ごきげんようでござる!
トランスフォーマーファン的な認識だと、スタースクリームの立ち位置はディセプティコン破壊大帝の座を狙うNo.2の野心家であり、自惚れやで詰めがあまく、ヘタレで何処ことなく憎めないキャラクターでござる。
しかも、日本では好青年的なイメージボイスでござるが、英語だと甲高い声質になるので違和感を感じるものでござる。 しかし、とくよく考えてみるとスタースクリームの名前の語源は「星の悲鳴」でござるから高い声でも間違いじゃないのでござるよな。 (笑)
今宵はそんなスタースクリームのイメージをぶち壊してくれた劇場版「トランスフォーマー/ ダークサイド・ムーン」版ディセプティコン航空部隊リーダー、スタースクリーム(DD-02、スタースクリーム、2730円)の紹介でござる!
さてさて、劇場版スタースクリーム(MD-08、スタースクリーム、3675円)と言えば、各サイズ別の商品が販売されており、映画3作目では前作「トランスフォーマー / リベンジ」版のスタースクリーム(RD-02、スタースクリーム、3990円)と見た目に変更がなかったので、いままでに販売されていないデラックスクラスのサイズで商品化されたでござる。
むろん、メックテックウェポン搭載型なので、ヴォイジャークラスで販売された前作のリベンジ版スタースクリームと差別化を図り、さらに購入意欲あおり、買ってもらおうとする工夫がみられるでござる。
無論、日本販売版も海外販売と同じパッケージに日本語表記シールを張り付け、日本語説明書と「メックテックウォーズ」対応カードを2枚封入して2011年5月に日本販売されたでござるな。
本品はデラックスクラスサイズと云う事で、販売価格的にはヴォイジャークラス商品より購入しやすい為に、当初から玩具限定のカラーバリエーション展開を考えられており、スカイワープ(DD-10、スカイワープ、2730円)およびサンダークラッカー(DD-08、サンダークラッカー、2730円)も販売されたでござる。
本品はメックテックウェポンを搭載していなければ、そこそこ実機のF-22ラプターに近い商品でござるが、パーツの簡略化が行われている為に着陸脚はダミーで転がし走行ができなく、収納方法も異なるでござる。
因みに、この目立つカラーリングはエイリアンタトゥと呼ばれるもので、初登場時のノーマルカラーでは一般機との区別がつかず、雑魚キャラ風のイメージが強く米軍機と交戦すると区別がつかない等のクレームで、映画手法的に判別がつくカラーリングに変更されてしまったのでござるが、何故か玩具オリジナルG1風(日本未販売)のカラーリングではなく、なんとも呪術師的な怪しいカラーリングが採用され、一目で米軍機と異なる事がわかるようになったでござるが、本来の地球の機械に擬態して隠れるという意味では本末転倒になってしまったでござるな。 (笑)
なお、一説によると米国人として自国最強の戦闘機が敵機であることが複雑な気持ちである為に米国人向けに異星人の機体であることを強調したかったカラーリングだそうで、日本人的には受けの悪いカラーリングの様でござる?
ヴィークルモードでのメックテックウェポンの取り付くは玩具ぽさを強調してしまうのが残念でござるが、よくよく見ると本武装のイメージは「トランシフォーマー スーパーリンク」版ナイトスクリーム(SD-01、ナイトスクリーム、1980円)を思い出すもので、歴代スタースクリームのイメージを壊してきた劇場版スタースクリームの過去作品をオマージュする玩具開発者なりの工夫が嬉しい設計でござるよな。
映画本編登場キャラクターだけにデザインの変更は許されないでござるが、玩具だからこその工夫が出来るのもトランスフォーマーの魅力でござる。
玩具を軽視して映像作品しか観ないのであれば、本当のトランスフォーマーが楽しめないでござるな。
さて、本品に付属するメックテックウェポンのツインナルレイソードはは変り種で、2丁のナルレールカノンを合体させて完成する格闘専戦用の武器でござるが、ギミック付のナルレールカノンはレバー操作によりナルレイソードが展開するでござるが、1丁だけだとソードモードのまま固定できないでござる。
なお、メックテックウェポンの取り付けは砲身を前方に向けて取り付ける事も可能であり、尾翼部分や機体下部等6か所にも取り付け可能でござる。
しかしまあ、ゴテゴテと装備しすぎるとさらに玩具ぽくなるので標準装備だけで上等じゃないでござるかな?
ロボットモードの変形方法はヴォイジャークラス商品と比べると簡略化されており、初心者にもお勧めできる一品なのでござるが・・・
胸部の変形表現が劇中と異なるうえに、整形色の配色イメージも違うので若干劇中のスタースクリームに比べると若干コレじゃない感がする商品なのでござる?
そう、もともと劇場版スタースクリームのロボットモードはスマートでカッコイイじゃなく、人類の味方オートボットとの見た目の差別化を図るために、いかにもエイリアン的な体系のデザインを強いられたようで・・・
これまた、俗説でござるが、一般の米国人にはロボットのデザインを見分ける事が出来ない為にディセプティコンとオートボットの違いを明確化されたデザインを採用したそうでござる?
そう、劇場版「TRANS FORMERS」の場合は映画制作側の発言力が強かったので、トランスフォーマーファンに認知されている従来の軍団エンブレムによる識別よりも、新規顧客を意識した映画であり、映画制作側も軍団エンブレムを貼りつけるデザインを好まなかったようでござるな?
そんな訳で、トランスフォーマーファンのイメージからかけ離れてしまった劇場版スタースクリームで、ござるが・・・ 映画二作目以降は、よりスタースクリームらしい内面の演出が行われたでござる。
日本人と違い米国人は外見に拘らず内側でキャラクター性を重視にしているようでござるな?
さて、ダークサイド・ムーン版のスタースクリームは、ディセプティコン航空部隊のリーダーで、能力値は、体力(8)、知力(4)、速度(10)、耐久力(7)、地位(9)、勇気(5)、火力(8)、技能(8)で設定されており、性格はずる賢く、卑怯な戦術が得意で、戦闘技術が高いにも関わらず格下の相手ばかりを狙う卑怯者になってしまい・・・
確実に勝てるはずの人間相手に地上戦を挑み敗退するという、何ともマヌケというか・・・
主人公補正の犠牲であるとはいえ、あまりにも情けない最後だったでござるよな?
う~む・・・ 地球人と協力したオートボットと共に悪のディセプティコンを倒す映画を楽しめる一般層とちがい、長年のトランスフォーマーファンの目からみれば複雑な最期だったでござるよな?
武器は玩具オリジナルのルナレイカノン2丁を合体させたメックテックウェポンのツインナルレイブレードで、スーパーリンク版ナイトスクリーム専用武器であるクリムゾンブレードを意識させるファンとしては嬉しい武器だったりするのでござるが・・・
劇場版スタースクリームのデザインが特殊であるために普通に保持させる事ができず腕のジョイントを使用する妙なポージングになるでござるな。 (笑)
初戦は強敵風の武器を持たせたところで、元のザコ的なデザイン故にイマイチ絵にならないでござるよ?
ナルレイカノンは背中の尾翼部分のジョイントや脇腹に取り付けが可能だったりするでござる。
やはり、トランスフォーマーは玩具を手に取らないと面白さが分からないモノでござるよな。
劇場版「TRANS FORMERS」は3作をもって完結したようでござるが・・・
人気にこたえて4作目が制作されるらしいでござる?
後日談か、前作をリセットした新シリーズか分からないでござるが、後日談だとスタースクリームは、幽霊で復活するのでござろうか? (笑)
まあ、どちらにしろ新作のスタースクリームは何時まででも永遠のNo.2であり、裏切り者キャラでもファンを裏切らない形で復活してほしいでござるよな! (笑)
アイテム自体もリベンジのヴォイジャー版から小型になって、変形を簡略化したにも関わらず、両形態のプロポーションや、可動等の完成度が高い良品かと。
自分のブログのクランクケースの記事で、メックテックウェポンの固定に関するアドバイスありがとうございました。
あれから多用させてもらっています。
あと、相互リンクをお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?
どうかよろしくお願いします。
でも自分はマイ伝のスタスクが一番好きだったりします。
次回作ができたらナイトスクリームになってしまうのでしょうか。
玩具の方はどんどん小さく・・・。でもスタイリッシュになってきてますね。
どうやら、実写4作目は世界観がリセットされる予定だそうで。今度こそ、「コンボイ」「サイバトロン」「デストロン」「セイバートロン星」のネーミングが復活するのか?(というか、復活してくれ!)
今後とも互いに精進するでござるよ。
KK殿、マイクロン伝説のスタースクリームは異端でいいひとでござるからナイトスクリームの扱いには少々不満があったでござるな。 (笑)
アウトキャスト殿、拙者的にはF-22からG1デザインに近いスタースクリーム変形する商品が欲しいでござるよな! (笑)
ノーズ殿、デザインの一新があっても、名前までは日本語名に成ることは無いでござろうな?
ドクター殿、拙者も反対派でござるがアンチではないのでプラキット以外は所持しているでござるから、劇場版スタースクリームとして認めているでござるよ。 (笑)
ヌエベ殿、映画本編ではデザイン的に無理でも内面を似せようとする演出があったのは、かなり批判があったので変更したようでござるな?