降って来るもの

写真と散文とぽえむ

満干のUTA.92

2018-03-01 22:27:44 | 満干の詩

                     Uta.92「是非も・・」

 

テーマになどしたくもないけど

声高に宣言したくもないけど

如何やら

其処を避けては

其の先の道は見つからないようなのだ

それだから

信長のように呟くしかない

「是非もなし」と

 

無視しても

ときどき行く道を遮って

思考を通せんぼする

ならばと関わり

眼前に聳える老いの門を

突破する糸口を探すしかない

 

それぞれの方法で

それぞれに闘い

各々が生き延びてゆく通行手形を獲得して

03/01 22:27

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干満のUTA.91

2018-03-01 15:28:54 | 満干の詩

                      Uta.91「上手に」

 

体中の部品に

今日の具合は?と問い質してみる

彼方此方から

軋み音を立てながら

返答が集まる

 まあ・・何とか・・と

何処からの返事も重いが

何とか推進力を保持したまま

今日のスタート台には立てそうなので

 ほっと

胸を撫で下ろしている次第なのだ

 

どの部品も新品だった頃には

思いも因らぬ現状だが

 不滅のない

生きとし生けるもの全て

その日の生存の為に

必要な分量だけはイノチを削ってゆくので

僕は何時でも

付与されたイノチの総量から

何とか上手に遣り繰りして

終わりまで無事に使い回したいと算段している

 この頃はどうも

点検の後には

何時も溜息一つ漏れるけれども

03/01 15:27

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満干のUTA.XC(90)

2018-03-01 14:25:11 | 満干の詩

                    Uta.XC(90)「ヒトはそのように」

 

消えそうにない痛みが

身体の彼方此方に棲み付いて

其処から

四六時中毒素のように

stressを撒き散らすと

その対応だけで

気のエネルギーが削がれる

 ヒトはそのようにして衰え

 ヒトはそのようにして老い

現在進行形の我が三つの痛みは

その烽火のようなものなのか・・

 或いは

そのように仕組まれた

ヒトという種の滅びの前兆なのか

 早くから僕にも

警鐘のように

耳奥で鳴る音が聞こえている

03/01 14:36 万甫

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麗しい空

2018-03-01 06:34:36 | 

 よく”ひと雨ごとに~”って使われますが、当にそんな表現にピッタリと当て嵌まりそうな、弥生一日の始まりの雨の朝デス。其れもかなりの勢いで屋根を叩く音が伝わり、どうやら長く厳しかったこの冬の寒さを一気呵成に払拭するかのような印象さえ与えるほどです。

 五時過ぎの居間の、起きればすぐに点火する何時ものファンヒーターの室内温度は15℃。まだ夕べの名残をそのまま引き継いで、必ず一桁の数字だった今迄の数字がまるで虚偽だったかのような温かさです。

 昨日、如月最後の日の朝は快晴。午前6時半の夜明け前の空は”麗しい空”が現出。

思わずカメラを持ち出しましたよ

触発されて

朝のウオーキングには久し振りにを肩に5000歩を

      

美しい空に覆われて始まる一日~

ハウスやカーブミラーで遊ぶ

散歩道にはこんな檻が三か所に設置されているんです。ときどき鹿やイノシシが・・。

農業者ではない者には、複雑な心境ですが・・。仕方ないですよね。

今日は空っぽで、残念!なのか、ホットひと息なのか・・。

檻の周りにはいっぱい足跡が・・

日が昇る

03/01 06:34 まんぼ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする