も~誰にも~止められな~い♪
命かけた~トランスフォ~ム~♪
さあ! 今宵は偉大なるサイバトロン総司令官コンボイ(01、コンボイ、3900円)に似ているという理由だけで、地球在住サイバトロンの総司令官に祭り上げられた、ゴッドマスターのジンライ(C-307、スーパージンライ、4980円)ではなく、本物のサイバトロン元総司令官であるパワーマスターのコンボイ(C-307X、スーパーコンボイ、4999円)の紹介でござる!
本品は2001年にトイザらス日本上陸10周年記念アイテムの一品で、同年に復刻されたゴッドジンライ(C-310、ゴッドジンライ、7980円)より、ゴッドボンバー(C-309、ゴッドボンバー、2000円)を省いた成型色変更でござるが、パッケージは、スーパージンライの箱をイメージしつつイラストは黒いカラーのスーパーコンボイに変更されているのでござるが、一部の写真が赤いスーパージンライのままで、付属シールはスーパージンライのままで、説明書もスーパージンライ表記であるが、スーパーコンボイの表記も入れられており、中途半端な感じでござるが、カードは専用のものが用意されているでござる。
そう・・・ 実は本品はヤヤコシイ商品でスーパーコンボイではなく、ブラック・スーパージンライで販売すればよかったものを、スーパーコンボイにした事はマニアックな背景があるのでござるよな。
1988年度のトランスフォーマーは日米で異なった展開であり、コンボイの復活が共通テーマであり、米国ではパワーマスター・オプティマスプライム(日本未販売)として、蘇ったのでござるが、調度日本では米国より「キャプテンパワー」の玩具が上陸し、バンダイより販売されたのでござるが、このキャプテンパワーの掛け声が「パワーオン!」だったのでござるよ。
故にタカラが遠慮したのか、合体時の掛け声を「ゴッドオン!」に変更して、ゴッドマスターが設定されてコンボイとは別人のジンライが誕生したのでござる。
しかも、パワーマスター・オプティマスプライムとゴッドマスター・スーパージンライは外見上は似ており、シールの色合いが一部異なるのでござるが、米国販売品にはダイキャスト製のパーツが使用されておらず、スーパーモードの拳が引き込み式でなく、ゴッドボンバーとのパワーアップ合体は設定されていないのでござるよ。
そう! パワーマスターとゴッドマスターでは設定が異なるだけでなく金型も異なるのでござるよな。
故に本品はダイキャストパーツ使用でござるから、ボディが赤いままの通常状態で販売されていたら、スーパージンライと見分けがつかない商品になっていたので、差別化でブラックバージョンに変更した事は間違いではないのでござるが、複雑な感じなのでござるよな。 (笑)
さて、本品はパワーマスター版コンボイなので、設定も海外版パワーマスターの設定で、パートナーも惑星ネビュロスのサイボーグ化された人類で、コンピュータープログラマー(?)のハイ-Qなのでござるよ。
商品設定では、設定年代は不明でござるが、サイバトロン総司令官の座を引退したコンボイが、ハイ-Qと共にエネルゴンに替わる新エネルギーを求めて各地を探索し、ブラックホール内部に存在する超エネルギー、ニュークリオンを採取する為に、超重力環境でも行動可能な位相転移シールド(ブラックボディ)で全身を防護した姿なのでござる。
無論、ハイ-Qも位相転移シールドに身を包んだ姿でござるが、彼がサイボーグ化されたとはいえ、コミック版登場のハゲたオッサン本人なのか、別人なのか不明であり、パッケージイラストではジンライの色を変更したイラストを使用していたりするのでござるよ。
サイボーグ化で若作りになったのでござろうか。 (笑)
まあ、日本設定のマスターフォースに変身するゴッドマスターよりは、アイアコーンに変形してトランスフォーマーと合体し生体エネルギを共有することで、強力なパワーを生み出す設定は正当化されているような気がするのでござるよな。 (笑)
因みに、説明書では紹介されていないでござるが、ハイ-Qに限らず、マスターフォースはダブルカノンの砲座(?)に座らせる事が可能でござる。
マスターフォースを車内に乗せられない事を思えば、やや微笑ましいシークレットギミックでござるかな? (笑)
なお、ヴィークルモードの完成度は初代コンボイのヴィークルモードと比べると6輪から4輪に変更され簡素で大味な印象が強いでござる。
商品はアイアコーン(エンジン)に変形したマスターフォースを合体「パワーオン!」させることで、ロックが外れてロボットモードに変形できるのでござるが、サイバトロンのマスターフォースは互換性があるので、別売りのマスターフォースでも合体は可能でござる。
さあ! ロボットモードでござるが、初代コンボイをアニメのイメージでプロポーションを良くしたリメイクデザインなのでござるが・・・
某店で箱だけ見たことはあったんですが、この人黒コンボイじゃなくて黒ジンライだったんですね・・・
ニュークリオンクエストということはこの後アクションマスター化するわけですか。
・・・このままでよかったような気がしますねw
本品も多重次元のコンボイの一人なのでござろうな?
キュウ殿、ジンライの海外名もオプティマスプライムで紹介されている場合もあるでござるよ。 (笑)
たたし、ファンはジンライで公称しているので、日本人的にはコンボイと呼んでもコアなファンがオプティマスプライムと呼ぶのと同じでござるかな?
コンボイはBWの時代でも生きてたはずなので・・・