前回メガトロン様とは別人のメガストーム(D-12、メガストーム、2980円)を紹介したので今回は正真正銘のメガトロン様本人のメガトロン・ミサイルタンク(TRF-2、メガトロン・ミサイルタンク、1500円)でござる。
メガトロン様(16、メガトロン、2300円)はユニクロンにより、ガルバトロン(D-62、ガルバトロン、4800円)に転生させられるでござるが、その後日本版(ザ・ヘッドマスター)では倒されてしまうでござる。
しかし、海外では1990年にアクションマスター(アクションマスター・メガトロン、日本未販売)として復活!
アクションマスターはニュークリオンエネルギーの影響で変型できなくなったトランスフォーマーでござる。 商品はTVアニメを基にしたデザインのアクションフィギュアで、メガトロン本体とニュートロフュージョンタンク(戦車)からなる。
更に海外では1992年末(1993年度商品)の「GENERATION2」にて、ニュートロフュージョンタンクを取り込んだG2メガトロン(日本未販売)となるでござる。 海外ネタでは、コブラ団の協力で地球のテクノロジーを吸収し戦車に変型できるようになった。と、いう話もあるでござる。
ミサイルタンク・メガトロンは、その後のパワーアップ版(小型化しているが・・・)でござるが、日本設定では、G2期に復活したメガトロン様の新たな姿とされているでござる。
商品はG2メガトロンのデザインを小型化し、可動とミサイル発射方式を変更した商品でござる。
本商品の最大の特徴である、エアーパワーミサイルは、空気ポンプで発射するギミックでござる。
海外では、スプリング発射式のミサイルはNGの様で、様々な発射ギミックが商品化され、誤飲防止用にミサイルの長さも長くなり、プロポーションを崩す商品も多くみられるでござる。 安全基準に対しては日本より厳しいのが海外販売の玩具でござる。
おかげで、ひじょ~におもちゃぽい商品に成ってしまったでござる・・・ (玩具でござるが)
しかし、G2メガトロンと比べるとサウンドギミックは無いものいの、プロポーションは良く、可動範囲も増えたでござる。
が、廉価版の宿命か、爪先パーツが一体化されたり、脛パーツカバーが削除されたりと、「後ろから見てはいけない」体型になったでござる。 残念!
カラーリングはG2メガトロンの方が好きでござるが、このカラーリングは、メガトロンからガルバトロンに転生し、イメージカラーが紫に変わったのと同じで、パワーアップを意味しているのではと推測するでござる。
まあ、小型に圧縮されたが、その分強力なエネルギーを得て破壊力のあるミサイルを得たと思う。(次元を超えてブラックホールと結びつき「反物質」を引き出すなどの超能力を持っているが、彼が如何にして、それらの能力を身に着けたのか不明?)という日本版設定があるでござるが、コレに拙者なりの答えを当てはめるなら、トランスフォーマーの時間設定を推測し、ロボットマスターズの設定を持ってくるでござる。
ロボットマスターズは、次元を超えて歴代トランスフォーマー戦士が集結する物語でござる。(日本オリジナル設定)その設定ではメガトロン様は行方不明で、リバースメガトロン(RM-24、リバースコンボイ、1680円)に姿を変えて帰ってくるでござるが、商品はミサイルタンク・メガトロンを参考に上半身にリバースコンボイへの変型ギミックを盛り込んだ商品でござる。 平行世界(パラレルワールド)ネタはアルマダ(マイクロン伝説)にて、正式採用されたので、その考えで云うならリバースメガトロンこそ、平行世界の初代メガトロン様本人で、再び次元を超え、G2の世界にやって来たメガトロンで、リバースコンボイの変型機能を捨てたミサイルタンク・メガトロンではないかと推測するでござる。
そしてミサイルタンク・メガトロンには別人だが、カラーリングは同じでシール部分のみ異なるアーチフォース(欧州販売)や、黄色系カラーリングのアルマダ版のブラジオン(USAエディション、ブラジオン、2980円)が存在するでござるが、この2人はメガトロン様と別人でござるが、同型ボディのデストロン兵士でござる。
マス。G2メガトロンはじめ、同コンバットロン・ドレッド
ウイング達は単色ボディ+ナゾ迷彩がいい味出てますよね!(スタスクの翼はビミョー)あと、<次元を
越えて~←については、初代の玩具設定からある記述デス。ま、どれが正しいとか言い出したらキリが
ない(特にG2)のでこれもありデス!でわっ。
このメガトロンはとりあえず脚部を動かせるようにしてみようとして開発したのかなぁ?