21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

まさかボディ一発とは?

2011-02-12 08:34:17 | 語るスポーツ
 まさかボディブローで決着がつくとは…正直いって、昨日の井岡の勝利はあっけなかった。その後の具志堅の防衛シーンを見せられると、今と昔のボクシングがこんな差があったのかとあらためて思い知らされた。

 昔の試合は、今思えば、殴り合いという感じで、これでもかというパンチの嵐は目を覆いたくなるほど激しかった。レフリーストップのタイミングが今と比べて格段に遅かった。今思い出せば、明らかに相手が倒れるところをダメを押すのは当然のことのように行われていた。具志堅もそうだったし、ガッツ石松などはその典型だった。

 今はまだやれるだろうと思っても、レフリーが試合を止めてしまう。選手のダメージを考えてのことだが、時として早すぎると思うことも多く、そのぶんハードな試合がめっきり減った。仕方のないことなのだろう。

 それはともかく、昨日の試合はレフリーが止めるどころか、えっ、あんなんで倒れちゃうの、どっか悪いんじゃないのというのが正直な感想だ。今朝の新聞の相手のコメントは、内臓に効いた、息ができなくなったとのことだ。

 ボディ攻撃は相手の体力を奪い、相手の動きを止める手段として有効だと思っていたが、一発必殺とはにわかに信じ難い。今までの記憶にもダウンはあった気がするが立てなかったのは初めて見た。それだけ井岡のパンチがすごかったのか、当たり所が良かったのか、それとも相手に肉体的な問題があったのか、どうしてもすっきりしないのだ。

 井岡がすごいボクサーのなのかどうか、次の試合に期待するとしよう。
コメント (2)
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