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スウェーデンの税金は本当に高いのか
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移動することの多い日はいくつかの新聞を読むことができます。自分では自動車の運転が出いないので、バスなどを利用するからなんです。
昨日の日経新聞は「高福祉・高負担」のスウェーデン、政府編信頼前提に と題して
成長政策庁長官へのインタビュー記事を載せています。
スウェーデンでは国民は高い税負担をどう受け止めていますか
「スウェーデンは1960年代は日本とほぼ同じくらい税負担が小さかったが、それから長いプロセスを経て段階的に税負担が大きくなった。社民政党が多くの期間政権を担当したことが背景にあるが、、ここ5年ほどはこれ以上、税負担を上げるのは難しいところまで来た…」
「全般に国民は公共サービスで社会が機能しているという信頼感があるから、高負担を受け入れている。自分が納めた税金の分だけ樹液があるということだ」
と続き
スウェーデンの場合、付加価値税は高いが法人税率は低い。
「法人税率は約26パーセントと日本よりも低い。スウェーデンは米国や日本のように母国市場が大きくない。法人税率を高くすれば、企業が逃げて、法人税自体がなくなってしまう」と
財界の意見を代弁する日本経済新聞らしく 記事をくくっている が、
もちろん
健康保険や年金などの企業の法定負担比率は、日本が18.47パーセント弱なのに対してスウェーデンの企業は32.8パーセント強であることなどはもちろん書かない。(これは日本の内閣府の調査です)
ここまで書いてくれたらちゃんとわかるんやけどなあ。なんだか世論を誘導しているみたいやなあ、いややな。