降って来るもの

写真と散文とぽえむ

還俗

2020-05-18 21:11:14 | 詩21

       還俗

 

KOTOBA山脈に紛れて

ポツンと一人で居ると

林立する樹木の精たちが

根っこや幹や枝や葉から放出する

滋味や波動や芳香やエキスやで

いつしか

空っぽだった胸のlivingが

優しく埋められてゆく

 

幼気な有り様に染まって動けないでいると

ただ無間の呪いが空間を席捲してくると

僕は素っ裸を晒して

此のmidoriの胎内に戻るのだ

 

生きるのに不可欠は脈搏

生きてゆくのに不可欠は

inochiを起動させるそれぞれの

 秘密のスイッチ

 

非現実の玉響を放浪し

是非もなく

僕は現実の浮沈の淵に還俗する

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五月の鮮夕part⑥その①

2020-05-18 15:19:30 | 風景

こんにちは!

予報に違わず昼過ぎて小雨が・・。

 皐月のMayの五月の鮮やかな!!シリーズも今日が⑥篇目。鮮やかに晴れた日の夕暮れ時、どうしても水を張った田圃に、早苗が植わった田面に映る夕陽を撮りたくて5時前にカメラ袈裟懸けにpromenadeへ

 夏至に向かって、夜は少しずつ短く昼はドンドン長くなって、予想よりその風景を撮るのに時間が要り様になりました。

田圃の畔には詰草の群生が。

白も赤も

5時前。太陽はまだ高い。

あかね色に染まるまで・・

黄昏の光で、いい鈴蘭が!!

自分でもいいな~と・・

まだOrangeには少し時間が

ならばと、可愛いモミジの種コプターを

   

      

もうっ少し・・、part➁へ

続きは明日?かな・・        05/18 15:37 まんぼ

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Curriculum「真夜」

2020-05-18 05:26:06 | 詩21

          Curriculum「真夜」

 

午前三時 開始のbell

闇の螺旋を上り

教室の扉を開ける

 

たった一人の 受講生一人の

「真夜」の講義が始まる

 

生徒は 唯 耳を欹て

神経を研ぎ澄まし

血肉を屹立させ

sijimaの深みを分け入って

己自身の体内から

得体の知れぬ 獲物を追い出すのだ

 

inochiの全ては

此の漆黒で生まれる

そうして 糧は 此処にしか無く

必要の鞭に追われ

僕は 足繁く

カリキュラム真夜の 授業に通い

真摯な受講生として

無の必然と相対する

 

僕の無のumiから

必然の有を産み出すために・・

 

※詩21を書き出す。広大無辺の無の深奥から、どんな僕の有が取り出せるのか?自身でもその可能性に心胆を揺らせながら・・。

     2020 05/18 05:47 万甫

 

 

おはよ 今日の予報は午後から

案の定東の空には筋雲がでましたよ。

でも外交に出たりする午前中は大丈夫そうで、先ずは無難な週の幕開けでしょうか

 玄関前のフェンスに添わせようと去年の秋に植えた薔薇が咲きだしましたたくさんの蕾を付けて、それだけでukiuki気分にさせてくれます。この先も、この季節に成ったらたびたび登場させると思うのでよろしくお見知りおきを

 始め良ければ・・と云いますから、否あれは終わりよければ・・でしたか?何れにしても気持ちよく歩きだせば、きっと和やかな風景に出合えるものです。アナタもボクもそんな週でありますように

05/18 06:16 まんぼ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする