ごきげんようでござる!
「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」は日本独自のビーストウォーズで、新設計のビースト戦士も多く登場したでござるが、商品数を増やす為に過去販売された商品の成型色変更品を新キャラクターとして再販したでござる。
しかし、TVアニメ本編にゲストキャラとして登場させた為に他の玩具のみしか販売されなかったキャラクターよりも恵まれていたかもしれないでござる?
今宵は「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」第19話「物理学者 バンプ」に登場した惑星タモスに住むサイバトロン・物理学者、バンプ(C-38、バンプ、750円)の紹介でござる!
本品は1996年に「BEAST WARS」商品として販売されたアーマディロ(日本名、アルマー、VS-X1、火山の対決、3980円)の成型色変更品で、1999年の「ビーストウォーズ ネオ」商品として単品販売と、デストロン・要塞守備兵、バズーカ(D-38、バズーカ、750円)とのVSセット(VS-38、極限の対決、1480円)の2種が販売されたでござるが箱以外の違いは無い商品でござる。
拙者的には「ビーストウォーズ ネオ」商品の箱は価格帯による定型サイズではなく、商品サイズに合わせた個別の箱なので余剰スペースが発生しないでござるから・・・ コレクターにとっての問題点である収納に優しい箱として評価しているでござる。 (笑)
なお商品は赤色のアルマジロ(ブラジリアン・ジャイアントアルマジロ?)でござるから、変な感じでござるが・・・ 商品的には可愛らしいカラーリングなので、生物学的に云々言わずに素直に受け止めるでござる。
商品サイズ的には問題は無いのでござるが、ビーストモードでの可動部分が少ないのでTVアニメ本編のようなポーズはとれず少々不満が残るかもしれないでござるかな?
まあ、人によってはメガネも欲しいと思うでござるが、本品には付属しないでござる。
なお、アルマジロの後足ははシークレットウェポンであり、尻尾は一発変形(フリップチェンジ)ギミック用の作動レバーでござるから、ビーストモードでは可動させられないのでござるよな。
しかし、一発変形ギミックを採用しつつプロポーションも両立できる設計には感心するでござる!
ロボットモードのデザインはアルマーと全く同じでござるが、色が違うだけでも全く違和感が無いのはTVアニメ登場による主観的な存在感の違いでござろうな?
なお、バンプの性格設定は極めて地味で、セコセコと小銭を集めている様な奴で、他人からは暗いと思われているが、本人は身体を丸めて自分の世界に引きこもっている時が一番幸せだとか・・・ ムチャクチャひどい性格設定でござるが、TVアニメに登場しないトランスフォーマーは理由付けで人前には出たくない性格にされる事が多いのも伝統でござるよな。
しかし、戦闘時は両腰のシークレットウェポン(右腕・チェーンボンバー&左腕・クローブラスター)を素早く引き抜き早撃ちを見せたり、防御力の高い甲羅に守られるなど戦闘力は高いでござる。
サイバトロンの科学者は、専属の戦闘員よりも重武装で戦闘能力が高いのも特長でござる。 (笑)
劇中でも、社交性の無い性格で描かれていたでござるが、怒る怖い戦闘能力を披露したでござる。
伊達に単独で研究する科学者ではないのでござるよな。
やはり、ビーストウォーズ本編未登場のアルマーより、TVアニメ1本にでも登場するバンプの方がエピソードには困らないものでござる。
コレが、アルマー本人でスーパーモードとかで販売されていたら・・・ 商品的存在感としてはイマイチでござるから、別人として販売した事には成功でござろうな。
知名度優先の同一人物のカラーバリエーションより、商品流用や再販商品でも別人として存在感やフォローが有ればしっかり売れるものでござる。
昨今のタカラトミーの商品に欠けているのはコレなのでござるよな?
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