降って来るもの

写真と散文とぽえむ

BOKUの奏でが

2018-03-25 22:22:22 | 詩15

                       BOKUの奏でが

 

アナタはhanaの囁きを聴く耳を持ち

風物の蠢きを感じる感覚を持つ

ボクは降って来るものの気配に触れ

無言の木霊に震える鼓膜を持つ

 

同じ季節の中に立って

その儚さや歓びに反応する刹那に

ほんの少しの差異はあっても

 貴方の宇宙と僕の世界と

何処かで混じり重なり

同じ一瞬のsiを共有する

 

アナタのUtaが

こんなにもボクのcosmosに流れ着くのは

 BOKUの奏でが

きっとANATAの世界で

melodyに変換されていると夢想できるのは・・

 

僕は四周のuraraな季節の下の

揺蕩いの間に間を歩きながら

穏やかに潤った気分で

 そう想うのだ

 

それぞれに固有の境界線を越えて

幾つの連環するイノチの輪を結べるかで

 おのおのの人生の

好運値や幸福度は

自ずから定まるのではないかと・・

 そう、想うのだ

03/25 22:22:22 万甫

 

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無償の愛のように

2018-03-25 06:30:07 | 詩15

                         無償の愛のように

 

どんなtimingでそれが遣って来るのか?

どんなsystemでそれが降って来るのか?

解る術はないから

分析するtoolは持っていないから

 まるでイノチの更新のために

 何気なく息継ぎするように

 享受する今日のために

 必然の目覚めが有るように

TOKIのまにまを行くときは

必携の紙とpenを!!

 

持たなかった昨日などは

動き出して直ぐに授与された一行を

掻き消えぬよう塞き止め

小一時間の間中も

胸に抱きしめていたのだ

 遠い日の彼の日のあの

 必死さと切なさと愛しさで

 現在進行形の

 孫娘を抱く無償の愛のように

 

僕に残されてある未来の間中も

一滴も漏らさぬ緻密さで間口を拡げ

 僕の五情六感を揺さぶる

 僕の琴線だけを爪弾く

特別な降って来るものを

余さず受け取ってゆきたい

 

此の豊饒の循環が、軈て、水泡に帰す瞬間まで・・

03/25 06:30:06 万甫

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