまう。
もっちもちの食感の米粉パンなど盛りだくさん。今の時期は春を告げるさわやかな苦味のフキノトウかな。あるかなと地元食材の売り場を探してみたらあった、ふきのとう味噌。
ついでに桜の塩漬のトッピングの米粉パンケーキ。桜が香るね。。