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介護情報Q&A―介護保険を使いこなすために (岩波ブックレット) 小竹 雅子 岩波書店 このアイテムの詳細を見る |
妻のところへ洗濯物を届け、帰る際に「リハビリだから玄関まで出よう」と妻が見送りについてきていました。
でも、なかなか出てきません、おかしいなと思い戻ってみると警備員さんと看護師さんらしき人が彼女の車いすを抑えています。
「どうしたんですか?」と尋ねたら「勝手に出る人がいるのでお尋ねしていたのです」と言われました。
彼女の車いすには聞こえないことを表示するマークが付いています。これはリハビリテーションセンターがつけられたものです。
聞こえない者に 口でしゃべって尋ねることができるのか!と「訪ねていただいても聞こえないからわかりません!」と申し上げました。
もう、入院して4か月になろうとしています。そんなにたくさんの入院患者がいるわけではあるまいし…。
後で、本人がい言うには「車いすを一生懸命故意でいたんだけど、急に動かなくなって、見たら、人が後ろから抑えていた…」
おそらく、いくら話しかけても返事もせずに、漕いでいるので『認知症』か何かの患者さんと間違われたのかもしれません。でも、認知症の患者さんは首から信号機をぶら下げています、一定のところから外れるとスタッフステーションでわかるように。
ベッドに毎日張り替えられるリハビリの予定表には「まずは病院生活に慣れていきましょう」なんて文句が全く換えられずに毎日プリントされているし、一体どうなってるんでしょう。
情報の共有化もできているんでしょうか…
基本方針として、
「一貫した計画のもとにリハビリテーションサービスを提供すること」、
「個人の権利を尊重したサービスを提供すること」、
「病院はチーム医療とインフォームド・コンセントを推進すること」、
「自立訓練施設は通過型施設として相談・訓練等のサービスを提供すること」
の4つの柱を掲げ、スタッフ全員が利用者中心の姿勢を持ち、利用者一人ひとりの状態に応じた、最適なサービスを提供したいと考えています。
この理念や基本方針が単なるお題目になることなく、市民の皆様に愛される施設として、その機能を十分に発揮・実現するとともに、健全な運営ができるよう努めていきたいと思います。