ごきげんようでござる!
「トランスフォーマープライム」第2期の「トランスフォーマープライム・ビーストハンター」の日本展開は、日本オリジナル要素を加えて「参乗合体 トランスフォーマーGo!」のシリーズ名で展開するようでござる。
まあ、米国製作のアニメ本編でのトランスフォーマー同士の合体は切望的でござるから、多少強引でも合体型トランスフォーマーの登場する日本人向けトランスフォーマーは大事でござるよな・・・ と、言っても全国区のテレビアニメであれば問題ないでござるが、いったい如何なる事やら予測はつかないでござる。 (笑)
て、事で「参乗合体 トランスフォーマーGo!」商品はアニメ放送に先駆けて2013年4月末より販売されたでござるが、第1弾商品はアニメ本編登場組のハンター仕様商品だったでござる。
ちゅー事で今宵は、合体要素のない本編登場のオートボット・侍、ハンターホイルジャック(G16、ハンターホイルジャック、2625円)の登場でござる!
本品は2013年4月に販売されたデラックスクラス商品で、海外販売のビーストハンター版とは一部成型色が異なるでござるな。
パッケージ形状は海外版と共通でござるが、台紙は日本オリジナルで目立つデザインでござる。
しかし、このブリスターパックは接着されているのでパッケージの再利用は辛いパッケージなのでござるよな・・・
なお、本品の付属品としては武器パーツ(キャプチャーリング)と妙に中二病くさいデザインの説明書のみなのでアニメ放映前商品としてはアピール度が足りず、トランスフォーマーの新作商品である事を示すだけなのが辛いところでござる。
シリーズ途中からの新規ファンを掴もうとするならば、世界観を記したブックレットやミニカタログを封入させるべきでござろうな・・・ まあ一部店舗でビジュアルストーリブックが配布されたそうでござるが、拙者の場合は通販利用だったので入手できなかったでござる。 (笑)
さて、本品は「トランスフォーマープライム」登場のホイルジャック(AM-23、ホイルジャック、2100円)の新たなる姿というか新装備(?)で、基本デザインのスポーツカー上にトゲトゲを追加したデザインでござる?
何故にトゲトゲなのか分からでござるが、これがハンターシリーズの特徴になっているでござる?
トゲトゲでハンターのイメージというと某狩猟ゲームを思い出してしまうでござるが、そのイメージに便乗しているのでござろうか?
まあ、どちらにせよ日本人感覚的には違和感を覚えるでござる。 (笑)
しかし、本品の海外版はパッケージ写真(試作品?)のように、車体一部に汚し塗装(?)のようなマーブル仕様だったりリアウィング(?)が赤色だったりする妙なセンスでござるから、日本版は日本人向きに仕様変更されていたりするでござるな。 (笑)
ヴィークルモードでは付属の武器パーツも取り付け可能でござるが、アームズマイクロン取り付け用のジョイント(凹)が廃止されているので定位置にしか取り付けできないでござる。
アームズマイクロン商品の拡張性とは異なるアクション仕様の武器ギミックが今回のセールスポイントのようでござるな。
キャプチャーリングは折りたたまれた槍状武器(捕獲器?)で、押し出し式発射ギミックでディスクを発射するでござる。
ディスクは開閉可能に成っており、捕獲遊びが楽しめるようでござるな?
う~む・・・ ロボット本体のカラーリングは日本版の方が好みでござるが、キャプチャーリングのカラーリングは海外版も捨てがたいでござる。
まあ、玩具くさいデザインなのに色的には日本版の方が趣がある事には違いないでござるな。 (笑)
ロボットモードの変形はAM-23版ホイルジャックとほぼ同じ・・・
というか、本品のロボット部分本体は基本的にAM-23版と同じ金型を使用しており、外装部分を変更した商品だったりするでござる。
翼とトゲトゲが追加された事により、随分と厳ついイメージに成った事で、塗装箇所が少なくやや貧弱に見えたAM-23版ホイルジャックも草葉の陰から喜んでいるでござろう。 (笑)
ただ・・・ 本品はパーツ変更の改良商品故に、背面の翼と肩パーツが干渉してしまうので腕の可動範囲が限定されてしまったのが残念でござる・・・
しかし、本品の場合ブリスターパックに難があるものの、箱から出してすぐに遊べる利点は大きいでござるな。 (笑)
アームズマイクロンを組み立てたりシールを貼らずにすむのが有難いでござるが、何だか自分の手先が不器用になっていく後ろめたさもあるでござるが、販売価格を考えた上での商品仕様であれば適正価格だと思うでござる。
なお、折りたたまれたキャプチャーリングは背中に取り付けておくことが可能で、更に厳つく見えるでござるな。
ハンターホイルジャックの能力値は体力(8)、知力(6)、速度(6)、耐久力(7)、地位(6)、勇気(9)、火力(8)、技能(9)で設定されており、AM-23版ホイルジャックと同じで、別にパワーアップしたとかの仕様変更ではないでござる。
なお、パッケージに記されたプロフィールでは、ハンターホイルジャックは、新たな敵「プレダコン」に対抗するためにパワーアップした姿とされており、サムライの道を究めた彼は、刀で圧倒する戦いを止め、新しい武器「キャプチャーリング」を使って敵の自由を奪う戦い方を身につけたそうでござる?
う~む・・・
いくら、ホイルジャックの役職の侍は日本版設定とはいえ、侍が刀を捨てて如何するんだと言いたいでござるが、キャプチャーリングを槍だと思えば侍でもいいのでござるが・・・ やはり彼も、なんちゃってサムライでござるよな。 (笑)
まあ、キャプチャーリングも使いにくそうな武器だったりするのでポージングが難しいでござる。
やたらと大きい武器のイメージも某狩猟ゲームの影響なのかなと思ってしまうのは農耕民族的日本人の考えだったりするでござるが、狩猟民族的欧米人の考えだと当たり前と云うかジュラシックパーク・シリーズの玩具と同じような臭いがするのでござるよ!
やはり、ハンターネタは日本人感覚より欧米主流でござるよな?
未だに拙者は「トランスフォーマープライム」本編後半を見ていないので如何なるかわからないでござるが、本玩具を見て日本人向け要素を加えた展開は成功だと思うので、今回のシリーズには頑張ってもらい、次の完全日本版シリーズに期待したいでござる。 (笑)