降って来るもの

写真と散文とぽえむ

ANATAeⅡ

2019-05-12 22:17:35 | 詩17

                  ANATAeⅡ「手紙のように」


blogに籠めた僕の伝言を

手紙のように

読んでくれているanataに

”だろう・・”と慮るしか方法は無いけど

この言葉たちが

縁の使者になって意味を伝え

一通の手紙のように

anataの手許に残されてゆくことを・・


anata宛てに送り出した僕の詩「聴心記」は

無事にanataの深奥に届いていますか?


元気で日日を送迎していますか?

季節は何かしらの勘違いのように

取り留めない日常を

まるでカーテンの開け閉めのように

提示していますが

ただ受け入れるしかない我らの切なさを

刻々と体感しながら

bokuは何とか健気に

日常の茶飯事を遣り繰りしています


気休めの手掛かりにも恵まれないanataを想って

bokuのココロは時折に

そっとanataの居所を訪ねたりしています


ANATAeの手紙は

こんな風に?ばかリの内容の羅列になってしまいそうですが

兎にも角にも

如何か健やかに暮らして下さい

哀楽の大方を

ありふれた感情の移ろいとして受け入れていって下さい


生まれた瞬間から

誰でも人間は

残余の時間を生きる存在です

そうして僕らは

その残された時間が

随分と少なくなっているのを

自覚して生きねばなりません


bokuはanataとの縁が

時の間に間に派生する

様様な種類の数多の空洞を埋めるに足る

ひとつの確かな手掛かりなのだと信じています


anataが其処に居ること

そのことが

bokuの人生の貴重な支柱の一本なのです

恙なく

其処に居て下さい!


asatanに突然

手紙を書きたくなって

このようにanata宛てに

PCのkeyを叩いています・・

       R1 05/12 22:45 まんぼ

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つゆ~息づくinochi ~

2019-05-12 06:30:02 | 水玉

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪!!

令和元年5月12日,Sunday,12.5℃,快晴無風,まるで昨日のreplayのような早朝50:40デス

日の出の時刻

今日も皐月上旬らしからぬ暑さに

黄色い木香薔薇も季節に遅れじ!とばかり一気に花を開かせる

     

あしなが叔父さんの足も更に伸びる

隣家の二階の窓を燃え上がらすように・・

 そこで今朝は細やかに”一計を案じ”、撮り置きの水玉たちに登場してもらって、この記事を読んでくれているブロ友さんに細やかな”涼感”のと思い立った次第のブログUP

   

この瑞々しさで乾燥気味のココロとカラダに潤いを!!

   

      

      

飽きない愛しさ

      

2019-令和元年-05/12 06:30 万甫


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書斎

2019-05-11 05:31:18 | 随想

        ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

R1 5/11 05:30 五月の明るさが充満するasaです。気温は低めですが、それが心身を引き締めてスタートの爽快感を増してくれます。

05:05 美空

太陽が昇ってくる美しい道

北の空

西の空

これ以上ないフレームに囲まれた朝の風景

夕べ、風呂上がりの火照りを冷ましに外に出て見ると(22時を回っていたでしょうか?)西の空に今にも沈みそうな三日月が。急いでカメラを取りに戻ってズームで撮ろうとしましたが、カメラの調子が悪くてそれが叶わず。

で、何気なく

何時もここに籠もって書いたり、PCを操作したりする、蛍光灯の明かりに映し出された近頃の僕の書斎を


                       「書斎」


「書斎」・・何と心を誘引する漢字だろう

「ショサイ」・・何と魅惑的な言葉の響きだろう

「しょさい」・・(個人の家で)読書・研究・執筆をするための部屋。新明解国語辞典にそう書いてある。

 高校一年生の春、十六歳の決断によって文芸部に入部。そこで書くことの楽しさに触れ、書けることが孤独の深みをどれ程軽減してくれるかを知り、静謐や、孤塁や、隔世感こそがその為に必須の要素なのだと学ぶ。その穿った思い込みが芽生え育った真っ唯中の青春時代だった。

 僕はその頃から憧れを抱いて、”書斎!”この単語を後生大事に温め続けてきたのだ。そんな儚い青春の終焉を告げるように結婚。子育てと普通の生活の維持の獲得の必然性に追われて、そんな夢は欠片もなく吹き飛ぶ。青壮年の時代は、そのように生き抜くことに専念して瞬く間に過ぎたのだ。

 けれども、そんな日常の中でたった一度チャンスがあった。昭和が終わりを告げようとする時期に、清水の舞台から真っ逆さまに飛び降りる覚悟で、それまでのアパート暮らしに終止符を打った。3000万の借金をして家を建てたのだ。その設計図に頑として譲らず「書斎」を主張し我儘を押し切って二帖ばかりのその空間を獲得した。

 広さはともかく長年の夢が実際に現実のものになった。だがそれは”砂上の楼閣”のように脆くも崩れ去り、僕の夢の空間は束の間に”クローゼット”に変貌してしまった。三人目の子供を授かり様々な責任が増えてくると、書斎に籠って書き物をする暇も余裕も、何よりそのような気分とは無縁になってしまったのだ。

 それから子供の成長に合わせて人生の後半を必死で歩き続けた。やがて三人の子供たちがそれぞれに自立し、伴侶に巡り会い、七人の孫に恵まれる。そんな道程の途中で、去年から息子夫婦と孫二人と義母と同居することになった。

 七人の生活の場として人生二度目の新築の家を建てることになり、再びその設計図を前に僕の「書斎」の必要性を主張したのだ。十帖の和室を!!と懇願したが、仏間と押し入れ付きの八畳の和室で妥協する。それでも僕にとってはほんとうの意味で”syosai”として使える空間を手に入れたことは何よりの慶事になった。

 僕のブログは此処で作成される。僕の言葉たちは此処から発信されて四方に飛び立ってゆくのだ。何十年も掛かって成就した「書斎」のこの一画が、恐らくは僕のココロの終の棲家になるだろうと、急に思い立って夜と朝のその居所にlensを向けながら、改めて古希に近付きつつある来し方の長さと意味を感慨を持って振り返っている。

                           R1 05/11 06:45 まんぼ



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Storyは

2019-05-10 13:24:16 | 詩17

           Storyは


長く続く道連れになるのか?

 それとも

束の間の短い逢瀬なのか?

 それが

濃厚な旅路の始まりなのか?

 それとも

淡白な唯の行き擦りに終わるのか?

様様の憶測を産み出しながら

 とにかく

Homo sapienとでもmonoとでも

 物語は

どんな長編でも

 或いは

呆気ないほどのshort-storyだとしても

 最初の一行は

ほんの僅かなプロローグから

満帆の薫風を孕んで始まる


僕は風になるのか?

僕は方向舵になるのか?

貴方は太陽になるのか?

貴方は稲妻になるのか?

 何れにしても

storyの前書きには

夢中の要素が

此れでもか!とばかりに詰まっているものなのだ

               R1 05/10 13:41 万甫

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KOKUKOKUと

2019-05-10 05:53:41 | 自然

 

    おはよ!!

 いつものように5時過ぎに目覚める。リビングに出るとカーテンを擦り抜けて最早asaの明るさが部屋中を満たす。夜明け前のブル~こそ撮れなかったが、それでも十二分に絵になる日の出直前の自然の有りの儘の姿を捉える。

 カメラを持って家の周りを物色。咲いてくる花、咲き誇る花、周回の間にもtokiはKOKUKOKUと刻まれ、風景は刻々と姿を変える。この世界の中では、留まるものはないのだと改めて思う。大切にKOKUKOKUを愛おしんでゆかねば!!と。

05:21

    

        

            

         

            

ブロ友の皆さんの周りにも、素敵なKOKUKOKUが流れますように  05/10 06:10 まんぼ


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見分ⅩⅢ

2019-05-09 06:04:37 | 詩17

       

                          見分ⅩⅢ「蜘蛛と蟻と」


自分で詳細な規則や手順を作成してしまうと

箇条書きの規律を増やしてしまうと

やがて

その包囲網で身動きが取れなくなる


蜘蛛の巣のように、或いは、蟻地獄のように

もしくは

底なし沼の慄きのように

踠けば踠くほどに奈落へと堕ちてゆくのだ


強靭な意識の骨を持ち合わせないものには

その強かな骨格を創り出せなかったものには

優柔不断の曖昧さこそ

似合いの団欒になるかも知れぬ


その小心者が

地獄の様相などに遭遇すれば

一溜りもなく消滅する

TOKIの餌食の藻屑になる


生きるとは有無の二者択一のようなものだが

中庸の空洞に身を寄せ合って

細々とinochiの灯りを点す有象無象の

抱腹絶倒の悲喜交交こそ

実のところのポエムになる


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ANATAeⅠ

2019-05-09 03:57:26 | 詩17

       

                                     ANATAeⅠ「せぴあni」


会えなかったり話さなかったり

書かなかったり思わなかったり

 でいると

僕の日常の風景から

 やっぱり

anataは少しずつ遠ざかってゆく


頻度や濃度や鮮度や

脳裏の姿と形が

sepiaに変色してゆくと

 否応なく、致し方なく

anataはだんだん離れてゆく


-賢者は、先達は、Buddhaは

-会者定離の理を諭して

-得心の態で淋しさを説くけれど・・


僕のenisiの糸が

 そのように

まるで薄皮を剥ぐように

細く短く脆く薄く儚く切なく

 いつの間にか

滅びてゆくのは、喪ってゆくのは

想いにさえ顕たなくなるのは

-自分のinochiの有り様が

-限りなく希薄になってゆくようで

-自分のkokoroの部品が

-知らぬ間に壊れてゆくようで


耐え難い寂寥の渦巻きが

救いがたい悲嘆の雷鳴が

 其処に発生すると

病巣のように

anataの鮮明を奪ってゆくのだ

腫瘍のように

bokuの鼓動の壁を穿ってゆくのだ

 

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箴言⑼

2019-05-08 14:03:29 | 詩17

         箴言⑼「分担と分量」


それぞれのinochiには

 きっと

おのおのの分担が定められていて

否応なく

幸福か不幸か、大量か少量か

濃厚か希薄か、苦悩か喝采か

 何れにしても

その分量を熟し終えたTOKIに

 きっと

誰にでも平等に

inichiとの別離の瞬間は来る


どんな方策で、どんな手順で

どんな思惟で、どんな意志で

遂行のための道筋は

唯一自由奔放に各自に任され

 さまざまな

複雑怪奇と運不運と喜怒哀楽と

あらゆる試行錯誤に満ちているけれど

 誰にも

periodは必ず有る


それゆえ

何時でも己の分際の限界を知り

 最上の意志と覚悟で

明日という混沌の迷路を

未来という狭路を

 疾走するしか

Homo sapiensに生きるrootはないのだ

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見事に

2019-05-08 06:08:53 | 自然

      ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

令和元年 5月8日 水曜日 午前5時50分 気温4℃ 見事な

良いことがいっぱい詰まっていそうな、凛として爽快、颯として晴れ晴れな、見事な朝デス

植えてから10数年たって”黄色い木香薔薇”が咲きましたよ

SHに置いていましたが、無知と情熱の欠如と、日当たりの悪さと栄養不足と、あらゆる環境の悪さ故に意志を持った者のように、頑なに開花を拒否していたこの木が、FHへの転居のトキに半分諦めながら帯同し、折角だからとPCで育成方法や開花に導く手段を学んで地植えしたところ、ひと冬を経てたくさんの花の蕾を付けているのを発見

それから何週間か、その蕾が膨らんで花開くのを毎朝の日課のように観察。

そうして元号が変わり、令和という新しい時代に入ってluckysevenの昨日、見事に開花3輪

僕には、一本のブログを書くに足る見事な出来事になりましたよ

       

嬉しい!!

やっぱり、どんなものにも愛情が肥やしなんだと、この歳になって恥ずかしながら改めての感慨でした

喜ぶ僕を見ながら”蔓桔梗”が静かに合鎚を打つ幸せな朝のひとときでした。

此の水玉たちのように、晴れ晴れと、爽快で、見事な

                            05/08 06:30 まんぼ

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つゆ~沈黙の絶景~

2019-05-07 05:32:10 | 水玉

   おはよ!!

気温9℃。少し肌寒い連休明けの05/07火曜日の朝、5時半を回ったところです。

予報は快晴になる!!と。

外に出て東の空を眺めると太陽が出てくる真上の空の雲は茜色に染まって、予報を裏書きするように輝いています

昨日の朝、散歩に出て朝露たちの”刹那の絶景”を見つけてカメラを取りに引き返し、刻々と変化するその風景のごく一部を納めてきました

    

        

      

まあ、何でもないヒトには何でもない朝露の水玉ですが・・

    

        

   僕には当に自然界の「絶景」

黒真珠のような・・

良い一日を                                                                                          05/07 05:50 万甫

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