「4年になったら“良い”チームにする。」クルーザー班に入った最初の夜に同期2人へ寝床で誓いました。
“良い”チーム。自分にとって“良い”チームとは勝てるチームであること、そして風通しがいいチームであることです。
今年の全日本選手権で勝てるチームへの希望が見えました。ずっと遠かった、全日本選手権5位の目標まであと一歩でした。上位艇と最後まで競えました。トップフィニッシュの興奮、緊張、僅差で負けた悔しさ。あの感情は勝てるチームでなければありえませんでした。今年も勝てるチームとなるために、去年の良かった点を受け継ぎ、さらに自分たちの代で磨きをかけていきます。
また風通しの良いチームであること。昨年は後輩が先輩に生意気なほど意見をしました。自分は先輩ほど包容力はないけれど、後輩が不満を溜めない、なんでも言い合えるチームにしたいと思います。後輩・先輩問わず議論し高め合うようになれば最高のチームになると思います。
ただ昨年は先輩に頼ってばかりでした。困った時は側にいる先輩に相談すれば大丈夫でした。しかし最高学年となり、この重みを痛感します。決断しなければなりません。
最近踊る大捜査線の映画を一からファイナルまで見直して、室井さんのカッコよさにハッとさせられました。映画でハッとさせられている自分などまだまだボロボロですが、最高学年の重みを痛感しながら、“良い”チームにするべく尽力していきたいと思います。
クルーザー班新四年
萩原和眞