降って来るもの

写真と散文とぽえむ

住処を見つけて

2018-03-29 22:13:19 | 詩15

                         住処を見つけて

 

本当の詩、本物の詩人などと呼称される由縁は

古今東西、何処にもなかったから

僕は生え変わるsiの尻尾を

その度に捕まえては

僕のSIを書いてきた

 

そう、恐れもなく

恥も外聞も知らず

強面の能面を被りながら・・

 

現在でも詩や詩人の定理はないので

巷には溢れるほどにsi人が居て

空間には種々のSIが漂う

 

それでいいのだ!!

詩は個人の持ち物じゃなく

万人に胸襟を開くmonoだから

各々が自由に語らってこその

詩というものなのだ

 

僕の書くものも

そんな境遇に住処を見つけて

半世紀に亘って其処に留まり

お気に入りの其処から発信するもの

 

読んでほしいと

読んでくれると

縁のitoを手繰っては送り付けるので

はた迷惑もいい所だが

それを縁yosugaとして

是非もなく受け取り読んでもらうしかない

解決策は

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隙間なく言語で

2018-03-29 21:22:15 | 詩15

                       隙間なく言語で

 

フレーズの一つも

ひと塊の言語も

僕の宇宙を過らないASAも有る

 無になって僕は

 四分の三時間を

 五千歩で移動する

幾十億もいる人間の中で

今朝の一行を

待っているヒトなど皆無だ

 僕の時間は無から無へと傾れ

 僕のイノチの胎動は

 明らかに余白として記憶される

ほんとうは

隙間なく言語で埋めて

虚無の侵入など許さないでいたいけど・・

 

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珠玉のTAMAを

2018-03-29 06:21:30 | 詩15

                     珠玉のTAMAを

 

折り重なって積み上げられた

昨日と

その先の風景の中から

ありとあらゆる色彩に彩られた

僕のページがある

 

溢れんばかりの黄色や

瑞々しいpinkや

幾重にも塗り足されたクロや

sapphire-blueの深い燦燦や

朱赤の艶や、凛とある白や

憂鬱の灰色や、煌びやかな金色や・・

 

遡れば

感情の発露するそれぞれの場面に

愛しい色たちの集いがあり

僕はそのiroを纏って

たくさんの縁を手にし

一つ一つの記憶を発光させてきたのだと

改めて感じる

 

其処から生み出される

珠玉のTAMAを

僕はたくさん掌にして此処に居る

 

何と、幸運に満ちたpastだったろう・・

 

 

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それぞれの方法で

2018-03-29 06:15:39 | 詩15

                      それぞれの方法で

 

僕は突然、hataと気付く。

そうなのだ、Edisonのように!!

 

ヒトは生きているという事実だけで

絶え間なく、細胞を喪い

備わっていた精密部品や、高度で多機能な性能を

見失ってゆくのだ。

況や、付随して

感情の振幅が弾力を無くし、想いの数さえ虚ろになる。

そうして

何時か知らず

亡羊の海に投げ出されて、行方不明になり

軈て、無の沈黙に溶けだしてゆくのだと。

 

防ぐ術はない!!

 

偉人も賢人も、聖人でさえも

そのようにしてinochiを廻り

時代を掠めて、消滅した。

況や、凡人たる吾や、巷の俗人をやの

その他大勢の輩に

何程の、思わせ振り・・を残せる?

 

僕は分際を直立に生き

せめて、自らの意志で

自らを讃える光跡を、残すしかない。

 

アナタ方は貴方方の、それぞれの方法で。

03/29 06:15:32

 

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