前の号をまだ読み終わってもなあいのに、もう132号が届いた。
台風の影響で、今日の花火も明日のアーサービナードさんのお話会も中止になってしまったので、パラパラとめくっている。
神野直彦先生の 『地域福祉の「政策化」の検証』 最後の一節
スウェーデンでは家族が必要とするサービス給付については政府が責任を持つが、愛情は家族の責任だと考えられている。家族の相互扶助機能は、地方自治体の公共サービスの支援を必要としている。家族や地域社会の相互扶助機能を支援し、代替するという地域福祉の「政策化」によってこそ、家族や地域社会という共同体的人間関係が再活性化する。そうした市民的基礎の形成なしには、「地域共生社会」も絵に描いた餅に終わってしまうと考えられる。
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