トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

化石は語る

2009-10-18 21:25:41 | ダイノゾーン

Photo

ごきげんようでござる。

最新の恐竜学では現在確認されている恐竜の数体は存在を抹消される危機にあるそうでござる。

有名どころでは、ブロントサウルスとアパトサウルスが同じ恐竜だった事が判明し、大型竜脚下目類の代表恐竜であるブロントサウルスの名は、先に発見されていたアパトサウルスに統合される事になったでござる。

それと、同じ事が別の恐竜化石でも判明し、数種類が統一されるそうでござる。

まあ、呼びなれた恐竜の名前が変更される事は残念でござるが、学術的に真相が明らかになったのではしかたがないでござるな。

新名称も、時を経てば浸透化するものでござるし、地元タイアップ恐竜などは、立場的につらいでござるが、そこは俗称ということで納得をせざるをえないでござるよな。

何時までも旧名にこだわって、嘘までついて名前を守るのは余計に取り返しの付かない事態になるので止めておかないと後から恥じをかくものでござる。 (笑)

まあ、「嘘も百回つき通せば真実になる!」と考えている連中には、真実なんてものは不要なのでござるから、「恥」の感覚もないのでござろうな。

ちゅー事で今宵は、大型竜脚下目類であるブラキオサウルスの化石をモチーフにしたバンダイの「ダイノゾーン」より・・・

シャドーブラキオ(DE-3、シャドーブラキオ、2980円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は1999年に「ダイノゾーン」の敵側、デスイーター軍団のシャドーウォーリア6人集の1体として販売されたでござるが、商品自体は1998年に販売されたダイノソルジャー側商品、ダイノブラキオ(DZ-2、ダイノブラキオ、2980円)のプログレスモードの頭部と成型色を変更した安易な敵側商品なのでござるよな。

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

まあ、安易な敵側商品とはいえ、一応プログレスモードの頭部は変更しているのでござるから、少々は良心的な商品かもしれないでござる。

しかし、なんといっても本品の魅力は大型恐竜らしい商品サイズでござる。

Photo_8

最初の商品販売が1998年でござるから、当時の恐竜学説的に尻尾は垂れ下げないデザインで造形されているでござるが、首の角度は2009年現代の恐竜学説とは異なる解釈でござる。

Photo_9Photo_10 

Photo_11Photo_12 

商品はボールジョイント使用の関節を多用しているでござるが、ダイノモードでは大きなポーズが付けられないでござる。

尻尾には武器である斧(ダークアックス)が収納されており、余剰パーツ対策に一役かっているのでござるが、アイデア的にはシークレットウェポンのパクリでござるな。 (笑)

Photo_13Photo_14 

しかし!

本品は、取り外したダークアックスを下顎に装着する事が可能なのでござるよな。

まあ、拙者的には下顎より噛み付いて保持してくれるほうが良いのでござるが。 (笑)

更に首(喉元)のレバー操作により、頭部を回転させてダークアックスを振り回すバカなアクションギミックが組み込まれているのでござるよな。

Photo_15

う~む・・・

流石は一発ネタのバカ・アクションフィギュアだけあり、日本よりも海外でウケる訳でござるよな。

Photo_16Photo_18

プログレスモードも大型商品でござるから迫力があり、変形方法も余剰な頭部や尻尾・後足を背中に隠す旧来の表現でござるが、尻尾の折りたたみや股関節の変形処理は工夫が見られるでござる。

Photo_19Photo_20

しかし!

本品は大型商品ゆえの欠点もあり、背部に架かる自重の為に膝のボールジョイントが耐え切れず・・・ 直立できないのでござるよな・・・ (残念)

Photo_21Photo_22

そう、説明書にも「立たせづらい時は尻尾(?)を支えにして立たせてください。」と記載されているので、バンダイ側も製品不良(設計ミス)は認めているようでござる?

Photo_23

まあ、腰を低くしてバランスをとれば自立も可能でござる。

やはり、重量感ある大型商品は中腰の方が絵になるでござるよな。

Photo_24Photo_25 

Photo_26Photo_27 

シャドーブラキオの性格は、獰猛・卑劣な御馴染みの何のヒネリもない性格設定でござる。

一応、性格設定を設けているのでござるから、他に書く事があるのに面白味もないのでござるよな。

Photo_28

まあしかし、本品の商品的な魅力は拙者的には好きなのでござるが、キャラクター的な魅力が無いことでござるよ・・・

安易に同一商品で対決させるのもキャラクターに魅力が無ければ共倒れになる見本でござるよな。 (笑)

そう・・・ 一皮剥けば皆同じだと個性付けも難しくなるので、明確に別個性を演出する必要があるのでござるよな。

化石から得られる情報で復元される元の姿も解釈により別個の恐竜なったりするものでござる。 

故に、恐竜のイメージを一新させた映画「ジュラシックパーク」も現在恐竜学説でリメイクすると別物になるのでござろうな。 (笑)

ジュラシック・パーク 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD] ジュラシック・パーク 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2009-07-08

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD] ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2009-07-08
ジュラシック・パークIII 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD] ジュラシック・パークIII 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2009-07-08