ごきげんようでござる!
「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」のTV放送が始まった訳でござるが・・・
拙者の地方では、テレビ和歌山にて4月23日(月)5時30分よりスタートでござる。
まあ、未放映の事を考えればマシでござるが・・・ ほんと帝都近辺に比べて地方在住者はイロイロと送れてしまう事を強いられてしまうのは何とかならないものでござろうか?
「トランスフォーマープライム・アームズマイクロン」シリーズはTVアニメ本編を見てから感想を踏まえつつ紹介していきたいのでござるが、とりあえずプライム版バンブルビー商品は他にも販売しそうなので、今宵はアームズマイクロン・シリーズのオートボット・情報員、バンブルビー(AM-02、バンブルビー、2100円)を紹介しておくでござる。
本品は昨年末に販売されたファーストエディション版バンブルビー(ファーストエディション001、バンブルビー、2940)のアームズマイクロン対応改良商品ではなく完全に別金型を使用した新設計商品なのでござるよな。
商品サイズはデラックスクラスでござるが、本品はファーストエディション版より小さく、塗装部部分最低限に減らし、アームズマイクロンを組み立て式にした事で組立工程の人件費を減らして販売価格を下げる事に成功しているでござる。
しかも、本品の箱は立て済みができないでござるが、ファーストエディション版のブリスターパック1個に対して2個分の収納スペースで済むありがたい仕様なのでござるよな。 (笑)
いや~ ようやくタカラトミーも、日本市場向きの販売努力を行ったようでござるよな。
ただ、塗装工程を縮小してシール対応にした事には賛否両論ありそうでござるが、組立工場を中国から変更せず販売価格を下げた企業努力は認めたいでござる。
拙者的には凹凸部や曲面部に貼るシールには抵抗があるでござるが、剥げにくい素材のシールであれば問題ないと思うので貼ってみたでござるな。
ふむ・・・ シールを貼るのは面倒でござるが、確かにシールを貼る方が完成度が増すのでシールを貼る方が良いでござるよな。
なお、本品付属のシールは説明書の指示通りに張ったでござるが、オートボットのエンブレムが2枚余ってしまうでござる。
まあ、好きなところに貼るか、適当なものに貼り付けるサービス品でござるかな?
因みに、黒いストライプはファーストエディション版とは異なるデザインだったりするでござる。
何故でござろうか?
本品の方が劇中デザインに似せてあるのでござるかな?
さて、バンブルビーの相棒であるアームズマイクロンのビーツー(M-02、ビーツー)は劇中本編に登場するかわからない存在でござるが、本シリーズの設定上ではトランスフォーマー所有の武器が地球に現れたエネルゴンを宿す事で小型トランスフォーマーに進化した姿こそ、アームズマイクロンだそうでござる?
本品は組み立て式キット状態で封入されており、シールを貼って完成させるでござるな。
なお、胸部のクリアパーツはSPクリスタル(スピードポイントクリスタル)と呼ばれるもので、SP、HP、APの3種を揃える事でコンボを発動するようでござるな?
現状ではアームズマイクロン自体が通常会話できたり、ビーツーの性格設定などは分らないでござるが、HP(100)、SP(500)、AP(100)のテクニカルデーターが設定されており、エネルゴンクリスタルはSPのピュア属性のようでござる。
まあ、TV放送では「アームズマイクロン劇場」なるショートアニメが製作されたそうなので、詳しくはそちらに期待でござるかな?
更に、ビーツーはアームズマイクロンの名の如く、バンブルビーの武器に変形したり、別売りアームズマイクロンと合体する事も可能でござる。
無論、バンブルビーのヴィークルモードに取り付けて、アタックモードを再現することが出来るでござる。
バンブルビーのヴィークルモードでのギミックは転がし走行以外に、アームズマイクロン取り付け用の凹ジョイントを5箇所有しており、自在にビーツーを取り付けたり、別売りのアームズマイクロンで追加武装することも可能でござる。
しかし・・・
バンブルビーの相棒にビーツーと云う名前は何処から来たのでござろうか?
他のパートナーアームズマイクロンの命名にも法則的なものがあるのでござるかな?
さて、ロボットモード゛の変形はファーストエディション版と異なり、簡略化されていたりするでござる。
しかも、上半身には連動変形ギミックが仕込まれており、変形時間の短縮に一役買っているでござるな。
そう、本シリーズより変形目標タイムなるモノが設定されており、ビギナータイム15分、アドバンスタイム5分、マスタータイム20秒と記されているでござる。
流石に20秒で変形させるのには無理がありそうでござるが・・・
拙者でさえ1分18秒くらいで変形させられるので、練習すれば可能かもしれないでござるな? (笑)
因みに本品は連動変形ギミックのお蔭でファーストエディション版よりもプロポーションが悪く、固体差かもしれないでござるが、拙者の購入品は首の固定値が若干浮いてしまっているでござる?
しかし、本品はアームズマイクロン連動を前面に押し出しているでござるが、上半身の連動変形ギミックは更に評価したいセールスポイントだと思うでござるよな。
さて、バンブルビーの能力値は体力(6)、知力(8)、速度(8)、耐久力(7)、地位(7)、勇気(10)、火力(6)、技能(6)、で設定されており、更に本シリーズよりHP(2800)、SP(1800)、AP(1200)が設定されているでござる。
性格設定としては、年若いオートボットで、地球の生活が長く、地球人を理解しているそうで、正しい事には全力を尽くし、決意を持って常に行動するようでござる。
また、過去の戦闘で発声機能を破壊された為に話す事ができないそうでござる。
う~む・・・ いくら劇場版バンブルビー(MA-03、バンブルビー、2310円)の設定が好評だったとはいえ、プライム版にまで通常会話が出来ない設定を引き継いじゃうのは如何なのでござろうか?
日本ファンの1人としては能天気な会話を楽しみたいところでござるが・・・ 製作者側のメリットとしては、メインキャストの声優1人分雇わなくてすむのでござるから制作費が浮くでござるよな。 (笑)
まあ、日本版独自の展開として何らかの救済がある事を期待したいでござるよな?
だいたい、超ロボット生命体で発声機能が壊れたままちゅー設定がオカシイのでござるよ、初代トランスフォーマーでは、無茶を通り越した修理方法を平気でこなしていたくせに、ちょっと考えればボーカロイドを搭載して発生機能の代替にするとかでも幾らでも修理方法(?)がありそうでござるが、喋れないの設定を活かす為のご都合主義が好きになれないでござる。 (うん!)
しかしまあ、玩具自体はアームズマイクロンの拡張性と自由度で遊べるモノになっており、シリーズを集めれば更に面白く遊べる商品でござる。
アームズマイクロン・シリーズは久しぶりにタカラトミーの日本展開での本気を見せてくれた商品でもあるでござるな。
販売価格値下げの英断に答えるべく、トランスフォーマーファンは一つでも多く玩具を買って応援すべきでござるな。
さすれば、日本市場の活性化により、日本独自のトランスフォーマー展開が企画されるかも、しれないでござるしアニメ製作もタカラトミーの傘下であるタツノコプロに任してみれば一味違うトランスフォーマーが見れそうでござる。 (笑)
そう、今シリーズは次の新シリーズの為の投資でござるから玩具を買って応援するのが一番の近道でござる!