朝日新聞記事
https://digital.asahi.com/articles/ASS8D2ST2S8DULZU001M.html?ref=auweb
「厚生労働省の22年の人口動態統計によると、離婚の全体件数は17万9099組(同居期間不詳の1万2894組を含む)で減少傾向にあり、ピークの02年(28万9836組)に比べると約4割減っている。
一方で、同居期間20年以上の夫婦の離婚は3万8991組で、この20年以上、4万組前後で高止まりしている。同居期間不詳を除いた全体件数に占める「同居20年以上」の割合は23.5%で、前年から0.8ポイント上昇した。」(上掲記事)
「令和5年の離婚件数は18 万3808 組で、前年の17 万9099 組より4709 組増加し、離婚率(人口千対)は1.52 で、前年の1.47 より上昇している(表1)。
離婚件数の年次推移をみると、昭和39 年以降毎年増加を続けたが、昭和59 年からは減少した。平成に入り再び増加傾向にあったが、平成14 年の28 万9836 組をピークに減少傾向が続いている。(図11)
同居期間別に離婚件数をみると、令和5年は3年未満を除いた同居期間で前年より増加している(表12)。」(後掲令和5年人口動態統計)
昭和60年及び平成17年の数字と比較すると,より顕著である。
【昭和60年(1985年)】
総数 166,640件
5年未満 56,442件
20年以上 20,434件
【平成17年(2005年)】
総数 261,917件
5年未満 90,885件
20年以上 40,395件
【令和5年】
総数 183,808件
5年未満 52,783件
20年以上 39,812件
cf. 厚生労働省「令和5年人口動態統計 結果の概要」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/kekka.pdf