21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

朝日の河村批判コラムに反論!

2011-02-23 09:15:25 | 政治にモノ申す
 今日の朝日の朝刊に、河村市長の『「減税は経済拡大」は錯覚だ』という、大阪大フェロー(意味がわからないが)の小野寺某氏のコラムが載っていた。

 読んでみて、主張はわかるし、おっしゃる通りだが、あえて朝日が掲載したことに、ものすごく違和感を覚えた。河村市長が何故あれほど支持されたのか、この人も朝日も本質がわかっていない。河村氏の減税政策への期待感など実はたいしたことない。むしろ、小野寺氏の主張は河村氏を支持した人の多くはわかっているのだ。

 では、何故、河村氏を支持したか。それは、今の政治の在り方、むしろ菅政権への苛立ちと言った方がいいかもしれない。

 小野寺氏は言う、経済は再分配であり、減税で所得が増えたとしても、分配先が変わるだけの話で、経済が拡大するわけではないと。

 国民が今の政治を許せないのは、分配うんぬんではなく、そのまえにやるべきことをやらないことへの怒りではないのか。議員の数を減らす、報酬を減らすことで、減税分がまかなえないことは百も承知している。だからといって、手をつけない政治が許せないのだ。国政でいえば、国と地方の二重行政のムダをどうしてなくさないのかがまったく理解できないのだ。

 とにかく、こうしたことをやり、さらに社会保障を充実するために国民の負担を求めるなら、賛否は別として国民は聞く耳を持つ。

 河村氏を支持するのは、少なくとも河村氏はやることをやるという姿勢で政治に臨んでいるからだ。

 ここんところが、マスコミも学者もわかっていない。
コメント (1)
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