ほんの片隅にしか
仲間を呼ぶ獣たちの遠吠えのように
恐らくは、僕も
動物が持つ固有の本能のように
仲間を求めて雄叫びを挙げる
-けれど・・
-哀しいことに
-世界は余りにも広くて
-僕の絶叫は
-ほんの片隅にしか
-届かない
-届けられない
そうだとは解っていても
僕は何時だって
虚しい喚きのように
言葉達の滴や束を礫にして
その一刻の抱合の歓喜の為に
何処までも咆哮を続けるのだ、僕は
03/23 06:36 万甫
ほんの片隅にしか
仲間を呼ぶ獣たちの遠吠えのように
恐らくは、僕も
動物が持つ固有の本能のように
仲間を求めて雄叫びを挙げる
-けれど・・
-哀しいことに
-世界は余りにも広くて
-僕の絶叫は
-ほんの片隅にしか
-届かない
-届けられない
そうだとは解っていても
僕は何時だって
虚しい喚きのように
言葉達の滴や束を礫にして
その一刻の抱合の歓喜の為に
何処までも咆哮を続けるのだ、僕は
03/23 06:36 万甫
cosmosは夢現を
僕が此処を歩いていることを
僕以外には誰も知らない
僕は孤の身分で
宏大な恣意の果て無さを独り占めする
其処にさまざまの
僕とその仲間たちが居て
孤を纏っていても
僕は決して孤独ではない
一人で往来する旅の途次には
縁のitoが縦横に張り巡らされ
由縁の糸と契りの糸と
無尽に重なり合って
一幅の曼陀羅を織り成し
己が命の後背を飾る
僕が此処に居ることは
世界中の誰も知らないけれど
其処に僕のcosmosの夢現を呈して
存在を許され
僕の芳醇と潤沢の日々のmanimaを
支える
03/23 06:18