都下国分寺でも昨日の朝は氷点下になり庭の土は凍っていました。日が出て凍った土が解けた頃、雀が4羽ほどやって来ました。
以前も書きましたが、我が家では、電気釜や食器を洗った時に残ったご飯粒はその都度庭に撒くことにしています。狭い庭でも雀が来るようにと思ってのことです。時に山鳩も来ます.それぞれに一粒一粒、雀はせわしなく、山鳩はゆっくりとご飯粒を啄んでいるのを見るは、何か自然を感じて、いいものです。
狭い庭の片隅には、気が付くともう花が咲いていました。居間の窓から見える「あけぼの」の下に伸びている日本水仙はまだ蕾だなと思っていましたら、午前中少し日の当たるおおむらさき」下の日本水仙は、気が付いたらもう花が開いています。
この所、庭のあちこちに生えて来る立金花は、挙って濃緑色の葉を広げてきています。この花も春は早い花ですから、そろそろ蕾が出てもいいのかなと思ってよく見ましたら丸い蕾を1つ見つけました。
正月も、もう雑煮とお屠蘇の3が日、七草粥、鏡開きも過ぎて、小寒に入ったと言っているうちに、来週はもう大寒です。
「小寒の氷、大寒に解ける」と言いますが。大寒の終わりは節分、翌日は立春ですから、やっぱり小寒が一番寒いのかな、などと思っていますが、歳をとって思うのは、月日のたつのが早すぎるという実感です。
1年が「分子」で自分の年齢が「分母」だと考えれば分母が1増えるごとに、分子は相対的に小さくなるという事でしょうか。美味しいものを食べるように、1日、1日を味わって過ごさなければ勿体ないような気もします。