何時か解き放たれる
我ら霊長目Homo sapiensは
唯一の考える葦であるが故に
幾種類もの制約に縛られて生きる動物なのだ
幾通りもの障害や
大小区区の数多のhurdleの設置は
必定のもので
それはホモサピエンスを与えられた掟でもある
思い通りに動かない一つ一つは
そういう天命に記載された
それぞれの項目に違いない
思うが儘の振舞いなど
最初から最後まで
何一つとして認可されていない存在なのだ
けれど
其処にこそ哀楽が生まれ
その為にこそ
忿怒や歓喜や驚愕やの感情の贈り物が届き
自由というものの概念はその渦中で誕生する
そうなのだ
詰まる所僕らの一生は
物質と精神から何時か解き放たれようとする
freedomを得る旅でもある
考えてもみたまえ!!
君は意図して此処に来たのか?
君は己の意思で去れると思うのか?
自分を中心に回る時間など
ほんの一秒もない
何故なら
僕等は其処に置かれた
たったひとつの奇跡だからだ
03/20 06:50 万甫