先の江田島・自衛隊術科学校での集団リンチ事件で一人の青年が殺されたことに対して中間報告が出されたそうです。
「必要性は認めがたい」との内容だそうだが、そもそも、15人もの集団リンチに「必要性」などあるわけがない。リンチ自体があってはいけないことなのだと思います。
報告は、出発点から間違っているように思うがどうでしょうか。
以下引用
「15対1」の格闘、必要認めず 3曹死亡で海自中間報告
2008年10月22日 18時10分
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海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」の養成課程で15人相手の格闘で3等海曹(25)が死亡した事件で、防衛省は22日、異動を2日後に控えた3曹に対する「15対1」の格闘について「必要性は認めがたい」とする海自事故調査委員会の中間報告を公表した。
中間報告は、格闘が行われた理由について「送別」や「伝統」とする隊員らの証言を記載するにとどめる一方で、訓練の安全管理の不備を重点的に取り上げている。
「集団暴行」については言及を避けたものの「(格闘を)やらないと言える雰囲気ではなかった」とする隊員の証言も記載しており、3曹が格闘を強制された疑いは否定できない。
3曹の遺族が「離脱者への制裁目的の体罰だ」と真相究明を求め、広島地検や自衛隊内の捜査機関である警務隊が捜査中に、防衛省が当事者である教官や隊員らの言い分に基づき「事故」の方向性を打ち出しており、批判が集まりそうだ。
引用終わり