ある~日♪ 森の~中♪ クマさんに~出合った~♪
熊といえば、大きくて凶暴な猛獣でござるが、女性には人気が有るそうでござる。
大型の動物では、象とかゴリラとかサイ等も家庭では飼えない動物でござるが、ヌイグルミにしてしまえばダントツで、クマが人気になるらしいでござる。
まあ、見ているぶんには可愛いモノなのでござろう?
ちゅー事で今宵は可愛くも凶暴なクマさんの紹介でござる。
本品は、1998年のボトコン・ジャパンで、限定販売されたサイバトロン(海外名、マクシマルズ)狂戦士、グリズリー1(商品名、バーベァリアン、7800円?)でござる。
商品的には、1995年に販売された、ポーラクロー(日本版は1997年に販売された、C-2、ホワイトクロー、2280円)の原案であり、元々はハイイログマ(グリズリー)であったが、商品化の際はホッキョクグマ(シロクマ)に変更されたモノの成型色を変更した本来の姿でござる。
グリズリー1は、企画時の名前であり本品もグリズリー1の名前で、ポーラクローと別人で販売される予定が、商品登録上の問題から、BARBEARERIANと改名されて販売されたでござるが、困った事に付属のカードではグリズリー1で、箱に記されてある名前はバーベァリアンなのでござる。 ?
日本語名と海外名が異なる場合は多々あるでござるが、本品は困った事に両方とも日本語名なのでござるよ? ・・・う~む。 コレは好きな方の名前で呼べと言うことでござるかな?
因みに拙者は本品を中古で入手したので、中箱と説明書が無いでござる。
故に説明書の記載方式や、記載名は解らないでござるな?
本品には、後足を可動させる事により、キバを向く凶暴なギミックが搭載されているでござる。
バランスは難しいが、立ち上がる事もできるでござる。
・・・可愛いでござるか?
ロボットモードはマッシブであり、ロボットとは思えない毛皮を纏った姿は・・・ 可愛いかもしれないでござるな。 (笑)
両肩に装備された熊の前脚はは、背中に折りたたむ事が可能であり、より格闘に向いた体型となるでござる。
しかし・・・用品は、股関節にギミックが有る為に立たせ難い事が欠点でござる。
さて、本品にもミュータントヘッドのギミックが有るので、2種類の顔を表現できるでござるが、本品のイラストを見る限りでは、黄色のミュータントヘッドの方が正規の顔のようでござる?
設定によると、ミュータントヘッド時は、凶暴な戦士と化し、ロボットヘッドの時は優秀な指揮官であり理性的な行動をとる。 ・・・状況により切り替えているそうでござる。
・・・この設定を深読みすれば、ヘッドの違いにより、グリズリー1とバーベァリアンと名前も使い分けていると考えれば納得もいくでござるが・・・ ドッチがドッチの名前なのでござろうか?
さてさて、彼には左肩に格闘戦用のパワークローが装備されており、スプリングにより展開するでござる。
そして、右肩より彼の相棒であるナイトシュリークを射出するでござるよ。
ナイトシュリークは、熊の右前脚より自動変形するロボテック・バット(自立型ロボット?)で、偵察から敵の回路を混乱させるソニックピストルとしての機能をもち、グリズリー1がバーサク状態に入ると、我先に逃げ出すオチャメな相棒でござる。
2人の関係は、ブレストフォースの流を組むモノでござるな。
なるほど・・・コウモリとクマさんの関係は微笑ましいモノがあるでござるな?
う~む・・・ 本商品はソコまで考慮してラブリ~に設計したのでござるかな?
しかし・・・クマった事に、クマさん系のトランスフォーマーは、TVアニメの登場に恵まれず、ホワイトクローは未登場だし、サバイブ(C-39、サバイブ、2200円)はゲストキャラ扱いだったでござるな?
なるほど・・・今後、女性層のトランスフォーマーファンを増やす手段としては、「クマさん」に重点を置いてみるのも有りなのかもしれないでござるな。
女性ファンの獲得はロボアニメでは難しいですが(汗)
数少ない女性ファンを見ているとどうやら女性の方々はキャラの(面白い)性格などを重視してるようです。
ムービーから入った方々も多いようですし。
(あくまで憶測ですが・・。)
その点では、性格を分かりやすく把握できる映像媒体は大事だということですな・・。うーむ、難しい。