降って来るもの

写真と散文とぽえむ

僕の木簡が

2018-03-16 06:11:02 | 詩15

                      僕の木簡が

 

存在丸ごとで生きねばならぬ

爪先から踵まで地に足を付け

頭頂から土踏まずまで

自分という大きさと要量を駆使し

胸の痛みから捩じれまで含めて

夢現の己が小宇宙を飛翔しながら

分際の有るイノチを

鮮やかに全うしなければならぬ

 

その目的の為にこそ今日が有り

明日の道標の為にこそ昨日が有った

 

その為に僕は今日のUtaを詠い

明日への希望のように今日のsiを創造し

それから昨日までのイノチの証のように

僕の木簡が残されてゆくのだ

03/16 06:25 万甫

 

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