ごきげんようでござる!
今宵は2000年にカバヤより販売された食玩・・・
トランスフォーマーDX(全3種、各300円)の紹介でござる!
・・・本当なら、5月4日の「ラムネの日」に、ラムネ=食玩・・・繋がりで、本品を紹介するつもりでいたのでござるが、時間がなく更新できなかったので、本日紹介させてもらうでござるよ。
先ずは、ファイヤーコンボイ(01、ファイヤーコンボイ、300円)でござる。
本品は、組み立て塗装済み半完成品のラムネ付き食玩・・・ 否!、玩具付きラムネ菓子でござる。
本品は、一部組み換えにより変形可能でござるが・・・
消防車の前半部のみの商品化なのでござる。
意味ねーーー!
まあ、そこがチープTOYらしいでござるが・・・ (笑)
ロボットモードのプロポーションは良く、変形を簡略化させるために一部組変え方式でござるが、コンボイガンも付属するでござる。 ・・・ヴィークルモードでは余剰パーツでござる。
塗装部分がチープでござるが、小型のトランスフォーマー商品にも負けない完成度でござるが、そこはチープTOY・・・ 関節が緩いので、可動してもポーズが固定できないでござるよ。 (笑)
お次が、マッハアラート(02、マッハアラート、300円)でござる。
ヴィークルモードはパトロールカーでござるな。
商品の塗装は簡略化され、車輪も無稼動な為にチープ感が漂うでござるが・・・
一部組み換え方式でござるが、変形方法は、タカラ版(C-003、マッハアラート、1800円)の変形方法を元に簡略されているでござるが、本シリーズで一番の完成度を誇るでござる。
ロボットモードは塗装部分が顔のみなので、チープに見えるでござるが、プロポーションの再現度は高いでござる。
武器パーツであるジェットブースターが付属しないのは残念でござるな。
そして3体目が、ジェイセブン(03、ジェイセブン、300円)。
何故か、ジェイセブンでござる?
人気の順で商品化されたのではなく、カバヤの担当者の趣味でござるか?
ヴィークルモードは、新幹線700系レールスターでござるが、塗装の簡略化と車輪が無可動である為に一番チープなイメージもあるでござるが・・・ 問題は、商品の大きさなのでござる。
ロボットモードは、タカラ版(C-013、ジェイセブン、1980円)と異なり、両足も繋がり完成度が低いでござる。
そう・・・ このプロポーションと大きさを見たときに感じたのは、1987年にタカラより販売された、トレインボット(C-131、重連合体戦士・ライデン、5900円)を思い出したのでござる。
・・・うむ、これは、計算して商品化したのでござろうか?
まあ、武器であるシールドボンバーが付属するのは嬉しいでござるな。
さて、本シリーズには個々にボーナスパーツが付属し、ファイヤーコンボイに取り付けて、スーパーファイヤーコンボイを完成させる事が可能でござる!
塗装の簡略化や、直立ポーズの為に、随分とチープに磨きが掛かってしまったでござる。
しかし、背中に背負ったハシゴなどの増大されたイメージは強く、合体により余剰パーツが全て無くなる仕様にはエールを送りたいでござるな。
これで、可動部分が活かされていれば・・・
ボーナスパーツを組み替えて、消防車の後半を完成できない・・・ 欠点を少しは和らげたモノでござるのに・・・
しかしまあ、チープと云えども本品の存在意義は強く、EZコレクション等のように、コレクション性重視の小型フィギュア的要素がつよく、その先駈けで有るとも言える商品でござる。
そんなわけで、今回初めてマッハアラートと全種揃えた際のスーパーファイヤーコンボイを見たわけですが…、ありゃりゃ!?スーパーファイヤーコンボイはまぁ大目に見ますが、肝心のマッハアラートはチープ感丸出し…。ジェイセブンも久々に見たらG1玩具みたい…。
でも、当時の僕はこれで満足しましたから、これはこれでいいんじゃないんですか。これで全種揃えていたらもっと満足していただろうに…。
結論。あの時全部揃えていればよかった(哀)