東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

八景レースに備えて

2021年12月09日 23時05分56秒 | 通常練習

お世話になっております!1年470クルーの田中大貴です。

僕が前ブログを書いたのが新入生紹介のブログだったので、もう何ヶ月も経ってしまいました。時の流れは早いですね。さっき部活でヴァーチャルレガッタという、ヨットレース本番さながらのゲームをしたのですが、僕は先日アプリを入れてちょっと練習しただけだったこともあり、あと単純に皆んなが上手いこともあり、皆にボコボコにされました。なんなら調さんと工藤さんが最後にコメントし終わったぐらいにゴールしました。でも、皆でレガッタをやれてすごく楽しかったです。またやりたいです。

さて、12/4,5に行われた練習報告を行います。4日は風の強弱、また風向の変化が激しく、スキッパーの先輩もなかなか対応に難儀していました。僕もハーフトラと上オンの間での足捌きや、ロールタックや、スピントリムなどで良い練習が出来、学ぶことが非常に多かった1日でした。

5日は午前中に赤旗が上がりました。そのため、整備を皆でやったり、小松さんが自分がヨットを始めたきっかけや経過をお話ししていただいたため、とても実りある時間でした。

11時頃に赤旗が下されたため、皆んなでご飯を食べた後出艇しました。僕は最初レスキューに乗っていて、小松さん指導のもと、3艇のタック練を見ました。
小松さんは「タックを1000回やる勢い、20秒未満に1回のペースでタックしないとダメだろう!!」と言っていて、確かに反復練習は大事だし、その通りだなと思いました。

その後、スナイプチームと合同でコース練を行いました。コース練はとても楽しそうだったので、早く載せ替えされないかなぁ、とレスキューの上で思っていました。載せ替え後は高原さんと一緒にコース練を行いました。2回行ったのですが、2回とも動作に集中していたらコース練が終わっていました。コースが短いのもあったのだと思いますが、動作を当たり前にこなし、ブローなどを見極める余裕があればなぁ、反復練習しないとなぁ、と思いました。

今週の土曜日には八景レースがあります。僕はこの代では身長と体重が部内で1番あるので、体格を活かし、強風だったら強烈で華麗なトラッピーズで船を常にフラットに保ち、上オンやインデッキだったら繊細なトリムと大胆なロールを行い、チームの目標の達成に貢献できるように精一杯頑張ります!

今後、ますます寒くなり辛い季節にはなりますが、この部活が大学やLBの方々、その他大勢の方の協力のもと運営されているありがたみを忘れず、上達できるように精進して参ります。これからもよろしくお願い致します。

1年470クルー 田中大貴


レースを作る

2021年12月09日 02時19分00秒 | j24全日本

 

お世話になっております。

 

新4年クルーザー班新主将、青木維摩です。

 

このブログの内容は全日本選手権の振り返りのみに限り、新主将としてのご挨拶は来週のブログでさせていただきます。

 

バウマンを始めて早2年、最近の仰秀でのバウマン歴は最長になっていました。

 

2年前の仰秀にとって明らかに一番の課題はスタート、遅れてスタートして月光、だぼはぜに置いていかれる、

レースにおいて最も重要なポイントであるスタートが上手くいかず、順位が上がらないような状況。

 

でも誰もいいスタートを切る方法がわからない、

誰もスタート前のいいポジショニングの取り方がわからない、

他艇のプレッシャーがある中でオンタイム、フルスピードで狙った位置から出ることができない。

 

当時のレース後のミーティングで取り上げられる議題のほとんどがスタートだったことを覚えています。

すごくショックでした、

タクティシャンにたすきをつなげていない、スタートでレースを壊している、

自分が明らかにチームの足をひっぱっている、チームに迷惑をかけている気がして。

 

あれから2年経った今回の全日本選手権、自分にとってバウマンとしての最後のレガッタに臨みました。

当時の自分には全くなかった自信を持ち、

ヘルムスマンの中野さん、トリマーの落合さん、タクティシャンの萩原からのスタートにおける絶対的な信頼を感じながら。

 

どこで自分がブレイクスルーできたのかはわかりません。

日々のスタート練習、Go Proの動画、YouTubeのスタート動画、月光への質問、全てが自分の自信になり、

フリートレースでの成功、月光畠山さんからのお褒めの言葉が自分への信頼になり、

今回の全日本選手権を迎えました。

 

ノーレースを含めて9回のスタート、すべてが上手くいったわけではありません。

後悔の残るスタートもあります。

でもほとんどのレースでタクティシャンにたすきを渡すことができた、レースを作ることができた。

 

今回のレガッタで見たスタート直後の気持ちの良い景色は自分のバウマンとしてのハイライトです。

 

目標である5位をかけた最終第7レース、自分のバウマンとしての最後のレース、Foxと1点差、だぼはぜと同点の状況。

もしスタートで出遅れたらカバーされて詰んでしまう、誰もそんなことは言わなかったけれど、これまでにはないプレッシャー。

 

集大成となったこのスタートはほぼ満点でレースを作ることができたと思います。

ただFoxとだぼはぜも凄かった。

仰秀と同じくミスが許されない状況で完璧なスタートを切る、

すごく緊張感のあるスタートでした、最終レースに後悔はありません。

 

今年の仰秀のキーワードは「総合力」だと思っています。

各ポジションのプレイヤーが自分のスキルを最大限高め、かつ別のポジションもこなせるようになることで、お互いの考えていることがわかるようになってくる。

考えが共有されていることで気配りがより洗練されたものとなり、1つのチームとしての完成度、総合力が高まった、そんなチームだったと思います。

スタートの時もどんどん的確な情報共有ができるようになっているなと感じていました。

 

自分はヘルムスマンに移り、これからバウマンは新2年の関根がつとめることになります。

関根には自分よりも早く自信を持ってスタートできるバウマンになってほしい、

彼には状況判断のポテンシャルがある、

自分がしっかり経験を伝えることができれば、あらゆる状況に対するスタートのイメージを持ち、すぐに成長してくれると思っています。

 

最後に、全日本選手権の運営関係者、LBの皆様、そして家族、マネージャー、本当にありがとうございました。

このチームで中野さんと落合さんと最後にいい景色を見ることができて、自分は幸せでした。

来年、自分も後輩にいい景色を見せてあげられるように、引き続き練習に励んでいこうと思います。

 

新4年 クルーザー班新主将

青木維摩

 


19歳迎えました!

2021年12月09日 00時00分00秒 | 通常練習


お世話になっております。
新2年マネージャー森田さくらです。


八景島での生活を終え、気持ちが新しいうちに初のマネージャーブログを書きたいと思います。
前回書かせていただいたのは自己紹介ブログでした。何を書いたらいいのか事前に指示されていたので、比較的スラスラと文章が出てきましたが、今回は自由度が高いので、頭をフル回転させながら書いています(笑)


さて、今週で合宿も3週目を迎えました。
私は八景島で2回合宿生活を経験する中で、コロナ禍での活動とさらに増えた仕事内容に慣れつつあります。ここで陸マネージャーの合宿生活を少し紹介します!


6:30にプレイヤーと同時orちょっと早めの起床(夏はもっと早いそうです)。
7:30の朝食に向けて準備、プレイヤーと共に朝食。
全体ミーティングに参加。
出艇申告や出艇時間の記録。
11:40レスキューへの昼食渡しのために、9:45頃から昼飯作り。
昼食を無事にレスキューへ渡したら、合宿所の整理整頓や船台のタイヤやパッドの管理。必要なものがあればこの時間に買い出しに出かけます。
16:00の着艇時には各艇へ船台を渡したり、レスキューの解装をしたり。
プレイヤーがミーティングを行なっている間にその日の夕食作りが始まります(最近のメニューは生姜焼きやすき焼き風煮など!好評でした!)。
夕食が終われば、明日の朝食を作ります(冬のみ作り置きしておきます)。
そして22:30or23:00に就寝。


ザッと簡単に並べましたが、大体このようなスケジュールで動いています!初回は上級生の方に聞いてばかりでしたが、2回目ともなれば主体的に行動することができるようになりました。
次回は6:30に寝起きであまり声が出ないと思いますが「起床!」と言うのが目標です(笑)



話は変わりますが、12/4(土)に19歳を迎えました。4月から大学生となり、高校生活とは大きく変化した環境に順応しようと必死な中でヨット部に入部し、多くの時間を同期の仲間、上級生と共に過ごしてきました。仕事に慣れるだけでなく、陸マネとして部に何を貢献できるのか、新参者ながらたくさん考えてきました。必要不可欠な人材となれるよう、新体制となったこれから気持ちを新たに気を引き締めて頑張っていきます。

それでは、この辺で失礼させていただきます。




森田さくら