21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

国会を霞が関が笑ってる

2011-02-09 09:54:19 | 政治にモノ申す
 古新聞以下のマニフェストに噛みつく野党。しどろもどろの菅首相。一体あんたら何考えてんの?

 年金一元化に税財源による最低保障年金、農家への直接払い、子ども手当や高速道路、公務員給与の総額削減、国会議員削減、マニフェストに並んでいた政策がアホ首相の大増税の一声によって、紙屑同然と化してしまった。作成に加わった議員はさぞ悔しい思いだろう。時代が違えば、打ち首獄門だ。

 まあ、与太話はともかく、問題は国会がいつまでも紙屑の文言にこだわって延々と不毛の議論を続けることだ。詐欺に等しい存在になってしまった個々の政策の文言に突っ込みたくなる気持ちもわからぬではないが、最大のマニフェストの問題は個々の政策の幹になるはずの国家の姿がなにもないことに尽きる。いったいこれらの政策で、民主党はどんな国づくりを考えていたのかが未だによくわからないことが問題なのだ。それだけこの国のマニフェストはレベルが低いということだろう。そんな国会の体たらくに喜んでいるのは霞が関の住人だけではないのか。

 唯一謳っていた、政治制度改革、つまり霞が関主導から政治主導へのシステム転換すら、こだわっているのは今や小沢一郎ただ一人ではないか。もっとも具体的で、唯一民主党の国づくりの方向性を語る部分だと私は思っている。その小沢をインチキ民主執行部は排除しようとしている。どういうことだ。

 ともかくだ。こうなりゃ与野党は問わない。百歩譲って、自民党でもいいさ。本気で霞が関を変えてみろ。それができない限り、財源などいつまでたっても出てこないし、日本は変わりようがない。

 
コメント
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