ごきげんようでござる!
前回に続いて今宵もモンスタートラックなネタでござるが・・・
日本でモンスタートラックの実車を見る機会は少ない為に、どちらかといえばラジコンカーとかの玩具で見かけるほうが多いと思うでござる?
その為か2009年公開の映画「トランスフォーマー / リベンジ」に登場したウィーリーは、トランスフォーマー史上初となるモンスタートラック型のラジコンカーに変形する小型トランスフォーマーと成ったでござる。
元々が玩具であるトランスフォーマーの変形モチーフがラジコンカーである事実は皮肉と言うか自虐ネタというかシャレの利いた存在でござるが・・・ 映画公開時に販売された商品はデラックス商品(RA-09、オートボットウィーリー、2415円)であり、他の商品とのスケール間を考えれば明らかにオーバーサイズで違和感の有る商品だったでござる・・・
せめてスカウトクラスで販売されていれば良かったのでござるが・・・
タカラトミーはラジコンカーではなくモンスタートラックのつもりで設計したのでござろうか? (笑)
否!
どうやらウィーリーがデラックスクラスで販売された理由には、映画監督のマイケル・ベイが絡んでいる可能性もあり、ウィーリーは監督のお気に入りで、映画本編ではホィーリーだかホーリーの名まえで呼ばれていたでござるな。
まあ、真相は分からないでござるが、今宵はEZコレクション版
ウィーリー(EZ-15、ウィーリー、525円)の紹介でござる!
本品は2009年12月末に販売されたEZコレクションVol.2(全8種、各525円)の一品で、中身の分からない共通箱仕様で変形説明書はオートボット側4体分が印刷された共通品でござる。
拙者的には本品が一番目的だったので中身の確認できない日本販売版は辛いものでござるよな・・・
さて、本品はデラックスクラス商品から比べると簡略化されており、後部はウィーリーの顔が丸出しの玩具的造形が程よい商品でござる。
商品サイズも手ごろで、キャラクター性に有った商品さいずは当に理想のウィーリーだと思うのでござるよ。
そう! 元がラジコンカーでござるから簡易な造形でも違和感がないのでござるよな。
ロボットモードも簡略化された造形でござるが、もともとの映画デザインだと気持ち悪いほど嫌味なデザインだったので、本品くらいマイルドにアレンジされれば可愛い・・・
ちゅーかキモカワイイでござるよな。 (笑)
日本だと小型のマスコット的なロボットは丸みを帯びて可愛らしくデザインするものでござるが、米国の場合はマスコットロボ(?)でも容赦ないデザインで可愛くないでござるが、米国作品に登場するロボット達の無機質な動作が見ようによっては可愛く見えてしまうので、そちらが優先されているのかもしれないでござる?
本品は劇中のトゲトゲしさはなく、胸のオートボットのマーキングに相当したマスコットロボ的なアレンジが利いているので、玩具的には良い商品でござる。
他のトランスフォーマー商品と組み合わせた場合でも違和感無く並べられるし、21インチクラス(1/6スケール)の人形とならべると劇中のリアルスケールになるでござる。
そう! 並べて良し! 抱いて良し! 踏んで良し!
と、絵になる商品でござる。
拙者的にはデラックスクラスよりもEZコレクションのウィーリーの方が雰囲気は好いと思うでござる。
大型サイズのほうが完成度が高くなる傾向があるでござるが、キャラクター性を考えれば逆な方が良い場合があるでござる。
しかしまあ、商品開発は開発者の意向も反映される訳でござるし、好きな商品だけ買うのであれば大きい商品の方が好いかもしれないでござるな。 (笑)
でも、ムービーラインとはいえ、もう少し顔どうにかならんかったんだろか。双子といい、ブサイクはカワイイという考え方なんだろか。ホント難しい。
ヌエベ殿、モノには適したサイズがあるので、ラジコンカーであるウィーリーはEZコレクションが適しているでござるが、ホバークラフトやA-10サンダーボルトⅡだったミニボットは大型商品でのリメイクは違和感が無いと思うでござるよ。 (笑)